大遠足
元気 陽気 天気 気色
・・・ すべて 「 き 」 と読みます。
色気 吐き気 寒気 食い気
・・・ 同じ気なのに 「 け 」 と読みます。
そして 「 け 」 のニュアンスは ・・・ 中国にありません。
平安時代 やまと言葉の 「 け 」 は
昔は 中に米を書き ・・・ 「 氣 」
ご飯を炊いて ゆらゆら立上る湯気
実体がつかめない 正体がはっきりしないもののこと。
中国では
「 気色 」 「 色気 」 ・・・ 顔色が良いという意味
ところが
日本では
「 気色 」 ・・・ よい意味ではなく 「 気色が悪い 」
「 色気 」 ・・・ 「 セクシー 」
「 き 」 を 「 け 」 と読むときは
気が低下していて ・・・
・・・ ちょっと病的
・・・ ちょっと怪しげ
・・・ 不思議な気を表すときが多いようですね。