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超犀門的日常身辺雑事控

from Musashino
since December 8, 2009

その後の『ツバキ文具店』

2017-07-05 | 読書
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文芸誌『小説幻冬』の5月号を近隣の図書館にて借りる。


表紙を飾るのはくまモン。

巻頭のグラビアにもくまモン。

何しろ昨年の熊本地震からの復興に一役も二役も買ってるからね。

生みの親の小山薫堂氏のメッセージにチト涙が出た。




…って、今回のテーマはくまモンではないのだ。




そう、今年の本屋大賞にノミネートされながらも大賞を逃した作品『ツバキ文具店』(小川糸 幻冬社)の続編がこの号から連載されているのだ。



こんな具合にね。

本編を読んでない人には全く???であろうが、この作品は文句なしの★★★★★。

続編も読み逃す訳にはいかないじゃないか。




そう…



…NHKでドラマ化もされたのだ。

普段はドラマなど殆ど観ないのだが、これ(と、後日アップする『みをつくし料理帖』)は別。

全8回で終わってしまい多少の物足りなさもあったけど、原作の良さがきちんと出ていた良質のドラマだった。




あぁ、パソコンやスマホばかりいじっていてはいけないな。

たまには拘りの万年筆を手にとって、あの人に手紙でも書くか…。

本の雑誌 厄よけ展

2017-06-24 | 読書
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約2ヶ月の開催期間が終わろうとしてるギリギリのタイミングで『本の雑誌 厄よけ展』へ行って来た。

あっ、そもそも『本の雑誌』なんて知らねーぞ、と仰る方々の為に某サイトから紹介文を引用すると…


『本の雑誌』とは、当時は無名だった椎名誠、目黒考二によって1976年4月にミニコミ雑誌として創刊され、エンタメ中心の書評、活字にまつわるユニークな特集、読者の自主的参加や匿名座談会、独特の連載陣の発掘などで、人気を博す月刊誌である。


…なのである。

まぁ、興味のない人には全く????だろうが、椎名誠好きであった犀門も80年代後半から愛読している書評誌なのである。

その『本の雑誌』が創刊から42年を迎えるに当たって、「ここらで厄でも落としておくかっ」などと息巻いて、創刊人である目黒考二や、後に表紙や挿絵を担当する沢野ひとしに所縁のある町田で展示会を開催する運びとなったのですね。





こちらがフライヤー。


沢野画伯の不思議絵が健在。




久しぶりの町田駅には電車を4本も乗り継いで降り立った。

駅の周辺がヤケにガチャガチャしてて、歩く足も当然のように速くなる。

途中、宮田珠己さんが「迷い込んでしまった」と呟いていた『町田仲見世商店街』を抜ける。

ここには目黒さんお勧めのカレー店『あさの』があると『本の雑誌社』の炎の営業部長(杉江さん)に聞いていたのだが見つからず残念。




そして更に歩を進めると…






やがて『町田市民文学館 ことばらんど』に到着。





入口のポスターもしっかり押さえておく。





階段の踊り場にも画伯の怪しいイラストが。

はいはい、読んでますよ、本w。




展示品は(大英自然史博物館展と違って)写真撮影禁止。

なので、じっくりと(2周)見て回った。

ここに細かな感想を書いても「へぇ」で終わってしまうのは明快なので割愛。

いずれにしても椎名誠ファンであり、『本の雑誌』の愛読者として大変心に染み渡った展示の数々だったのだ。

はい、今後も読み続けますよ、『本の雑誌』❗️。

艱難辛苦

2017-02-09 | 読書
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以前からずっと気になっていた本を遂に手に取ったのは先週のこと。



2009年に文庫で第1巻が発行された 高田郁『みをつくし料理帖』シリーズだ。

Wikiによると…

《江戸に出てきた大坂出身の料理人・澪が、味の好みや水の違いに苦心しつつも徐々に道を切り拓き、料理を通じて人を幸せにしていく姿を描く》とある。

小さい頃から幾つもの苦労を乗り越え、料理に一身に身を尽くす…これがとても良いのである。

昨夜は布団の中で第2巻を読みながら不覚にも枕を濡らしてしまった。

あぁ、早く先が読みたい…。


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この本を原作にNHKがドラマ化すると知ったのは今朝。

Twitter仲間が知らせてくれた。

「本によばれましたね」って。

うん、まったく凄いタイミングだ。

(調べてみたら2012年にもドラマ化されてるじゃないか!)

5月13日の初回放送を楽しみにしつつ、ズンズン本を読んでおこう。

「いよっ、下がり眉!」

土曜時代ドラマ みをつくし料理帖

240/1359

2017-01-05 | 読書
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2017年。

新しい年となったので、読書メーターも一区切り。

これを機会に、チト振り返っておく。




このサイトで読書データを管理し始めたのは2010年。

そて、7年を経過して1359冊に到達。

よくもまぁ途中で挫折せずここまで積み上げてきましたわ。




因みに2016年の1年間に240冊を読破してる。

月間量としては最多かも。




読んでる本の内訳は、約8割が時代小説。

残りの2割で追いかけてる作家はとても貴重な存在。




軽度の活字中毒者は、これからもこの調子で読み進めるのだ。




読書習慣

2016-11-01 | 読書
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久し振りのエントリーとなりました。




読書週間真っ只中ですな。

そもそもは…

「本を読むことを積極的に推奨する」期間のこと。

…とか。

積極的に推奨…。

ふむ。

誰が推奨してるんですか?。

推奨しないと読まないんですか?。

そんなことではいけませんなぁ。





犀門の場合、読者は『習慣』。

空いた時間には、常に何かしら読んでる。

月間で20冊前後。

老化する一方の脳への刺激に最適です。





先月最後の1冊は…



垣根涼介『室町無頼』(新潮社)

背景が苦手な室町時代なので、520頁を読み切るのに1週間も掛かってしまった。

やれやれ。