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超犀門的日常身辺雑事控

from Musashino
since December 8, 2009

205冊

2013-12-31 | お気に入り
1年の終わりなので、読書メーターのデータをまとめてみた。

今年も良いペースで沢山の本を読んだものだ。

その数、205冊。

恐らく半数近くが時代小説じゃないかな。

その中でも一番大きな収穫となったのは「小杉健治」作品との出会い。

夏の暑い盛り、汗をかきかき近隣の図書館に出向き、新刊棚にそっと置かれているのを見つけた「風烈廻り与力青柳剣一郎」シリーズ。

この文庫書き下ろしが、小杉作品との鮮烈な出会いだった。

まさに時代小説好きのハートを射止めた!と言っても過言でない。

以降、新刊本の合間に次々とシリーズ物を読み進んだ。

★風烈廻り与力青柳剣一郎
#1~25
冒頭写真は#1の「札差殺し」

★新九郎外道剣
#1~9(完結)

★三人佐平次捕物帖
#1~20(完結)

★栄次郎江戸暦
#1~11

★般若同心と変化小僧
#1~8

★独り身同心
#1~4

★深川仲町よろず事件帖
#1

★質屋藤十郎隠御用
#1~2

★その他、単発物を数冊

読書メーターによると、合計で83冊を読破しているw。

つまり、約4割は小杉作品って計算だw。

滅多に使わない表現だけど、まさに「ハマってしまった」感じだね。

既存のシリーズは次々に出てるし、他にも新しいシリーズが出ているようなので、来年も小杉健治から目が放せない!。


☆今年の投稿もこれが最後。皆様、良いお年をお迎え下さい。

さらば名物酒場

2013-12-28 | 独り言
本日12月28日をもって神田の升亀本店が閉店したのだね。

この味のあるメニューも、一度も目にする事がなかった。


是非とも名物の「イカ天」……


「ゲソ天」…


…を食べてみたかったのに…。

ひたすら残念。


店頭だって実に趣があるじゃないか。

あぁ。

支店が新橋と品川にあるらしいけど、どうなんだろ?。

イカ天、ゲソ天が提供されてるなら、何としても行かねば。

ネット記事はこちら。

気になる人 Pt. 4『久住昌之』

2013-12-20 | 気になる人
毎度頼りにしてる書評誌「本の雑誌」の1月号をパラパラしていたある日の午後。

おぉ、〈 本の雑誌が選ぶ2013年度ベスト10 〉が掲載されてるじゃないか。

どれどれ。

転載すると浜本さんや炎さんや浜田さんに怒られるかなw?。

まぁ、いいや。

えい!。

①なぎさ…山本文緒
②古本の時間…内堀弘
③ボールピープル…近藤篤
④春梁山脈…乙川優三郎
⑤島はぼくらと…辻村深月
⑥バーナード嬢曰く…施川ユウキ
⑦名もなき人たちのテーブル…M.オンダーチェ
⑧野武士、西へ 二年間の散歩…久住昌之
⑨地元菓子…若菜晃子
⑩地上の記憶…白山宣之

なるほどね、こうきましたか。

そして、発見してしまった事実。

「この10冊、どれも読んでない!」

…おかしいな。

これまでだと、少なくとも2~3冊は読んでいたのに…。

ひたすら無念。

あっ、④は評判を耳にしていたので読み始めたけど、どうにも苦手な部類の文体と内容だったので50頁も読まずに挫折したのだった。

書評を更に読むと、⑧にランクされてる「野武士、西へ 2年間の散歩」が何とも面白そうだ。

著者は、あの「孤独のグルメ」の原作者、久住昌之ではないか!。

漫画は読んでないけど、テレビ放映された実写版は大好きで、本人も最後に登場して、そのユニークなキャラを見せてくれていた。

その久住氏が小説を書いていたなんて全く知らなかったもんだから、「これは読まないとイカン!」と思った次第。

早速、書店に走った私…ではなく…

先に謝っておこう。

著者や出版社には誠に失礼であるが、何しろどんな文章を書く人なのか全く判らないので、取り敢えず地元の図書館にリクエストしました。ごめんなさい。

この本は図書館でも人気があるようで、15人ほど順番待ちをしなければならない状態。

こればかりは仕方ない。

待ちましょう、手元に届くのを。

しかし、手ぶらで帰るのもムズムズするので、他の作品をチェックしてみたところ、何とも軽妙なタイトルの本を棚に発見。

それが、これだ。

小説中華そば「江ぐち」 アクマとタクヤのラーメン屋

迷わず借りて、家に帰り着き早速読み始めると、これが実に面白い。

著者の実家があり、青春時代を過ごした町・三鷹の駅近くにある古くからのラーメン屋の話なのだが、「たった一軒のラーメン屋についてこれほどまでに書くか?!」って位に好き勝手に面白可笑しく掘り下げで書いてある。

店の内装・雰囲気、人気メニュー、店主の謎、個性的な3人のラーメン職人・アクマ・タクヤ・オニガワラ、著者を取り巻く仲間とのアレコレ、そして町との繋がり…。

実に楽しく、あっという間に読み終えてしまった。

はい、そして、ここのラーメンが無性に食べたくなりました。

チャーシューワンタン麺大盛、とかw。

三鷹は近隣だし馴染みもある町なので、この週末にでも行ってみよう!!と逸る気持ちを抑えてネットで店をチェックしてみると…

本の発売から12年の間に以下のような変遷があったことを知る。

①駅周辺の開発に伴い、新しく建てられたビルの地下1階に移転。

②店主死去に伴い閉店。

③古くからのファンの熱い要望により、常連でもあった隣の店の定食屋の息子が店を譲り受け、名前を「中華そば・みたか」に変えて同じ場所で営業再開。

つまり、微妙な味の違いはあるだろうが、昔と同じレシピで今でも作られており、相変わらず人気店として繁盛していると言うのだ。

ラーメンは嫌いじゃないからね、近々に食べに行くしかないじゃないか!。

おっと、話が久住さんからラーメンに逸れてしまった。

久住さん、音楽家活動もしているのだね。
こっちは、いいやw。

おっ、Twitterもやられてる。

あっ、「野武士、西へ…」がジワジワ売れてると嬉しげに呟いてるw。

迷わずにフォロー完了w。

実写版「孤独のグルメ」も、またそのうちに新しいシーズンが始まるだろうし、これを機会に久住さんの本(他にも面白そうなのがあるので)を色々読んでみよう。

はい、図書館で借りるのではなく、ちゃんと書店で購入してね。

飲んだビールが…

2013-12-07 | お気に入り
シーナさん無責任編集による新雑誌「飲んだビールが5万本!」(とつげき!シーナワールド !!No. 1秋冬号)が届いた。

ムフッ。

サイン本である。

ワニ目のサーノ画伯風のイラストが何とも言えない。

ついでにこんなのも

かんぱーい!

背面

お勘定!っと来たw。

むふっ。

手元の J.ディーヴァー「ポーカーレッスン」の合間にニタニタしながら読もう。

データ:
発行 椎名誠 旅する文学館
発売 本の雑誌社
定価 1400円+税
ISBN 978-4-86011-249-3