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超犀門的日常身辺雑事控

from Musashino
since December 8, 2009

遂にヤマセミと…

2019-05-21 | イベント
井の頭線に揺られ、降り立ったのは
 
井の頭公園駅。
前回、降りた時もこんなに綺麗だったか?。
もう35年前の記憶と混同しているw
 
東側の公園入口だね。
 
池の南岸をテクテク歩いて狛江橋。
出番を待つスワンボートが浮かぶ井の頭池。
 
振り返れば井の頭自然文化園の水生園の入口。
ここが本日最後の目的地でして、お目当ては『ヤマセミ』。
そう、Twitterにここのヤマセミが飼育員から餌をもらうシーンが動画で挙げられていたのを発見し、「おー、井の頭公園にヤマセミがいるんだ❗️」と大変喜んだ私。
はい、好きなのです『ヤマセミ』。
カワセミも美しいけど、『ヤマセミ』もなかなか素敵なのです。
あっ、アカショウビンも好み!w
 
で、渋谷からの帰り道だったし、丁度良い機会だったので来た訳です。
 
取り敢えずは他の動物には目もくれず、水生物館を目指します。
 
そして
 
ここがヤマセミのいる水槽だ。
水の中には小魚が泳ぎ、水面にはカイツブリ。
時々、潜って小魚を捕獲してる。
 
で、肝心なヤマセミの姿が見えないのだが
 
すると、きっと何度も見に来てるであろう若者が「水槽の上の電気の配管辺りにいるんですよ、殆どそこにいて、なかなか降りて来ませんよ」って。
 
視線を上に向けると
おー、本当だ、いたいた。
これが初めての生ヤマセミとの対峙。
ちょっと感動的ですらある。
 
このヤマセミ、奥多摩の方で捕獲されてここに運ばれたらしい。
こんな狭い水槽じゃ可哀想だけど、これも仕方なし。
せいぜい来園者を楽しませて欲しいものだ。
 
それにしても本当に降りてこないな。
これでは全く来た甲斐がないじゃないか!。
水面のカイツブリを見ていても大して面白くないし。
 
って事で、10分程で根を上げて他の生物を一回りして見てくる事に。
 
って、わざわざ写真に収めるようなのはいませんでしたね。
唯一、目に留まったのは
 
このトウキョウダルマガエル。
 
それとニッコウイワナ。
これくらい。
トホホ感満載の展示です。
 
で、あっという間にまたカイツブリの水槽に戻ってきた。
5分ほど見ていたが、ヤマセミが降りてくる気配はない。
うーむ、残念。
 
しかし、ここで簡単には諦めないのです。
時間はまたまだあることだし、幸いにもすぐ後ろにベンチがあるじゃないか。
ベンチに座って降りてくるのをじっくり待てば良いのだ。
 
で、持ってきた文庫本を開いたり、iPhoneであれこれチェックをしたり。
 
で、その瞬間は急に訪れた。
ふと水槽を見上げた時に、何やら黒い物体が上からバサバサ降りてきたのだ。
おー、間違いない、ヤマセミだ!。
 
速攻でベンチを離れ、かぶりつくようにその姿を目で捉えた。
 
そして、抜かることなく写真を1枚。
うむ、角度が悪いな、場所を変えねば。
 
これでどうだ⁉︎
見事に美しい姿を捉えたじゃないか!!。
 
餌の金魚を咥える瞬間も。
 
バタバタと振り回して気絶させてるのだろうか。
こんな行動を繰り返し、合計5匹の金魚を飲み込んだ。
 
食事が終わって満足げな様子。
 
いやぁ、ただ見られただけじゃなく、食事の様子まで見られるとは!。
あっ、抜かりなく動画にもとってあるので、それは YouTubeチャンネルでご視聴あれ!。
 
いやいや、初めてのヤマセミとの邂逅、感動的でありました。
 
さーて、帰ろう。
 
帰りがけに檻を幾つか覗くと
ゴイサギがいた。
 
アオサギもいた。
 
最後に七井橋から池を臨む。
スワンボートが大活躍だ。
 
いせやの焼鳥の煙と臭いを横目に吉祥寺駅に急いだのでした。
 
はい、これにてこの日のレポート終わり!。
 
 
 

『北斎 富士への道』展

2019-05-14 | イベント
要町駅から再び地下鉄に乗り明治神宮前駅で下車。
外国人がワサワサ行き交う表参道を原宿方面へ少し歩き、途中を右へ。
 
目指したのは『太田記念美術館』。
 
住宅街の中に堂々とした建物がありました。
考えてみたら初訪問。
浮世絵専門の美術館なので、そんなにチャンスはないからね。
 
パンフレットはこちら。
 
チケットも記念に。
 
さて、北斎熱が冷めやらぬタイミング(実は1849年に北斎が亡くなって170年の節目の年であったらしい)で訪れた訳ですが、傑作『富嶽三十六景』や『富嶽百景』など、【富士山】に特化した作品がズラーッと200点余り展示されており、こりゃまた圧巻。
あの『神奈川沖浪裏』も展示されていました。
溜め息ものです。
飛び交う言葉も英語やらフランス語やら、沢山の外国人も興味深げに作品に見入っていましたね。
19世紀の後半にヨーロッパを中心に巻き起こった『ジャポニズム』ブーム。
以来、ゴッホやモネも影響を受けて作品を残しており、今でも北斎が人気なのですな。
 
いやぁ、北斎シリーズの第3弾、大満足でした。
 
 
 
 
【蛇足】
表参道から明治通りを渋谷に向かって歩き、以前の職場跡を眺めつつ感傷に浸りました。
当時の面影は皆無、すっかり雰囲気が変わっておりました。
 
 
宮下公園も大々的な工事の真っ最中。
いやはや、どうなってしまうのやら。
35年前位の姿を知ってるだけに、心境複雑なり
 
 
 
 
さて、次は井の頭線に乗りますよ。
 
 
 
 
【オマケ】
 
太田記念美術館の一階にある和雑貨の店で購入。
今年の夏に重宝するかな。

『熊谷守一美術館 34周年展』

2019-05-13 | イベント
5月10日。
今日はあちこち動きますよ。
 
まず向かったのは
 数年ぶりの有楽町線要町駅。
 
 
 目指すは『熊谷守一美術館』。
 
 
強い陽射しの中を7分ほど歩くと建物が見えてきた。
 
 
 そして、毎回カメラを向けてしまう壁を這うアリたち。
 
 
 
 
34周年展の看板もおさえる。
 
 
モリさん、ひっそりと座ってます。
 
今回は開館34周年を記念しての展示会。
目玉展示がある訳ではありませんが、大好きな熊谷作品に接する機会もそうはないので、楽しみにしてました。
 
奇をてらう事なく、独自のタッチで描かれる風景、動物、植物の数々。
いやぁ、癒されます。
目の保養になります。
 
昨年の今頃、山崎努主演(樹木希林共演)の映画『モリのいる場所』を見た訳ですが、あの小宇宙のような存在感のある自宅の庭に出て終日過ごし、訪れる動植物を徹底的に観察してたモリさんの姿が目に浮かびます。
 
愛知県美(木村定三コレクション)や 熊谷守一つけち美術館 からも何点か展示されてました。
いやぁ、現地に行けないので有難い限りです。
 
次の記念展へは、また3年くらいしたら行きましょうかね。
 
 
 
【お土産】
 
ポストカード2枚とポチ袋。