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超犀門的日常身辺雑事控

from Musashino
since December 8, 2009

春の闖入者

2016-04-21 | 独り言
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ここ5年位だろうか、春になり少しづつ暖かくなると何処からかやって来る体長2mm位の小さな虫。

近くに雑木林があるので、恐らくそこからコッソリと2階のウチの部屋へ忍び込んで来るのだと思っている。

見つければ潰さぬように(異臭を放ったら嫌だから)ティッシュで覆って確保し、トイレに流していた。

しかし、その正体はずっと知らぬままだった。



先日、意を決してマクロレンズを装着したiPhoneで接写し、ネットで調べてみると…『 ヒメマルカツオブシムシ 』と判明。




こいつだ。


そして、その生態は…

【ヒメマルカツオブシムシの生態は、幼虫は羊毛や絹などの衣類を食害し、剥製標本や乾燥食品からも発生します。
部屋が汚いから発生するものでも有りませんが、食べ残しや食べかす、ペットフード糟(鳥の餌等も)がこぼれているなどがあれば、繁殖しやすいとも言えます。
人体自体には影響は有りませんが、衣類などを食害しますので、放っておけば穴開きにされます。
ライフサイクルは、卵期は温度に影響され、10~30日、幼虫期は通常は約300日ですが、600日以上を要することもあります。
成熟した幼虫は6~12ヶ月間も絶食に絶えられ、幼虫の齢数は通常は6~8齢であるが、5~10齢まで変異が多く、蛹期も温度に影響され、7~19日。
成虫は羽化後7~10日間蛹殻の中に留まり、脱出後約10日で交尾して、その4~7日後に全保有卵の約80%を産卵します。
光を嫌っていた成虫は、羽化2週間後から、光に向かうように変化し、晴天温暖な日には野外を活発に飛翔し、デイジーやマーガレットなどのキク科の花に集まって蜜を吸います。
さらにその後、再び屋内に侵入して残った卵を産み、 成虫の寿命は約1ヶ月で、その間に20~100個の卵を産み、衣類などに数粒~数10粒ずつ産み付けます。
駆除等は、加害食品と加害衣料の撤去と、殺虫剤系に弱いので、くん煙剤(バルサン等)を焚かれて、タンスには防虫剤を設置し、ライトトラップ(電撃殺虫器、ホームセンターで、2,3千円程度)を設置するのも有効です。】



うひゃーっ、そんなに多くの卵を産む奴なんだ。

想像しただけでゾーッとするわ。

今のところタンス内の衣服に被害はない。

そんなに大量に見つかる訳でもないので、これは(何の根拠もない想像だけど)恐らく部屋の中で大量に生まれてるって事はないと思う。

やはり雑木林からやってくるのだ。

うん、そう思っていよう。

爺さん

2016-04-19 | 備忘録
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昨日、4月18日は清次郎爺さんの命日。

1943年のこの日に亡くなった。

犀門の生まれる15年も前の事だ。

明治17年(1884年)生まれの爺さん。

存命であれば132才だ。



実家の仏壇のあった部屋に飾られていた爺さんの遺影を思い出す。

ごま塩頭で酷く厳しい顔をしていた。

きっと頑固だったのだろうな。

そして、偉く年寄りに見えたので、亡くなったのは70歳位じゃないかとずっと勝手に思ってた。



先月の墓参の時に墓石を掃除した後に裏側の墓碑を確認したところ、正確な命日と享年が判明。

なんと、59歳で亡くなっていたのだった。

まだまだ若かったのだ。

今の犀門より僅か1歳年上じゃないか。

その事実に愕然としてしまった、春まだ浅い日であった。



角打ちで一杯

2016-04-11 | 独り言
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巷では「東京の桜はもう終わり…」なんて言葉が飛び交ってるけど、何もソメイヨシノだけが桜じゃない。

これからまだまだ楽しめますよ。




桜ネタは前回で最後にしたので、今宵はグリッドにして1枚のみ。

シロタエとオオシマザクラ、それにヤマザクラが咲き誇ってました。



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で、桜散策を終えて家に帰る途中、住宅街の中に酒屋を発見。




かじや酒店?。

何処かで聞いたことのある名前だ。

とても気になったので、店頭にいた若い店主らしき人に尋ねると…

犀門が20年以上前に当地に引越してきた時に、ご近所さんだった酒屋だったのだ。

時代の波に追われ、一時はコンビニなどに形態を変えていたが、3年前にこの場所で酒屋を再開したと言う。

当時のご主人も奥にいらして、何やら忙しそうにしていた。

うーむ、そうかそうか。

見れば店内には角打ちもある。

ここは桜散策で疲れた体を冷えた日本酒で癒そうではないか。




で、この開運(静岡)を所望。

ツイーッ。

うーむ、沁みる。

美味いよね、静岡の酒は。



まだ陽が高かったので、この一杯で終わり。

このような場所を知ってしまうと、散歩をするたびに寄ってしまいそうで危険だなw。

謎の飲料

2016-04-07 | 独り言
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その名は「シャンデリア」。

大阪のハタ鉱泉と言うラムネメーカーの商品。

しかし、その会社のサイトにこの「シャンデリア」の情報がない…。

謎だ。

飲んでも大丈夫か?。


桜 The Final

2016-04-05 | 散策
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さぁ、桜シリーズも最終章となりました。



その Final を飾るのは…

『 皇居 乾通り 桜の通り抜け 』です。



3月某日、曇り。

東京駅の丸の内改札を出ると、すぐに人の波。

内堀通りを越えて皇居前広場まで辿り着くだけで萎えそうになる。

しかし諦めずに行列の最後尾へ。

前の方を伺うと、微動だにしない人の群れ。

こんな調子だと桜が見られるまで何時間掛ることやら。

ブツブツ言いながらソロソロと進むだけの集団の中で懸命に耐える。

そして漸く持ち物検査とボディチェックをクリアー。

入口となる〈 坂下門 〉まで、あと少しだ。



って、前置きが長過ぎますなw。

トットと行きましょう。



行列に並び始めてから1時間余り。

遂に城に攻め込みます!。



ところが…



開花してる桜が圧倒的に少ない!。

それに、空は鈍色。

あー、これも日頃の行いの悪さか。

低めのテンションのまま歩を進めました。

























以上が通り抜けの全貌。

意識的に石垣を背景にしてみたけど、やはり淋しいったらありゃしない。

まぁ、満開前だったし、こんなもんですかね。




乾門を出て人波から解放されたので半蔵門方面へテクテク。

皇居内よりここの道路沿いに植えられた桜の方が(写真はないけど)綺麗に咲き誇っていたのが何とも皮肉。




そして、千鳥ヶ淵とは反対のお堀を眺めたら…




こんな具合に菜の花が見事だった。










更に半蔵門方面へ。







水面をバックにした桜、結構じゃないですか。



はい、以上です。



事前に取った有休なので、やはり満開の桜とのタイミングが宜しくなかったな。

うーむ、無念。



因みにこの日に皇居で桜を愛でたのは、約83000人だったそうですわ。

あー、お疲れ様でした。