tapestry

超犀門的日常身辺雑事控

from Musashino
since December 8, 2009

桜 開花 5号〜8号

2022-04-19 | 独り言



昨年、駅前再開発地区の桜の開花を1号【河津桜】を手始めに4号まで掲載したが、5号以降が一気に咲いてしまい掲載のタイミングを見事に逃していた。
なので、今年は抜かりなく写真に収めたのでここに紹介。


こちらが(右から)5号〜8号が一気に咲いた様子。


5号【寒山】


細かな様子が判るかな?と思ってトリミングしたが、如何なものか。


6号【御衣黄】


上に同じ。
これは見られたもんじゃないね。


7号【普賢象】


これは何とかなってる?。


8号【楊貴妃】


他の3枚もこのくらいが妥当だったかな?。

…という訳で、今年の桜も終わり。
そう言えばソメイヨシノを1枚も撮ってないわw。



ミロとの邂逅

2022-04-15 | イベント



この日は久し振りに吉祥寺から井の頭線の各駅停車に乗ってお出掛け。
春特有の薄ぼんやりした車窓に時折目に飛び込んでくる桜を眺めつつ…

降り立ったのは…


…渋谷の1つ手前の『神泉駅』。
お初でした。
どうって事ない駅舎だけど、記念にw。

駅から歩いて北上し…


『松濤文化村ストリート』なる通りへ。
東急本店の裏だから渋谷駅からさして遠くはないのだけど、更に複雑になったらしい駅の構造や、スクランブル交差点周辺の喧騒が嫌なので『神泉』で降りて歩いたのでした。


そして、本日の目的地である『東急bunkamuraミュージアム』へ。
bunkamuraは95年開催の 『Andrew Wyeth展』で訪れて以来の訪問。
当時はこんな近代的なビルではなかったよな、確か。
いやはや、時は流れたのだ。


おっ、会場はB1Fですと。


はい、やって参りました、『ミロ展…日本を夢みて』です。

ミロとの出会いは書き出すと長くなるので割愛。

下手すると幼稚園生の落書きにも見える作品もあるけれど、その中に、まぁ、何と言いましょうか、説明のしようがない魅力が溢れているのですよ。
ピカソやダリ然りですけど、『シュルレアリスム=現実を更に突き詰めて濃くしていったもの』と呼ばれる作品群は、理解出来る/出来ないは置いといても、何故か見入ってしまうのです。

会場ではミロと日本との関わりを説明する映像が流れていて、1970年の大阪万博でも巨大な壁画を出品していたと知りました。
つまり、今は亡き母も社員旅行で万博へ行った際にもしかしたらミロの現物を目にしていたのかも…。
うーむ。

会場や作品の写真撮影は禁止されていたので、その様子は美術手帖の「ミロ展―日本を夢みて」参照して頂ければ、と。

そうそう、事前チェックとしてネットを散策していたら、とてもインパクトのある作品が紹介されていたのでした。

こちら…


題して『ゴシック聖堂でオルガン演奏を聞いている踊り子』(1945年制作)
うーむ。
訳が判りませんよね、これも。
しかし、この現物を前にして暫し佇んで見入ってしまいました。
作品タイトルを聞いても、全く頷く事も出来ない。
しかし何だか魅せられる。
この不思議な感覚、堪りません。

1時間半程かけてじっくり鑑賞。
いやぁ、とても贅沢で貴重なひとときでした。


お土産を買い、外に出たところで bunkamura を振り返って見る。
さーて、渋谷には他に用もないので神泉駅へさっさと戻りましょう。

帰りも特急などは利用せずに、再び各駅停車に揺られる。
社内に届く午後の陽射しが心地良く、ついウトウトしてしまいがち。

あっという間に『井の頭公園』駅に到着。
さー、きっとまだ桜が残ってるだろうから、どうせなら公園をひと回りしてから帰ろう。


おー、散り始めてるとは言え、まだまだ楽しめます。
しかし、古くなったからでしょうか、かなりの数の枝が切られてたな。


ベンチで和やかに花見をする人も。


雑に長閑で平和な風景だ。


はい、これでお終い。


帰宅後…


チケットを激写。


パンフレットも。


お土産は恒例のポストカード。

それと、だいぶ迷った末に「えいやっ!」と手にとってしまったのがこちら。


はい、とても鮮烈な印象を受けたあの作品のレプリカ。
20cm x 14cmと小さいけど、しっかり存在感あり。
これは「家に連れて帰らねば!」と思った次第でした。


殺風景なリビングの壁に飾ってみた。
なかなか良いじゃないか。

…と、そんな訳で穏やかな春の1日を終えたのでした。

公式サイト ミロ展―日本を夢みて はこちらから。