tapestry

超犀門的日常身辺雑事控

from Musashino
since December 8, 2009

単眼鏡

2015-01-31 | 独り言
まだ少し雪の残る朝。

こんなに寒くても野鳥達は元気にやってくる。

鳴き声もいつになくが賑やかだ。

そして、はた!と気付いた。

注文していた Kenko の単眼鏡が届いていたのに、まだ全く試していなかった事を。



はい、これですね。

早速、ベランダに面する窓を開けて向いの雑木林を覗いてみた。

おっ、ヒヨドリやシジュウカラが戯れてるじゃないか。

ふむ、なるほど。

低い倍率だと問題なし。

徐々にズーム上げてみると、どうしても少しブレてくる。

最大の21倍だと片手では無理だ。

うっしーが懸念してた通りだね。

両腕をしっかり脇に固定し、息を殺して微妙にピントを合わせなければならない。

これでは多少窮屈だが、慣れてしまえば何とか使えるかな。

上野の東博などで多少離れた場所から仏像を見るには重宝するような気がする。

あっ、その場合には明るさが多少気掛かりだけどね…。

まだまだハレの場には出掛けられないけど、この単眼鏡をポケットに忍ばせて歩き回る日が今から待ち遠しい。


♪Clair

2015-01-29 | 音楽
母の葬儀の際に2才下の弟と色々と話しをしていたら、実家に大量にあったレコードの話になった。

母の住まなくなった実家を4年前に取り壊し
たのだが、その時に弟が全てのレコードを引き取ったと言う。

残念ながらターンテーブルやアンプやスピーカーは既に使えない状態だったのでそのまま置いてきたが、レコードだけは二度と手に入らない物もあるかも知れないので、かなりの荷物(ダンボールに5箱?)だったが持ち帰ったらしい。

そして、再びそれらのレコードを聴くためにアンプなどの機材を中古で買い揃え、夜な夜な70年代~の懐かしい洋楽を聴いてると言うではないか。

そう、彼も自分と同じく洋楽派だったからね。

うーむ、実に良い話だ。

2人で大好きだった Gerry Rafferty…

…は死んでしまったよなぁ、なんてネタも織り交ぜて昔を懐かしんだ。

その弟の何やら思い出深い曲が Gilbert O'Sullivan…


…の『Clair』だと言う。

うんうん、『Alone Again, Naturally 』と並んで名曲だもの。

確かシングルで持ってたはず。

自分も久々に聴きたくなって YouTube で探してみた。

Clair by Gilbert O'Sullivan (1972)

うん、これこれ。

レコードの音には負けるけど、今夜、枕元で小さく流しながら寝るとするか…。

旅立ち

2015-01-28 | 独り言

暫く沈んでいましたが、気持ちに区切りを付ける意味で更新します。

実は…1月16日に母が亡くなりました。

享年91才でした。

23日に埼玉県加須市の斎場にて告別式と初七日法要を済ませました。

母が長らく暮らした八王子ではなく、最後に面倒を見ていた長兄の住む埼玉での葬儀だったので親族のみの参列となりましたが、曾孫を含めた30人程の親族に見送られ、父の待つ天国へ静かに旅立ちました。

まだまだ悲しみが癒えないのでブログの更新もままならないのですが、少しずつでも前を向いて日々を過ごさないといけません。


きょこりんさん、お花をありがとうございました。


定例会

2015-01-17 | 散策
昨夜も熟睡は出来なかった。

悲しみのどん底ではあるけれど、そう塞ぎ込んでもいられないので、一大決心の末に今年初の野鳥観察会@野川公園へ出掛けた。

自分の気持ちとは裏腹に天気も穏やか。

こんな時には自然の中に身を投じて、凹んでいる気分を少しでも払拭しないといけない。

住宅街を抜け武蔵野公園へと入ると、くじら山の向かいの野川の岸で早くもカワセミと遭遇。

先週の1人観察会の時にも、ここで出会ったんだよね。

慌ててバッグから双眼鏡を出したが、構える前に下流へ飛翔して行ってしまった。

しかし、これは幸先良いかも。

更に歩いて野川公園へ。

入口の掲示板も確認。



よしっ。

30分歩いて現着。

記帳を済ませてボランティアの水石リーダーに挨拶をすると…

「犀門さん。今日は天気も良いし、期待出来ますよ。一昨日に下見したら、アカゲラやカケスが何羽も居たんですよ!」と興奮気味に仰る。

カケス、見たいんですよね。

今まで一度も見てないのですから。

遂に会えるのだ!、と期待しちゃいました。

約30名程が集まり、観察会のスタート!。

自然観察園ではお馴染みのヒヨド・リツグ・シジュウカラの他に、ジョウビタキ♀・シメ・カワラヒワ・コゲラ等を観察。

自然観察園を出て野川沿いを下流に歩くと、岸の低いブッシュの中にカワセミ発見。

暫く同じ枝に止まっていたので、ジックリ観察出来た。

野川公園に入ると、日本野鳥の会 奥多摩支部の栗原さんから、この時期の野鳥の特徴や見つけ方などの説明を受ける。

なるほどね。

って、「書いてくれなきゃ判らんではないか!」って?。

はい、ごもっとも。

しかし割愛w。

公園をゾロゾロ歩くも、ビンズイの群、全く現れず。

エナガもヤマガラも来ない。

アオジも姿を見せない。

後ろの方で「あっ、シロハラが飛んだ!」とか聞こえたけど、全然確認出来ないもんね。

高い木の梢の先で2羽のオナガがギャーギャー鳴きながら乱舞してた。

東八道路に掛かる橋を渡った時に、頭上20m辺りをトビが悠々と舞っていた。

いつものオオタカの営巣地点をチェックするも、姿なし。

そして、アカゲラとカケスは?。

アカゲラは全く姿を見せず。

カケスは、隣接する ICU の森の中から大きな鳴き声が聞こえただけ。

うーむ、期待が大きかっただけに残念。

これにて打ち止め。

観察後の鳥合わせは面倒臭いのでパスを決め込む。

水石リーダー、ごめんなさい。

で、集団からコッソリ離れて1人トボトボと川沿いを歩いて帰ると…

モズ♂!。

公園内では見られなかったのでラッキー。

続いてモズ♀も現れた。

川の両岸を何度も行き来しながら、すぐ近くの低い木の小枝で羽を休める姿が何とも愛らしい。

そして、常に帰路と同じく上流へ向かって移動を繰り返してくれるじゃないか。

何度も足を止めてジックリ観察出来た。

更に遡上すると、川の中にダイサギを発見。





スマホのカメラだと、この程度にしか撮れないのが悲しいね。

そして、川岸から上がるポイントの直前でジョウビタキ♂まで飛んできた!。

これも嬉しい遭遇でった。

って事で、観察会は無事に終了。

帰宅してからチェックリストを埋めると…



…こんな具合に。

この目で観察出来たのは全部で18種かな。

アカゲラとカケスは見られなかったものの、まぁまぁの成果でしょう。

良く歩いたので心地良く疲れました。

今夜は熟睡出来るかな?。

では、おやすみなさい。