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超犀門的日常身辺雑事控

from Musashino
since December 8, 2009

八王子銘菓 x 北条氏

2020-12-24 | 時事




我が故郷八王子市にある『滝山城』が築城されて500年になるのを記念して、何やら俄かに盛り上がってるらしい。

きっかけは、12/1のTwitter記事。
あの八王子銘菓『都まんじゅう』に北条氏の家紋を焼印して販売しているではないか!。
しかも12/20迄の期限限定。
これは記念になるばかりか、ブログネタにもなるので、何とか用事を作って八王子へ行かねば!。

と言う事で、既に記事にした高尾散策の帰り道に八王子駅に降り立ち、『つるや製菓』へ急いだ。

時刻は5時50分。
閉店間際に滑り込んだ。

「えっと、バラで6個欲しいのですが…」
「いや、もうこの10個入りのパックしか残ってないのよ」
「むむっ、じゃ、その10個入りで」
「北条の焼印が押してあるんですよね?」
「はい、10個入りだと1個か2個に…」
「えっ、全部じゃないんですか?」
「2個入ったらラッキーですよ」
「はぁ…」

…と、半分項垂れながら350円を支払ったのでした。

八王子の親戚宅での用事をこなし、急いでまた駅に戻って電車に揺られて帰宅。

じゃん!。

包装紙を解く前に記念撮影。

そして、オープン!。

おぉ、上段に1個発見!。
して、下段には……なし。
6個とも見覚えのある都まんの焼印ばかり。
結果、北条家の家紋焼印バージョンは1個だけでした。
ふううっ。
あっ、オマケの様にクリスマスっぽいのが1つ入ってたのはご愛嬌かな。

まー、宣伝の写真を鵜呑みにした自分が愚かでしたな。

しかし、こんな記念の時でもない限り、なかなか八王子に帰っても買わないからね。
これはこれで良しとしようじゃないか。
そう、味は安定した普遍の美味しさ。
本当に久し振りに食べたので、大満足でした!。



【追記】
かつて滝山城があった一帯は、現在『滝山自然公園』として一般に解放されている。
小学生の時に遠足で行った記憶が微かにあるだけなので、来年にでも散策がてらに歩いてこようかと思う。
広大な山城跡、楽しみだ。

ベビースターで町中華

2020-12-23 | 独り言







BS-TBSの『吉田類の酒場放浪記』は、市井の酒場で類師匠がグダグダ飲んで酔っ払ってるだけなのだが、これがなかなかツボで、録画までして観ている。

そして、同じくBS-TBSで放送中の『町中華で飲ろうぜ』も、ついつい(録画して)観ちゃうのだ。

昔からの酒場も良いけど、町中華も捨てたもんじゃない。
ファストフードの店やファミレスの類に押されて店は減少の傾向だろうけど、地元の人達やサラリーマンに支持され続け、どっこい生き残ってる店だってまだまだしっかりあるのだ。

番組では、そんな店に突撃し、瓶ビールの大瓶(633mℓ)を手始めに美味そうな中華で腹を満たす様を映す。
しかしそれだけではなく、店の大将や女将に、その町や住人との関わり、創業当時から延々と続く店の歴史にまで踏み込んで展開する。
その話がね、何だろう、人情的って言うかね、「あぁ、こういう店は無くしちゃいけないな」ってしみじみ思っちゃうのよ。

勿論、若い店主が小綺麗な店でバリバリ元気にやってる姿もある。
親子2代で年季の入った中華鍋を振るってる店だってある。
先代が亡くなって、残された奥さんが1人で味を受け継いでる店だってある。
そう、そんな様々な背景があるからこそ『町中華』を侮ってはいけないのだ。

って、番宣はほどほどにして、今回のテーマへ。

じゃん!。


番組がベビースターでお馴染みのおやつカンパニー社とコラボして、ネギチャーシュー味と海鮮あんかけ焼そば味のベビースターを開発したのだ。
我らが玉ちゃんがその2種類の袋を掲げて情報を解禁したのが11月3日。

オマケに、袋に印刷してある応募シールを切り取って応募すると…

こんな素敵なノベルティ(小皿とコースター)が抽選で当たると言うじゃないか。
このコースター、番組で実際に使われてるのを観て「欲しい!」と思ってたのよ。
これは何としても商品を買って応募せねば!と思ってしまったのだね。

ところが、近隣のスーパーやコンビニ大手3社の店舗には発売日を過ぎても何処にも置いてない。
まだ流通に乗ってないのか?。
それとも人気過ぎて品薄なのか?。
うーむ。

そのウチに番組関連のTwitterに「ミニストップにて発見!」との呟きが乗った。
そーか、ミニストップか…。
ウチの最寄駅周辺にはない。
あるのは隣駅だ。

迷わず自転車を走らせましたね。
で…

ありました、海鮮あんかけ焼きそば味!。
袋購入!。

数日後にツマミにしましたが、肝心の味の方は、うーむ、ボンヤリしてましたな。
これはチト残念。

そしてまた数日後。
いつもの買い出しをするスーパーに2種類とも山積みになって売られていた!。

で、ネギチャーシュー味を購入!。


こちらのお味は、まさにネギチャーシュー。
ビールのアテに最適でした!。
満足、満足。


さぁ、これで無事に2種類とも制覇した訳です。
後は切り取ってある応募シールを、今日買ってきた葉書に張り付けて送付するのみ!。

当選しますように!。






高尾ビール

2020-12-16 | 独り言



さてと、裏高尾の摺差からバスに乗って高尾駅の北口へ着きました。

この位置から駅舎を見るのも久し振り。
噂によると駅自体が少し西の方向へ移転するらしいけど、是が非でもこの趣のある駅舎をこのまま移築して欲しいわ。
高尾山の麓なんだし、街中にあるような味気ない駅ビルだけは勘弁願いたいものだ。
そう、高尾山口駅に続いて隈研吾さんに設計を任せたらどうだろう?。


さぁ、開店の16時まであと少しなので、階段下で待機。
乾き切った喉がビールを欲しがってる。

そして、開店!。
2階への階段を上がり、初めての『高尾ビール タップルーム』へ!。

2人でカウンターに陣取り、先ずは1杯目。

#1 LANTERN - Belgian White
高尾ビールの『顔』とも言うべき存在らしい。
メニューには「小麦使用のさっぱりビール。ドライホップで香り豊かに」とある。
グビッ。
ふむ、いけますねぇ。

おっと、ツマミを頼まねば。
ここは無難に『ポテサラ』だな。
CODなので面倒がない。
はい、電子マネーも使えますよ。


西側の窓。
沈む夕陽が山際を照らしていた。
オリジナルのTシャツもいいねぇ。


1杯目のビールがなくなる寸前にポテサラ着!。
でも、何故に2皿?。
聞くと、旧友と2人だったので、1人前を取り分けてくれたとのこと。
ありがたや。
それにしても凄い量だ。


旧友は早くも2杯目。
#2 Ghost Walks Ale - West Coast IPA
ホップの柑橘感と苦味がポイントらしい。


主の2杯目。
#3 Pictures of Lily
メニューには…やまゆり酵母のフラワリー・イースティー・ドライな飲み口、とある。
つまり、ユリの甘い香りのする酵母を使ったスッキリ爽やか系って事かね⁉︎。

そして、3杯目に #2 Ghost Walks Ale を頂く。

いやぁ、どれも美味しかった。
旧友も気に入った様子。

細かな味の表現はとても難しいけど、前に西調布のTegamisha Brewery で飲んだクラフトビールと比べると、やや控えめな感じ。
パンチ少なめで、繊細な味って言えるかな。
もちろん、感覚は人それぞれ。
自分的には充分に満足のいくクラフトビールでありました。

美味いビールで心地良くなった2人は、すっかり暮れなずんだ高尾駅から上りの電車に乗りましたとさ。

ごちそうさまでした!。

尚、高尾ビールタップルームについては こちら を参照下さい。

おっと、この日のビールのラインナップは…

【資料画像】
こちらの写真は、同じタイミングで店に来ていた『高尾マガジン』の中の人のTwitterから借用しました。
一応、ご挨拶は通してあります。

晩秋の高尾を歩く(1/2)

2020-12-14 | 山歩き



思いの外の晴天となった金曜日に旧友と高尾山〜奥高尾〜裏高尾を歩いてきたので、その顛末を書き残しておく。


空は青空。
この晴天が何時まで続くか⁉️。
(京王線高尾駅ホームにて)


待ち合わせの高尾山口駅。


旧友と合流し、清滝駅へ。
いや、ケーブルカーには乗りませんよ。

足を6号路に向ける。
去年の台風19号でやられた箇所の修復工事が25日から始まり3ヶ月の通行不可となるので、その前に歩きたくなりましてね。


6号路を歩く旧友。


はて、こんな洞窟?がありましたっけ?。
最後に歩いたのは随分と前なので記憶が…。


修行の場、琵琶滝だね。


歩を進めると、やがて足元に小さな流れが。


旧友は写真活動に忙しい。


5号路(稲荷山コース方面)との分岐は4叉路。
はい、混雑してる頂上は迂回です。


またしても4叉路。
迷わず5号路を行く。


まだ紅葉が所々で楽しめる。


つぎの分岐ではもみじ台 一丁平(裏高尾)面へ。


5号路を進んだ先にまたまた分岐。
奥高尾の入口はもうちょい先か⁉︎。

…2/2に続く。


晩秋の高尾を歩く(2/2)

2020-12-14 | 山歩き



さて、パート2へようこそ!。


おっ、いよいよ奥高尾へ踏み入るぞ。


暫く歩いて『もみじ台』着。
『細田屋』では美味そうにビールを飲んでる人も。
しかし、我らは一丁平の展望デッキで昼食なので素通り。


紅葉とススキ。
あっ、白樺もあるね。


またまだ見応えのある紅葉。

薄暗い一丁平はスルーして、展望デッキを目指す。


そして到着。
高尾山口駅をスタートして2時間20分くらいかな。
さぁ、楽しみにしていた富士山の展望は如何に??。


あれっ、こんな青空なのに見えないぞ。
何処をどう見ても見えない。
がっくし。


気を取り直して昼食にする。
おにぎり、サンドウィッチ、みかん、チョコ、そして…


JR高尾駅の『Ichigen』で天狗の焼印の押されたきなこピーナッツクリームパンを買っておいたのだよ、いひひ。
何?、食べ過ぎじゃないかって?。
流石にチョコには手が伸びなかったのでしたw。

しっかり栄養補給し、さー、折り返し!。


再度、デッキから富士山方向を眺めたが、雲が多く立ち込めており見えず。
泣く泣くこの場所を離れたのでした。


ここもススキが群生。

もみじ台を過ぎ、5号路を左へ進み、1号路を経由し…


いよいよ初体験の『いろはの森コース』へ。
名前からすると和やかそうな雰囲気だけど、これがね、序盤から中盤にかけてなかなか厄介な下りでしてね。
ましてや足に疲れが来てるから、どうしても慎重に歩かざるを得ない。
一方の旧友は「膝がヤバイかも…」などと言いつつも、かなり軽快に下っていた。
いやはや、普段の鳥見で起伏のある公園を歩いているからだな。
さすがだ。


途中にはこんな注意書きが。
これは事前にネットで見ていたので、「あー、ホントなんだ」と改めて思った次第。
しかし、旧友のザックに付けていた熊除けの鈴が功を奏したか、熊にお目にかかることはありませんでした。

そんなこんなで…


日影のキャンプ場入口まで降りてきた。
日陰のバス停まで、あと少し。
ほぼほぼ予定通りの時間だ。

けど、歩きはこれで終わりではなく、日影からバス停2つ歩くよ!。


10分歩いて摺差バス亭に到着。


やはり裏高尾に来たらここに寄らなくちゃ。
そう、『峰尾豆腐店』。

バスの到着までギリだったけど、無事にお土産を購入。

15分程バスに揺られて、15:30に高尾駅北口に到着!。
いやはや、天気も終始穏やかで、とても良い山歩きとなりました。
同行してくれた旧友よ、ありがとうでした!。

って、この後に高尾駅前で打ち上げをしたのだけど、その様子はまた日を改めて。

最後に、『峰尾豆腐店』で買ったお土産紹介。


こちら、『おからドーナツ』。
これが素朴な味で美味いんだな。

そして、もう一品。


こちらも美味しい『寄せ豆腐』。
翌日の酒のツマミとなりましたとさ。

では、また後ほど。

おっと、忘れるところだった。
同行してくれた旧友は鳥見がお好き。
この日も高尾の山の中で野鳥の鳴き声に耳を傾けて、何とか姿を探そうと動いてた。
しかし、声はすれどなかなか見つからないんだな、これが。

で、何とか姿を確認できたのは…ソウシチョウ、ガビチョウ、キジバト、シロハラ、コゲラ。
ソロで歩いていたら、きっと確認できなかったよ。
ありがとー。

山歩きの楽しさは、野鳥との出会いにもあるよね。






【終わり】

《編集後記》
12/16、巡回していたTwitterにこんな投稿が…


12/5に日影の少し上で熊の目撃情報があったのだね。
事前にこれを知ってたら、かなりビビって『いろはの森コース』を下っていたかも。
くわばらくわばら。