14日のWBSでは、日本国内の食料自給率について取り上げていました。
農林水産省からバターの増産要請を受けた酪農家。
「増産する気はない」と言い切っていました。
2年後を見据えて経営をするものなのだそうですが、その2年前には牛乳余りで
牛乳の廃棄、さらには乳牛の処分までせざるをえなかったとか。
今年生まれた子牛が乳を出せるようになるまでには2年ほどかかるそうです。
その時、また情勢が変わっているかもしれないため、増産せよと言われても
難しいというのが理由でした。
行政などに振り回されている構図でした。
ある野菜農家の例。
やはり増産して欲しいという問い合わせが増えているそうですが、その中身は
「ある程度の形が揃ったものを外国産並みの低価格で」というものが多いとか。
個人的には野菜は大きさや形が不ぞろいなのが当然だと思っています。
一定の大きさ・形のものしか流通していないのは、消費者が求めているというのを盾にして、卸業者などが仕事をやりやすくするためのシステムでしかないように
思えてなりません。
結局その野菜農家では、都合のいい時だけ増産しろといわれても、減産することに
なったらそれはイコール倒産に繋がるという判断で、増産しないそうです。
生産するための新たなコストがかさむから、というのは妥当な判断なのでしょう。
家畜にしろ植物にしろ、生き物です。工業製品ではありません。
天候などに左右されて当たり前のものです。
どうもそのあたりを無視して、物事を進めていくのは、自給率アップには
繋がらないような・・・
番組では、「国内で生産できるものを食べなくなり、元々国内で生産できない
ものを食べるようになっている」と指摘がありました。
また、「国内の食料自給率をアップするほうが、海外から高いお金を払って
買い付けるよりも高くつく」という厳しい指摘も。
医療制度といい、食料といい、日本に安心して住める材料がひとつひとつ
削られていくような気がしてなりません。
農林水産省からバターの増産要請を受けた酪農家。
「増産する気はない」と言い切っていました。
2年後を見据えて経営をするものなのだそうですが、その2年前には牛乳余りで
牛乳の廃棄、さらには乳牛の処分までせざるをえなかったとか。
今年生まれた子牛が乳を出せるようになるまでには2年ほどかかるそうです。
その時、また情勢が変わっているかもしれないため、増産せよと言われても
難しいというのが理由でした。
行政などに振り回されている構図でした。
ある野菜農家の例。
やはり増産して欲しいという問い合わせが増えているそうですが、その中身は
「ある程度の形が揃ったものを外国産並みの低価格で」というものが多いとか。
個人的には野菜は大きさや形が不ぞろいなのが当然だと思っています。
一定の大きさ・形のものしか流通していないのは、消費者が求めているというのを盾にして、卸業者などが仕事をやりやすくするためのシステムでしかないように
思えてなりません。
結局その野菜農家では、都合のいい時だけ増産しろといわれても、減産することに
なったらそれはイコール倒産に繋がるという判断で、増産しないそうです。
生産するための新たなコストがかさむから、というのは妥当な判断なのでしょう。
家畜にしろ植物にしろ、生き物です。工業製品ではありません。
天候などに左右されて当たり前のものです。
どうもそのあたりを無視して、物事を進めていくのは、自給率アップには
繋がらないような・・・
番組では、「国内で生産できるものを食べなくなり、元々国内で生産できない
ものを食べるようになっている」と指摘がありました。
また、「国内の食料自給率をアップするほうが、海外から高いお金を払って
買い付けるよりも高くつく」という厳しい指摘も。
医療制度といい、食料といい、日本に安心して住める材料がひとつひとつ
削られていくような気がしてなりません。