東京で行われたフィギュアスケートの世界選手権。
女子のショートプログラム・フリー、エキシビションを見ました。
ショートプログラムのトップに立ったのは、韓国のキム・ヨナ選手です。
ありえないくらいの演技で70点台をマーク。
2位は安藤美姫選手。世界選手権初挑戦の浅田真央選手は5位と少し出遅れ。
2日目のフリー。
最終滑走グループの6人のうち、4人までもがジャンプで転倒。
何があるかわからないものですね。
転倒しなかったのは安藤選手と浅田選手だけでした。
日本人だけが転倒しなかったな~と妙に印象に残っています。
特に浅田選手はジャンプだけでなく、他の演技もきれいでした
片手ビールマンスピンなんかはもう美しいの一言。
演技終了後、リンクから降りる瞬間にぽろっと落ちた涙が印象的でした。
唯一見ているこちらも涙がぽろっと出てしまったフリーでした。
最終得点は194.45点。銀メダルです。
でもフリーだけで見れば、一番得点が高かったことになりますね。
合計得点でも安藤選手と僅差でしたし。ショートがもったいなかった・・・
対する安藤選手。
最初の3回転をきれいに決めてきたあとは、他もきれいにこなしていましたが、
細かいところが気になりました。
少しバランス崩したかな?という箇所がいくつか。
でも放送席は全く指摘せず、絶賛の嵐。
最終得点は195.09点。金メダルです。
可哀相だったのがキム・ヨナ選手。
前日トップだったことが、逆にプレッシャーだったのでしょうか。
フリーの「あげひばり」をきれいにまとめてはきたのですが、2回も転倒したのが
響いたのか、最終的には銅メダルで終わってしまいました。
でも、世界選手権でアジア勢が表彰台を独占したのはすごいですね
これも「地の利」でしょうか。
エキシビション。
放送時間を勘違いしていて、後半部分しか見られませんでした
浅田真央選手の演技がかろうじて見られたのはよかったです。
各種目の金メダリストたちの演技はやはり圧巻ですね。
その中でも、今期で引退するアイスダンスとペアの選手たち。
うっとりする演技と豪快な技で、魅せてくれました。
はぁ~引退なんてもったいない
プロで滑ってほしいですね。
男子フリーのジュベール選手。男子らしいダイナミックさに品が加わって、
ひたすら画面に見入ってしまう演技でした。
試合では4回転に挑戦する、しなければ自分が滑る意義がないと言い切って、
見事成功させたそうですね。素晴らしいです
最後に滑った安藤美姫選手。
あまり安藤選手は応援していなかったのですが、このエキシビションの演技は
よかったですね。試合から開放されて、実にのびのびと滑っていました。
ジャンプでの転倒もご愛嬌。
生年月日が全く同じという絢香さんの生歌にのせて、滑る趣向もなかなかでした。
次のシーズンも楽しみですね。
一番期待しているのは村主選手です。
村主選手の年齢で、既にベテランと言われてしまうフィギュアスケートの世界は
厳しいですけど・・・
根性と勝負強さと繊細さで若手を圧倒してほしいものです