甲子園準決勝
とうとうここまできてしまいました。
第1試合は広島・広陵-静岡・常葉菊川。
唯一残っている東の常葉を応援したいところです。
広陵は一昨日試合をしていますので、中1日あいています。
一方の常葉は昨日の午後に試合、今日は第1試合。
常葉の田中投手は昨日は完投、今日も先発して連投です。
10番をつけた2年生投手が投球練習をしていましたが、投げ続けます。
1回表、いきなり広陵のソロホームラン。
驚いたのですが、広陵はこのホームランが甲子園では初だそうですね。
2回表にも守備ミスからさらに1点プレゼントしてしまいます。
4回表も1アウト1塁3塁からヒットで1点追加されます。
この時点で広陵は3点。
常葉も打者を塁に出して得点を狙うのですが、中々点を取らせてもらえず。
うーん。中1日あいたかどうかの違いが出ているのでしょうか。
甲子園に来てから4本のホームランも出ていますし、ノーアウトで出塁しても
バントで送るのではなく、フルスイングしてくることが多いですね。
しかも終盤での追い上げで勝つことも多いチームです。
ちょっと期待してしまいますが、どうなるでしょうね。
試合は終盤に差し掛かり、常葉の三振の山も増えていきます。
フルスイングで打ってはいるのですが、中々連打が出ません。
広陵の守備も光っていますね。
7回裏、ノーアウトから常葉のランナーが出ます。
おおっと期待したのも一瞬、次の打者でダブルプレー。
直後に3塁打。ダブルプレーが惜しまれます。
次の田中投手の打席で代打が出ました。田中投手、お疲れさまです。
代打はボール球を振ってしまい、また三振の山を作ってしまいます。
8回表からは2年生の戸狩投手。
走者が3塁まで進んだところで、4番打者のスクイズで広陵が4点目を奪取。
広陵ペースで試合が進んでいるだけにちょっとこれは痛すぎますね~
8回裏。
フォアボールからノーアウトで常葉の走者が出ます。
2番打者もフルスイング。バントでは送りません。
ノーアウトのまま、1塁2塁。
3番打者。投球が乱れたところで2塁ランナーが盗塁を狙いますが、差されました。
直後にタイムリーヒットが出て1点返します。
盗塁失敗が悔やまれるヒットでした。
期待した4番打者は三振・・・11個目だそうです
その後もフライになってしまい、1点どまりで終わってしまいました
9回表を3人で終わらせたその裏。
3点差をどうひっくり返すのか、返せないのか。手に汗握ります。
ツーアウトからランナーが出ます。
いきなり盛り上がる常葉の応援団。
ここで今日はじめて連打が出て1点返します。
ツーアウトですが、ただでは終わりません。
さらにヒット。また1点返します。盛り上がりまくる応援団。
これで1点差にせまりました~
でも・・・攻撃もここまで。4-3で試合終了。
三振は13個でしょうか。
試合終了後の広陵の校歌。
昨日の大垣日大もそうでしたが、負けた常葉菊川にもさばさばとした表情が。
ノーアウトでランナーが出た時は、バントで送るのがセオリーですが、あえて
それをやらずにフルスイングの常葉菊川。
どうも送りバントはセオリーとはわかっていても、あまり好きではないのですが、
フルスイングのこのチームはこの部分、見ていて気持ちよかったですね。
ベスト4、よくがんばりました。
挨拶後に涙顔になった選手たち。
全力を尽くした涙はこちらも悔しさを感じますね。
常葉の監督の談話。
「もう少し早く野村投手を掴まえられればな・・・」という言葉からでした。
そうでしょうね。悔しいでしょうね。
後半で点を取ることが多いパターンとはいえ、あと少し早ければ・・・とTV前で
見ているほうも思いましたから。
常葉の主将。涙ながらのインタビューでした。
田中投手は逆に涙はなく、インタビューに答えてました。
明日の決勝は広陵と九州勢の対決。
東のチームがいなくなったので、見るかどうかはわかりませんけども・・・