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富士山

2008年05月26日 | 時事
富士山頂「住所」どこ? 世界遺産向け論争再び(朝日新聞)

5月26日付朝日新聞より。
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国土地理院によると、県境未画定地域は全国で18カ所(07年10月現在)。富士山頂付近はさらに、富士宮市(静岡県)、小山町(同)、鳴沢村(山梨県)、富士吉田市(同)の市町の境界も定まっていない。「山頂はどこに所属するか」の議論に加え、日本のシンボルで「そもそも境界線を引くべきではない」という意見も根強いからだ。

このため、山頂にある山小屋「銀明館」には毎年、固定資産税の納税通知書が2通届く。大社のある富士宮市と富士山を挟んで反対側にある小山町からの通知書だ。

もともとは富士宮市に納税してきたが、82年、当時の環境庁が登山道の位置関係などから所在地を小山町としたため、同町も課税を始めた。以来、二重課税状態は続き、銀明館はやむをえず税額を法務局に供託している。両市町とも解消の必要性は認めるが、「市町の境界より先に県境を定めてほしい」という。
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事の発端は、富士山本宮浅間大社が所有権を主張して静岡県に所有権登記を求めた
ということだそうですが、県境未確定の場所が日本全国に18箇所もあるなんて、
知りませんでした。
しかも、所在地が確定されたにもかかわらず、肝心の境界線が定まっていないため
固定資産税を二重徴収され続けている山小屋・・・
なんだかお役所仕事だな~迷惑だろうな~なんて思ってしまうのでした。

世界遺産暫定登録の他にも自動車のナンバー問題もあります。
ご当地ナンバーのうち、管轄が複数にまたがるため(山梨は関東運輸局、静岡は
中部運輸局)一旦は却下された「富士山ナンバー」ですが、このあたりの話も
絡んでくるのでしょうか。
小市民としては少し気になるところです。

ニュースとは全然関係ない話で終わってしまいました

ご参考に。
富士山ナンバー導入の経緯↓

富士山ナンバーの導入について(国土交通省)

富士山ナンバーの交付開始について(国土交通省)より、
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2.富士山周辺地域における地域振興、観光振興、地域の一体感等を醸成するためのシンボルとしての役割を、「富士山ナンバー」が果たしていくことを期待しています。
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