井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

日本へ!

2006-10-19 20:51:40 | カイラス巡礼・旅行記
 タクシーが空港に着きます。 
タクシーを降りようとすると荷物を持とうとする男の人がきますが、
「ノー!」といって荷物を自分で持ちます。
この人はタクシーから空港までのほんの少しの距離を運ぶだけで、
なにがしかのお金を要求してくるのです。
面倒ですので断って自分で荷物を担ぎサッサと空港の建物へ
歩いていきます。

 空港の建物にはいると薄暗くガラーンとしています。
さて、さて、タイ航空のカウンターで搭乗手続きをしなければなりません。
ゆっくりと空港の中を見渡します。
しかしそれらしいカウンターが見あたりません。

空港の奥の方へ行ってみると右手の方にそれらしいカウンターがあります。
タイ航空のマークが書かれたカウンタを見つけたので、
航空券とパスポートを渡します。
ここで大きな荷物は預けてしまいます。

搭乗手続きを終えると、係の男性が話しかけてきます。
どうやら航空税の支払いをしてきてほしいと言っているようです。
反対側を指さすので、パスポートだけを受け取ってその窓口へ向かいます。

ガラスで仕切られた小さな部屋に数人の人がいます。
窓口からパスポートを差し出すと「○○△×・・・?」といわれますが、
何を言われたのか分かりません。

航空税の金額だと思い財布から500ルピー札を出すと首を横に振ります。
もう一枚差し出すといらいらした様子で電卓を取り1700と打って
私に見せます。
私は、1700ルピーを支払い、領収書をもらいます。

 最初から電卓で示してくれれば良いのにと思いながら、
タイ航空のカウンターに領収書を差し出します。
 これで搭乗手続きは終了です。

 エスカレーターで2階に上がるとそこが待合所となっています。
思いのほかスムースに手続きが終わったので一安心です。

 ガラーンとした待合室で少しうたた寝をします。
 
 搭乗案内があったので手荷物検査に向かいます。
いかつい係員が手荷物を開けて念入りに見ています。
特に問題なく手荷物検査を終了します。

この時私の後ろにいた外人が私の手荷物のREIのロゴを見て
「REIは私も使っているけれどいいよ!」と話しかけられます。
私も「そうですね!」といって笑顔で返します。

 長い廊下を歩いて聞くとまた待合室があります。
ここが最後の待合室のようです。

 館内放送が入ると待合所の人が一斉に動き出します。
その人の波に付いていくと出口のドアが開き、目の前に駐機している
飛行機のタラップを上がって乗り込みます。
私の座席番号は後ろの方ですので、後ろ側のタラップを上がって
機内へ入ります。

 飛び立つ飛行機からカトマンズの街を食い入るように見ます。
田植えの終わった青々とした水田、大きな樹木に囲まれた煉瓦色の建物、
最後となる風景に別れを告げます。

 これで、ネパールとはお別れです。

 私の巡礼が最後の段階を迎えます。
あとは無事に日本の土を踏むだけです。


 無事に日本へ帰ることが出来ました。
バンコクで5時間ほどのトランスファーを経て関空には
6月20日の朝に到着しました。
札幌にある自宅に電話して予定通り帰国したことを伝えます。


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2 コメント

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Unknown (siga)
2006-10-19 21:22:08
無事日本ご帰還おめでとうございます!!!

ご家族の方々もほっとされたことでしょう
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ありがとうございます! (MIKO)
2006-10-19 23:15:20
sigaさん、ありがとうございます!

日本を出てから帰るまで家には何の連絡もしていませんでしたので

無事に関空へ着いたので、家族はホットしたようです。

電話をすると「帰って来たの~!」と少し嫌みっぽくいわれましたけれど

それは、行く前に何かあっても保険をガッチリ掛けたからといっていたからです。
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