大雪山と石狩川を挟んだ向かい側に平山とニセイカウシュッペ山があります。
その平山とニセイカウシュッペ山を繋ぐ稜線上に岩岩したコブ山があります。
このコブ山は岩でデコボコした形から怪獣の背中のようでアンギラスと呼ばれています。
今回は、そのアンギラスを目指してみました。
実は昨年もこのアンギラスへ登ろうという話があったのですが、いろいろな事情からキャンセルになってしまいました。
今回も昨年誘ってくれたUcさんはじめとするピオレ山の会の人達3人と登ります。
この山に札幌から登るには前泊が必要となります。
前泊は白滝キャンプ場にします。
最初はテント泊の予定でしたが、あいにくの雨。
テント泊をあきらめロッジを借ります。
今回の食事はUcさんが事前に調理して持ってきてくれたハンバーグとデミグラスソースが夕食となります。
ご飯は着いてから炊くということでした。
実は、山を再開してから山でご飯を炊いたことがありません。
いつもアルファー米を使っていたのです。
久しぶりにご飯を炊くので水加減から怪しいものとなりました。
それでも水量を人差指の第1関節やや上までとして炊いてみました。
煮立ってきたところで鍋の中をよくかき混ぜて火の通りを均等にします。
そのごは弱火にして蒸します。
このご飯がとても美味しかったのです。
久しぶりに山で炊きたてのご飯を食べましたが、ご飯の美味しさを再認識しました。
さらに、Ucさんの作ってくれたハンバーグにデミグラスソースも絶品でした。
さて、寝る前に空を見上げると雨は上がり星が見えていました。
明日は晴れるかな?
6月14日(日曜日)
朝、目を覚ましましたが、何と屋根から聞こえるのは雨音です。
4時に起床しましたが、もう少し様子を見ることにして寝袋の中でウトウトします。
1時間ほど寝ていると雨音が小さくなってきます。
どうやら雨雲が動いてくれたようです。
白滝キャンプ場を1時間ほど遅らせて出発します。
まずは平山の登山口を目指します。
登山口に着くと雨は上がっています。
さっそく準備をします。
今日は私達だけのようです。
7:20分、駐車場を出発します。
沢沿いの登山道を歩きます。
右手から支沢の水が流れ込んできます。
かなりの水量で流れ込む沢もあり仮設の橋が架けられています。
この橋は、橋板が取り除かれてパイプだけになっています。
行雲の滝です。水量があるのでなかなかの迫力です。
さらに進んでいくと本流に冷涼の滝が轟音を響かせながら落ちています。
ここで一休み、登山口から35分、なかなかいいペースです。
所々残雪に登山道が隠れる場所があり、ルートを外さないように注意して歩きます。
やがて目の前に大きな雪の壁が見えてきます。
8:30分、雪田に足を踏み入れます。
さて、第1雪田ですが、前回どのようにルートを取ったか思い出せません。
Ucさんにやや右手を目指して登ることを伝えます。
それは、稜線に出て右手に進むとアンギラスとの分岐があるからです。
登にしたがって雲の中へ突入です。
視界が無くなるのでルート取りが一層難しくなってきました。
結局、雪を追いかけて登りましたが、その雪も消えてしまいました。
やむなく藪漕ぎに突入です。
藪との格闘を約1時間、やっと稜線に出ることが出来ました。
後はアンギラスとの分岐を目指すだけです。
ここで痛恨のミスをしてしまいました。
アンギラスの分岐を通り過ぎてさらに比麻良山も通り過ぎてしまったのです。
アンギラスへ進む稜線は湧き上がる雲の中で視界を遮られたせいもあるのですが、私の注意不足でした。
休憩を取って仕切り直しをします。
11:50分、再度、比麻良山の山頂です。
約1時間ほどのロスをしましたがアンギラスへの分岐です。
この時、一瞬雲が薄くなりアンギラスの姿がチラッと見えました。
雲の動きは早く、上空には青空が見えたりしています。
お花に癒されて歩きます。
ハイ松の海を漕ぎ、岩の尾根を進みます。
なかなか変化に富んで面白い登山道です。
岩の間を抜けるように歩きます。
一瞬、雲が晴れ歩いてきた岩が見えました。
猫の顔のように見えましたので、「猫岩」と名付けました。
残雪の上を歩く箇所が数カ所ありましたのでマーキングをしておきます。
13:00分、何とかアンギラスの山頂まで来ることができました。
山頂は狭く、おまけに強風が吹き視界もないのでそうそうに退散します。
予定では、ニセイカウシュッペまで行くつもりでしたが、視界がないのでここから引き返すことにしました。
帰り道になって雲が晴れてきます。
まだまだ、沢には残雪が沢山残っています。
やっと晴れたので記念写真をパチリ!
猫岩と名付けた岩の全景です。
こちらを向いて伏せている猫に見えませんか?
こんなハイ松の海も歩きます。
分岐まで戻ってきました。
ここからは平山との分岐を目指して稜線を歩きます。
14:40分、平山分岐です。
ここからの下山は登山道がどのようになっているか確認しながら降ります。
その結果ですが、第1雪田に出たところは、やや左に真っ直ぐ登り、雪が無くなりそうな辺りから右手に進むと登山道に出られるようです。
途中の山腹に行者ニンニクの群落を見つけました。
せっかくですので山の恵みを収穫します。
今回はルートミスをするなど反省点の多い山行となりました。
その平山とニセイカウシュッペ山を繋ぐ稜線上に岩岩したコブ山があります。
このコブ山は岩でデコボコした形から怪獣の背中のようでアンギラスと呼ばれています。
今回は、そのアンギラスを目指してみました。
実は昨年もこのアンギラスへ登ろうという話があったのですが、いろいろな事情からキャンセルになってしまいました。
今回も昨年誘ってくれたUcさんはじめとするピオレ山の会の人達3人と登ります。
この山に札幌から登るには前泊が必要となります。
前泊は白滝キャンプ場にします。
最初はテント泊の予定でしたが、あいにくの雨。
テント泊をあきらめロッジを借ります。
今回の食事はUcさんが事前に調理して持ってきてくれたハンバーグとデミグラスソースが夕食となります。
ご飯は着いてから炊くということでした。
実は、山を再開してから山でご飯を炊いたことがありません。
いつもアルファー米を使っていたのです。
久しぶりにご飯を炊くので水加減から怪しいものとなりました。
それでも水量を人差指の第1関節やや上までとして炊いてみました。
煮立ってきたところで鍋の中をよくかき混ぜて火の通りを均等にします。
そのごは弱火にして蒸します。
このご飯がとても美味しかったのです。
久しぶりに山で炊きたてのご飯を食べましたが、ご飯の美味しさを再認識しました。
さらに、Ucさんの作ってくれたハンバーグにデミグラスソースも絶品でした。
さて、寝る前に空を見上げると雨は上がり星が見えていました。
明日は晴れるかな?
6月14日(日曜日)
朝、目を覚ましましたが、何と屋根から聞こえるのは雨音です。
4時に起床しましたが、もう少し様子を見ることにして寝袋の中でウトウトします。
1時間ほど寝ていると雨音が小さくなってきます。
どうやら雨雲が動いてくれたようです。
白滝キャンプ場を1時間ほど遅らせて出発します。
まずは平山の登山口を目指します。
登山口に着くと雨は上がっています。
さっそく準備をします。
今日は私達だけのようです。
7:20分、駐車場を出発します。
沢沿いの登山道を歩きます。
右手から支沢の水が流れ込んできます。
かなりの水量で流れ込む沢もあり仮設の橋が架けられています。
この橋は、橋板が取り除かれてパイプだけになっています。
行雲の滝です。水量があるのでなかなかの迫力です。
さらに進んでいくと本流に冷涼の滝が轟音を響かせながら落ちています。
ここで一休み、登山口から35分、なかなかいいペースです。
所々残雪に登山道が隠れる場所があり、ルートを外さないように注意して歩きます。
やがて目の前に大きな雪の壁が見えてきます。
8:30分、雪田に足を踏み入れます。
さて、第1雪田ですが、前回どのようにルートを取ったか思い出せません。
Ucさんにやや右手を目指して登ることを伝えます。
それは、稜線に出て右手に進むとアンギラスとの分岐があるからです。
登にしたがって雲の中へ突入です。
視界が無くなるのでルート取りが一層難しくなってきました。
結局、雪を追いかけて登りましたが、その雪も消えてしまいました。
やむなく藪漕ぎに突入です。
藪との格闘を約1時間、やっと稜線に出ることが出来ました。
後はアンギラスとの分岐を目指すだけです。
ここで痛恨のミスをしてしまいました。
アンギラスの分岐を通り過ぎてさらに比麻良山も通り過ぎてしまったのです。
アンギラスへ進む稜線は湧き上がる雲の中で視界を遮られたせいもあるのですが、私の注意不足でした。
休憩を取って仕切り直しをします。
11:50分、再度、比麻良山の山頂です。
約1時間ほどのロスをしましたがアンギラスへの分岐です。
この時、一瞬雲が薄くなりアンギラスの姿がチラッと見えました。
雲の動きは早く、上空には青空が見えたりしています。
お花に癒されて歩きます。
ハイ松の海を漕ぎ、岩の尾根を進みます。
なかなか変化に富んで面白い登山道です。
岩の間を抜けるように歩きます。
一瞬、雲が晴れ歩いてきた岩が見えました。
猫の顔のように見えましたので、「猫岩」と名付けました。
残雪の上を歩く箇所が数カ所ありましたのでマーキングをしておきます。
13:00分、何とかアンギラスの山頂まで来ることができました。
山頂は狭く、おまけに強風が吹き視界もないのでそうそうに退散します。
予定では、ニセイカウシュッペまで行くつもりでしたが、視界がないのでここから引き返すことにしました。
帰り道になって雲が晴れてきます。
まだまだ、沢には残雪が沢山残っています。
やっと晴れたので記念写真をパチリ!
猫岩と名付けた岩の全景です。
こちらを向いて伏せている猫に見えませんか?
こんなハイ松の海も歩きます。
分岐まで戻ってきました。
ここからは平山との分岐を目指して稜線を歩きます。
14:40分、平山分岐です。
ここからの下山は登山道がどのようになっているか確認しながら降ります。
その結果ですが、第1雪田に出たところは、やや左に真っ直ぐ登り、雪が無くなりそうな辺りから右手に進むと登山道に出られるようです。
途中の山腹に行者ニンニクの群落を見つけました。
せっかくですので山の恵みを収穫します。
今回はルートミスをするなど反省点の多い山行となりました。
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