北穂高岳の山頂でゆっくり休んだのでキレットを目指して降ります。
さて、キレットに向かうコースはと思い山頂を見渡します。
どうやら北穂高小屋に向かって降りるようです。
地図の上では北穂高岳の山頂と北穂高小屋は離れているようですが
実際には北穂高岳山頂のすぐ下に北穂高小屋があり、
小屋のテラスを通ってキレットへ降ることになっています。
小屋のテラスが登山道とはちょっと意外なコースでしたが、
ここから遙か彼方の下まで降らなければなりません。
浮き石も多いコースでので慎重に降ります。
日の当たる東側の斜面から一転して暗い西側の斜面に登山道が
伸びています。
どうやらここからが「飛騨泣き」でしょうか?
この浮き石だらけの登山道の横には滝谷の岩がその姿を見せています。
この岩に圧倒されながら降ると長い鎖場があります。
ちょうど登ってくる人が数組いるのでお互いに声をかけながら
どちらが先に鎖場を通るか決めます。
核心部の鎖場を無事に降りるとA沢のコルも間近です。
この辺りまで来ると長谷川ピークを登っている人の姿がハッキリと見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/07/4fa34bc0f580b33dcdc966d2e0bcb160.jpg)
かなりの人数が長谷川ピークを越えてくるようです。
10:15分、北穂から降り終えたA沢のコルに着きました。
7~8人の人達が昼食を取っています。
私達もここで昼食とすることにします。
先に来ている人達に話を聞くと、南岳の小屋から来たと話してくれます。
目の前に見える長谷川ピークは大きな一枚岩のように見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/16/4382ad2ccbb0223bf559cd0c27f84d08.jpg)
この左端のピークが長谷川ピークです。
ここからナイフリッジの先端部を飛騨側に身を乗り出して
越えるところが核心部です。
ちょっと怖いのですが、足場がしっかりしていることと、
鎖があるので思ったより簡単に越えられます。
実際に降って来た人が、長谷川ピークってどこですか?
などと言っている人がいたくらいです。
昼食でお腹も満たされたところで、私達も長谷川ピークへ向かいます。
最初の一歩は、ちょっとオーバーハング気味の岩の下を越えなければ
ならないのですが、そこは、足場にしっかりとした木製の橋が
出来ているので造作なくクリアします。
そこからはナイフリッジのような岩尾根を鎖に掴まったりしながら
ナイフリッジを右に行ったり左に行ったりしますが、
岩肌は滑らないし、ホールドも沢山ありますので
難なく高度を稼ぎます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/e9/252ecb13a5fac5a624dcb45b50117868.jpg)
後ろを振り返ると北穂から降ってきた岩場が見えます。
あらためてみると、よく降りてきたものだと思います。
南岳方面から来る人と交差するときだけお互いに声を掛けて
先に行かせてもらったり待ったりして進みます。
長谷川ピークを越えると目の前には南岳の登りが遠くに見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/39/73fa8da4bbbdc01a07f1df43ca798b58.jpg)
尾根の先に聳える岩場を越えなければ南岳へ行くことが出来ません。
まずは、岩場の下を目指して歩きます。
岩場の下について上を見ると梯子が2つ見えます。
かなりの急斜面ですが、ここまで歩きを考えると
それほど難しいものではありません。
ただただ慎重に登るだけです。
はしごを登り終えると細かな岩くずが堆積している足場の悪い
沢状の所があります。
岩くずが落ちないように丸太で木組みがされています。
ここを登り終えると南岳の小屋の赤い屋根が見えます。
難場を終えてホット一息です。
12:40分、南岳小屋に到着です。
小屋の陰で一休みします。
暑さのためノドが渇いてきたので水分を十分に補給します。
北穂からここまではちょっと時間が掛かりすぎたようです。
これから槍ヶ岳山荘までは、岩場ではなく普通の登山道となりますが、
まだまだ先が遠いです。
何とか、4時頃には着きたいと思い疲れた身体に鞭を打って歩きます。
さて、キレットに向かうコースはと思い山頂を見渡します。
どうやら北穂高小屋に向かって降りるようです。
地図の上では北穂高岳の山頂と北穂高小屋は離れているようですが
実際には北穂高岳山頂のすぐ下に北穂高小屋があり、
小屋のテラスを通ってキレットへ降ることになっています。
小屋のテラスが登山道とはちょっと意外なコースでしたが、
ここから遙か彼方の下まで降らなければなりません。
浮き石も多いコースでので慎重に降ります。
日の当たる東側の斜面から一転して暗い西側の斜面に登山道が
伸びています。
どうやらここからが「飛騨泣き」でしょうか?
この浮き石だらけの登山道の横には滝谷の岩がその姿を見せています。
この岩に圧倒されながら降ると長い鎖場があります。
ちょうど登ってくる人が数組いるのでお互いに声をかけながら
どちらが先に鎖場を通るか決めます。
核心部の鎖場を無事に降りるとA沢のコルも間近です。
この辺りまで来ると長谷川ピークを登っている人の姿がハッキリと見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/07/4fa34bc0f580b33dcdc966d2e0bcb160.jpg)
かなりの人数が長谷川ピークを越えてくるようです。
10:15分、北穂から降り終えたA沢のコルに着きました。
7~8人の人達が昼食を取っています。
私達もここで昼食とすることにします。
先に来ている人達に話を聞くと、南岳の小屋から来たと話してくれます。
目の前に見える長谷川ピークは大きな一枚岩のように見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/16/4382ad2ccbb0223bf559cd0c27f84d08.jpg)
この左端のピークが長谷川ピークです。
ここからナイフリッジの先端部を飛騨側に身を乗り出して
越えるところが核心部です。
ちょっと怖いのですが、足場がしっかりしていることと、
鎖があるので思ったより簡単に越えられます。
実際に降って来た人が、長谷川ピークってどこですか?
などと言っている人がいたくらいです。
昼食でお腹も満たされたところで、私達も長谷川ピークへ向かいます。
最初の一歩は、ちょっとオーバーハング気味の岩の下を越えなければ
ならないのですが、そこは、足場にしっかりとした木製の橋が
出来ているので造作なくクリアします。
そこからはナイフリッジのような岩尾根を鎖に掴まったりしながら
ナイフリッジを右に行ったり左に行ったりしますが、
岩肌は滑らないし、ホールドも沢山ありますので
難なく高度を稼ぎます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/e9/252ecb13a5fac5a624dcb45b50117868.jpg)
後ろを振り返ると北穂から降ってきた岩場が見えます。
あらためてみると、よく降りてきたものだと思います。
南岳方面から来る人と交差するときだけお互いに声を掛けて
先に行かせてもらったり待ったりして進みます。
長谷川ピークを越えると目の前には南岳の登りが遠くに見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/39/73fa8da4bbbdc01a07f1df43ca798b58.jpg)
尾根の先に聳える岩場を越えなければ南岳へ行くことが出来ません。
まずは、岩場の下を目指して歩きます。
岩場の下について上を見ると梯子が2つ見えます。
かなりの急斜面ですが、ここまで歩きを考えると
それほど難しいものではありません。
ただただ慎重に登るだけです。
はしごを登り終えると細かな岩くずが堆積している足場の悪い
沢状の所があります。
岩くずが落ちないように丸太で木組みがされています。
ここを登り終えると南岳の小屋の赤い屋根が見えます。
難場を終えてホット一息です。
12:40分、南岳小屋に到着です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/c9/e6e94cc3c1be849403a51ad121cbb639.jpg)
小屋の陰で一休みします。
暑さのためノドが渇いてきたので水分を十分に補給します。
北穂からここまではちょっと時間が掛かりすぎたようです。
これから槍ヶ岳山荘までは、岩場ではなく普通の登山道となりますが、
まだまだ先が遠いです。
何とか、4時頃には着きたいと思い疲れた身体に鞭を打って歩きます。
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