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井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

スワヤンブーナート 3

2006-08-09 20:40:55 | カイラス巡礼・旅行記
真っ白な塔の回りにはマニ車がたくさんあります。


塔を中心にしていろいろな建物があります。
その中には仏像と一緒になっているものがあります。


仏像が安置されている建物の一角にたくさんの灯明が準備されている部屋があります。
お参りに来る人のために用意されているのでしょうか?


これらの小さな塔似も仏像が安置されているのでしょうか?


正面の階段を上がってくると覆い被さるように塔が見えます。
一番上を見ると首が痛くなり、階段を落ちそうになります。


裏側の道へ階段を下りていきます。
この通路にはお土産やさんが露店を出し、うるさいくらいに買って、買って
攻撃を仕掛けてきます。



 スワヤンーブナートの山の下にはこの山を1周する道があり、
チベット仏教の信者の人が右回りにお参りをしていると聞きました。
その中には五体投地でお参りをする人もいるようです。

この次にカトマンズへ来る機会があれば、もう少しゆっくりと見てみたいと思いました。


スワヤンブーナート 2

2006-08-08 20:02:37 | カイラス巡礼・旅行記

 階段を上がって行くと左手に真っ白い大きな半球形の仏塔があり
その上の金色に輝く九輪のような輪があります。 
そして異彩を誇っているのが正方形の部分に描かれている大きな目です。
この目がカトマンズの四方を睨んでいます。


この大きな白い建物の周りにもいろいろな建物があります。
この建物は大きなマニ車が据え付けられています。
そして建物の回りには小さなマニ車が無数にあります。


興味深く見ていると、大きな金色の仏像が祀られている建物があります。
大きさは3~4メートルほどの高さがあり、
ガラスのケースで覆われています。
日本でいうと奈良の大仏のようなものでしょうか。
仏像の前にはダライ・ラマ14世の写真が飾られています。


この仏像の佇まいを見ていると奈良の大仏によく似ていると思いました。
そう思うのは私だけなのでしょうか?

日本へ帰ってから調べると、このスワヤンブーナートはチベット仏教の
お寺であり、さらに、カイラス山とは大きな共通点がありました。
それは、どちらもブータンに支配されていた歴史があるということです。


 カトマンズの市街が見渡せる場所に来ると急な階段があります。
どうやら、この階段を上ってくるのが正式な道のようです。


この階段の一番上にあるのが、大きな仏具(五鈷杵でしょうか?)です。
この仏具を見て、ハッと思いました。
弘法大師が手に持っている仏具によく似ているからです。

考えてみると仏教伝来は西から東ですので、チベット密教で使用している仏具が
日本まで伝来していても何の不思議でもなく、当然といっても良いのでしょう。
ただ、私が知らないだけなのだと思います。
この仏具を見てからはいっぺんにこのお寺に愛着を感じました。

 


 この寺院には猿がいました。
数匹の猿が地面一面に干している花びらの中から何かをつまんで口に運んでいます。
種などを食べているのでしょうか?



市内観光・スワヤンブーナート

2006-08-07 20:22:51 | カイラス巡礼・旅行記
カトマンズに着いた次の日はチベットへのビザ申請などを行うために
必要な日となっています。
このためエコトレックではこの日を市内観光にあてています。

<ahref="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/47/4aa517a893c11c58c120cd47fb6faf11.jpg">
    ホテルの窓からの眺めです。隣は学校でした。
    右手にあるような煉瓦作りの建物が一般的な住宅のようです。


 朝食を食べに行くと私達以外の外人が2人います。
この二人はグレゴリーにビジュヌーです。
私達と同じエコトレックのカイラスツァーの参加者です。

朝食をて終えてロビーにいるとバスが来ます。
このバスはインド人用で私達と行き先が違うようです。
インド人のバスがどこかへ走り去ってからハイエースのワンボックスが来ます。
どうやらこれに乗って市内観光のようです。

 乗客は私にゲリー、ビジュヌー、グレゴリー、
それにインド人夫婦とインド人の2人組の8人です。

 ここでいつも一緒に行動することとなったビジュヌーと
グレゴリーについて紹介します。
ビジュヌーはシンガポール国籍のインド人で37歳、
インド舞踊のダンサーといっている。グ
レゴリーは国籍不明の白人、ベトナムでホテルの総支配人をしている50歳。

 車は郊外に向かって走ります。
香と南図の交通事情は想像を絶するものがあります。
通りでは車とバイクが先を争うようにスピードを出し、
無瑠田と思うような追い越しをしていきます。
クラクションを始終鳴らしながらバイクの波を蹴散らしながら走ります。
交差点も我先にと進入するので赤信号でもお構いなしです。

私達のハイエースもクラクションを鳴らしながら
対向車の隙間をぬって追い越しをかけていきます。
この運転技術には感心します。
私ではとても走れないような交通事情ですね。

 さて、小高い山の上にある寺院に着きました。
この寺院は有料のようですがエコトレックの人が料金を払ってくれます。
 この寺院がスワヤンブー寺院でした。

  
    この特徴のある目がカトマンズの街を睨み、
    平穏をもたらしているのです。



ツァー料金の支払い

2006-08-05 19:26:22 | カイラス巡礼・旅行記
 ホテルの部屋はツインです。
プレムさんからも相部屋になるからといわれていました。

 食事を取って部屋に戻ると誰かがバスに入っています。
声をかけてベットに座っていると、若い男性が腰にタオルを巻いて出てきます。
これがゲリー君です。

ゲリーは南アフリカ共和国から来た32歳の青年です。
仕事はコンピューター関係で4か月の休みでカイラスへ来たといってます。
とても愉快で快活な青年です。
ゲリー君とはこのツァー中、いつも一緒に行動しました。
そして、私の語学力の足りないところを補ってくれた大切な友人です。  


 ☆☆ ツァー料金の支払い ☆☆

 ベットで寝ているとプレムさんから電話が来ます。
「ディナーを一緒にどうかといってます。」、「もう寝たので」といって
断りましたがしつこく誘ってきます。

 ゲリーが行くというので私も行くことにしました。
1階にある食堂でカレーを少し食べます。

そのあと打ち合わせがあるからといってプレムさんが部屋に来ます。
どうやらツァー料金の請求のようです。

 ゲリー君は現金で支払います。
プレムさんが米ドルでの支払いを要求しますが、
私は「トラベラーズチェックしかない。」といって
用意してきたトラベラーズチェックにサインをして渡します。
これで支払いは終わりました。
 
ツァー料金の支払いに関しては、エコトレックのHPには
申し込みと同時に20%の予約金を払い込むように
書いてありましたが、メールでのやりとりの中で
申込金はカトマンズへ来たときでも良いといっていたので
支払っていませんでした。

なぜかというと、エコトレックとのやりとりは
インターネット上だけであり、実在する会社かどうかも
分からないため、事前にお金を振り込むことに危険性を感じていました。

また、トラベラーズチェックにしたの二つの理由があります。
一つは、盗難や紛失したときにトラベラーズチェックだと
再発行をしてもらえるということです。

もう一つの理由は、トラベラーズチェックの方が現金のドルより
手数料が安かったということです。
これらの理由によりトラベラーズチェックを持って行って
エコトレックにツァー料金を支払いました。

こんなことは海外旅行になれている方には常識かもしれませんが、
何せ、海外旅行が初めての私にしてはトラベラーズチェックは
見るのも初めてなのです。

プレムさんがしつこくキャッシュ(ドル)はないかといっていましたが、
「アイ、ハブ、ノー、キャッシュ」といって断りました。
実際に米ドルは1ドルも現金で持っていないのでどうしょうもありません。

 今回のツァーに用意した現金ははすべて日本円です。
それは、ネパールでもチベットでも日本円が通用すると聞いたからです。
千円札で50枚、何かのために1万円を1枚の6万円が所持金のすべてです。

ネパールの政情

2006-08-03 21:14:25 | カイラス巡礼・旅行記
空港からホテルへ来る途中に王宮がありました。
大きな交差点の一角には土嚢が積み上げられ、
その中には銃を持った兵隊がいました。
そうです、ネパールの政情は不安定なのです。

 実は、ネパールは共産党毛沢東主義派(通称マオイスト)
といわれる人々が政府軍と争っています。
この10年間で1万3千人が死亡したといわれています。

 私がツァーに申し込みをした4月は全国で共産党毛沢東主義派が
呼びかけたゼネストが行われ、このゼネストが共産主義者以外の
民主勢力をも巻き込みギャネンドラ国王の専制政治に対する
民主化運動としてカトマンズの街が騒然となっていました。 

5月に入ってから、ギャネンドラ国王が国会を召集しコイララ政権が
発足すると、民主化に期待が集まりゼネストは一気に鎮静化に向かいました。

さらにマオイスが3か月間の一方的に武力停止宣言するなど
和平へ向けて大きく動き出しています。

 私がカトマンズへ入った6月には主要な道路でもほとんど兵隊を
見かけることもなく、交通整理の警官がいるだけで
そんな事件があったことを感じさせるものはほとんど見られない平和な状態でしたが、
その裏には今も沸々といろんな思惑が渦巻いているようです。

 ただ、マオイストは外国人の観光客に危害を加えることはないと
聞いていましたので、その点は安心していました。

エコトレックの出迎え

2006-08-02 22:01:49 | カイラス巡礼・旅行記
 さあ、次の難関はエトレックから迎えに来ている人と
無事に会えるかということです。
気を引き締めながら廊下を歩いて出口へ向かいます。

 出口の手前にあるカウンターから声がかかります。
最初は何を言っているか分からなかったのですが、
「インフォーメーション」と書かれたカウンターでしたので、
どうやら「ホテルは決まっているのか?」と
聞いているようです。
「ホテルギャンジョン」というと手振りで出口の方を指します。

 出口には沢山の人がいます。
名前を書いた紙を持っている人がいるので見ましたが、
どうやら違う人のようです。

 エコトレックからはプレムさんという人が迎えに来ることに
なっていますが、あたりをよく見たのですがそれらしい人は
まだ来ていないようです。

 
     空港の出口付近です。いろいろな人がいますがほとんどが客引きです。


出口を出るといろいろな人が声をかけてきます。
「ホテル」「ホテル」と口々に言っているので、
どうやらホテルの客引きのようです。
これらの人を相手にせずに右手にあるベンチへ向かい荷
物を置いて座ります。

座っている間もいろいろな人が「ホテル」、
「ホテル」といって寄ってきます。
私は「ノー、サンキュー」といって相手にしないようにしていると、
中には片言の日本語で話しかけてくる人もいます。

あまりしつこいので「エコトレックが来る」といっていると
「エコトレックの社長を知っている」と日本語で
話しかけてくる少年がいます。 

そして、この少年が私に話しかけてくる人達に、
「この人はエコトレックの客だ」といっているようです。

 さらに流ちょうな日本語で話しかけてくる人がいます。
日本にも留学したことがあるといっています。
この人が「アサヒトレック」のリラさんでした。

リラさんもエコトレックは知っているようです。
ここで、やっと、エコトレックがそれなりの規模の会社で
あることが分かり、ホッと一安心です。

 リラさんと話をしていると、エコトレックの社長だという人が現れます。
リラさんが紹介してくれます。
社長はインド人の団体を迎えに来ているようです。

「もうすぐプレムが来るので待っていてほしいといっているようです。」
ベンチに腰掛けて待つことにしました。
リラさんが盛んに「明日、市内観光をするならガイドをする。」と
いってくれます。

明日は、エコトレックで市内観光をさせてくれることを伝え、
「今度トレッキングに来ることがあれば是非案内してほしい。」と
いうと名刺を渡してくれる。

 しばらくすると小柄で少し小太りの男性が現れます。
この人がプレムさんです。
プレムさんに連れられて歩いて飛行場の外へ出ます。
そして、迎えに来た車で私だけホテルへ向かいます。

「ホテルギャンジョン」に着いて5階の部屋に入ると
ベットの上でホッと一息つきます。




ネパールへの入国審査

2006-08-01 22:24:45 | カイラス巡礼・旅行記
いよいよ入国審査です。

 荷物を受け取り階段を下りていくと薄暗いホールがあり、
右手に入国審査カウンターがあります。

正面に両替所があるので日本から持ってきた「円」を
「ネパールルピー」に換金します。
カメラの関税を払うだけ換金できればいいと思いましたので
とりあえず2千円を換金します。
手元に来たのは1,200ルピーほどです。

 入国審査の列は3列になっています。
一番たくさん並んでいる列はインド人とネパール人の再入国の列のようです。
その反対には外国人と思われる人の列があります。
真ん中の列には数人しか並んでいません。

さて、さて、どの列に並べばいいかと思いウロウロしていると
ネパール人の再入国に並んでいる人から日本語で「どうしました?」と
声がかかりました。

その声の方を振り返ると若い(30代前半?)日本人の男性が立っています。
「どの列に並べばいいのか分からなくて」といって、
ビザは取得済みであることを話すと、
「真ん中の列で良いですよ!」と教えてくれる。

お礼を言って真ん中の列へ歩き出してから、
ふと、関税のことを聞いてみようと思いました。
「実はカメラを2台持ってきたので税関に申告しようと
思うのですが・・・」と話すと、「税関に申告するとなぜ必要なのか
いろいろ聞かれたりして面倒なので、申告しない方が良い。」といわれました。

早速税関への申告書を出してカメラと書いたところを消して
「申告なし」の欄にチェックを入れておきました。

 入国審査官にパスポートと申請書を出すと私の顔を数度見ただけで
入国審査済みの判を押してくれます。
「サンキュー!」といって入国カウンターを抜け、税関の係員の所へ行きます。

関税の申告書を渡すとチラッと見ただけで外の方へ視線を移します。
しめたと思い「サンキュー!」といってカウンターを抜けます。

やれやれ、これでネパールへ入国することが出来ました。
 この時は、本当に「やったー!」という気持ちでした。
ろくに英語も話せないので入国管理官に質問されたら
どうしょうかなどといろいろな心配をしていたのですが
無事に入国を果たし、ホッとしました。

札幌からカトマンズへ 3

2006-07-31 20:55:42 | カイラス巡礼・旅行記
 搭乗待合所が騒がしくなってきます。
時計を見ると搭乗時間が間近に迫っています。
椅子から起きあがって、搭乗カウンターに並んでいる列に加わります。

乗客を見るとほとんどネパール人かインド人のようです。
白人はあまりいないようです。

この飛行機もタイ航空の運行ですが、機内アナウンスを聞いていると
ルフトファンザ航空との共同運行のようです。

 カトマンズへ向かう飛行機の中でも昼食の機内食が出ました。
この機内食も満足のいくものでした。

 カトマンズへ近づいてくると入国審査用と税関への申告用紙が手渡されます。
入国審査用は一度練習したのでパスポートを見ながら何とか書き終えます。

問題は税関用の申告書です。
実は、カメラを2台持ってきているのです。
ネパールは無税で持ち込みが出来るカメラは1台だけなのです。
正直に1台は税金を払うつもりで申告書を記入しました。

 飛行機が着陸態勢にはいると地上が見えてきます。
地上には水田と煉瓦色の建物が見えてきます。
家の周りには大きな木が見えます。
水田に緑の多いのどかな田園風景が広がります。

 飛行機が着陸すると機首と後ろに2台タラップがつけられます。
どうやら機内からはタラップで降りるようです。
タラップを降りて人の波に続いて飛行場の建物に向かいます。
外はムッとする気温なのですが細かな霧雨が降っています。

途中で飛行機の写真を撮ろうと思ってカメラを出すと
銃を持った兵隊から鋭い声で制止されます。
どうやら飛行場は撮影禁止のようです。

長い廊下を歩き手荷物の請け出し口へ向かいます。
おなじみのベルトコンベアが回り出し手荷物が運ばれてきます。

私の荷物がでてきたのでコンベアから下ろして見ると
チャックの位置が動いています。
どうやら誰かが荷物を開けようとしたみたいです。
私の手荷物は布製のバックですのでナイフか何かで
切り裂くことは可能です。
ですから貴重品はすべて身の回りから離さないように
機内持ち込みにしていました。

手荷物にも、一応の備えとして鍵をかけておきましたので
中のものは大丈夫のようです。

さあ、いよいよ入国手続きです。



札幌からカトマンズまで 2

2006-07-29 21:24:05 | カイラス巡礼・旅行記
 いよいよ飛行機への搭乗が始まったので列に並びます。
飛行機の中にはタイの民族衣装を着たフライトアテンダントの女性がいます。
両手を胸の前で合わせて挨拶をされます。

 窓際の席に座り辺りを見渡すといろいろな国の人がおり
国際線に乗ったということを実感させられます。
この便は、全日空との共同運行をしているようで、
日本人のフライトアテンダントの女性もいるようです。
これを見てちょっと安心しました。
何かあれば日本語で話が出来ると思うと心強いですね。

機内のテレビ画面に現地時間が出ているので時計の針を直しておきます。
こうしておけば、バンコクへ行ってからの時間を正確に知ることが出来るからです。

離陸してしまうと外は真っ暗な闇ですので寝ることにします。
飛行機のエンジンの音が耳について熟睡は出来ないのですが
ウトウトして寝ていました。

 機内がざわつきで目を覚まします。
回りを見ると、どうやら機内食を配っているようです。

国際線の機内食は初めてですのでどんなものが出てくるか
興味を持ってみていると、順番が来て私にもトレイを渡してくれます。

渡されたトレイをみるとなかなかの充実ぶりです。
パンにメインディッシュ、飲み物にフルーツまで、
結構おなかがいっぱいになりました。
これなら、バンコクの空港で朝食を取らなくても大丈夫ですね。

 バンコクへ近づいてきたところで入国審査申請書が配られます。
初めてですので書き方がわかりません。
ドキドキしながら英文を何度も見ていると少しずつ内容が理解できてきます。
何とか書き終えて裏を見るとアンケートみたいなものがあります。

その中にどうやら年収を聞いている欄があります。
どう書けばいいのか分からないので日本人のフライトアテンダントが
来たときに聞いてみます。

すると、「この欄は、個人のプライバシーに関するものですので、
私は記入しません。」と明確に教えてくれます。
それを聞いて安心したので、この欄はチェックしないでおきます。

(後で考えると、私はタイには入国しませんのでこの入国申請書は出す
必要がありませんでした。こんなところが、初めての海外旅行ですね。
でも、次の便でネパールに入国するときには出さなければいけない
申請書ですので、そのための練習と思うことにしました。)


☆☆ トランスファー ☆☆

 バンコクの空港では5時間ほどのトランスファーがあります。
バンコクの空港は免税店の店がたくさんあります。
それらの店をみながら時間をつぶします。
ファーストフードの店の横に待合い用のイスがあるのでそこに座って
通路を通る人を見ていました。

その通路はいろいろな国の人がいろいろな格好をして歩いています。
これを見ているだけで自分が外国に来ているのだという実感が湧いてきます。
でも、日本人の姿はあまり見えなかったですね。

5時間は長いです。
どこかでゆっくりと横になりたかったのですが、
免税店のあるこの場所ではゆっくり出来ません。
この場所より搭乗ゲートを入った搭乗待合所の方がすいているので
搭乗ゲートを入ることにしました。

このゲートを通るときに身体検査があります。
手荷物を検査機会に通し、私は横にある金属探知器を潜ります。
そして、小さな踏み台に上がり両手を上げます。
検査員の女性が両脇から背中を触り[OK!」といいます。
これで検査は終わりです。

搭乗待合所は閑散としています。
ここで、手荷物を枕にゆっくりと横になって寝ます。
横になって目を瞑っているだけなのですが、
それでも疲れが取れるような気がします。

札幌からカトマンズまで 1

2006-07-28 20:54:42 | カイラス巡礼・旅行記
 札幌からカトマンズまでの経路を簡単に紹介します。

 まず、6月3日、千歳空港を19:00分に立ちます。関空には21:10分到着。
関空では約3時間の待合い時間があります。

関空で国際便に乗り換えて翌日の01:25分でバンコクへ向かいます。
バンコクには05:15分到着。
ここで約5時間のトランスファーを経てカトマンズへは10:30分に飛び立ち、
カトマンズへは12:35分に到着します。 

関空で3時間、バンコクで5時間ほどの時間をどう過ごすか?忍耐が試される旅です。


☆☆ 国際線の搭乗手続・出国審査 ☆☆

 閉店間際のうどん屋で食事を済ませタイ航空の搭乗カウンターへ向かいます。
タイ航空の搭乗カウンターは国際線カウンターの一番端にあります。
出発時間にはまだ相当時間があるので搭乗カウンターの電気は消され、
人影もまばらです。
近くのベンチでひたすら待ちます。

 22時を過ぎるとチラホラと人が集まり出します。
明らかにタイのリゾート地へ行くようなサンダル履きで軽い服装の人から
タイ人と思われる家族連れなどいろいろな人が集まってきます。

この人達をボンヤリみていると、ほどなく搭乗カウンターに電気がつき
受付をする女性が姿を現します。

 搭乗カウンターに乗客が並び出すので私もその列に加わります。
搭乗カウンターには日本人の人がいますので英語を使うことなく搭
乗手続きを済ませることが出来ました。
係りの女性にパスポートとチケットを出すとカトマンズまでの搭乗券と
荷物の預かり証を渡してくれます。

飛行機内の席は窓際の席をお願いします。
荷物をどこで受け取ればいいのか聞くとカトマンズで
受け取るようになっていました。

人の流れに従って歩いていくと税関のカウンターがあります。
そちらへ行くと係員が「申告するものがありますか?」と聞くので
「いいえ」と答えると奥のカウンターを指さします。
そちらが出国審査カウンターのようです。

係員の女性にパスポートを渡すとチラリと私の顔を見て
パスポートを返してくれます。
これで、出国の手続きがすべて終了しました。
拍子抜けするくらい簡単に終わってしまいました。

これで、日本を旅立つことが出来ます。
出国があまりに簡単でしたので、ちょっと拍子抜けしてしまいました。