⊂FREESPACE⊃

なんと6年越しの復活。
ケドメ(旧名 ミッチ・ミキハラ/MIC(H))の活動報告拠点にでもしようと思います。

drummania (ドラムマニア)

2007年02月22日 | ●音楽ゲーム回想録

・『drummania』オイラなりの解説
『beatmania』のヒットを受けて、
コナミは自社発売の音楽ゲームに
"BEMANI"のブランド名を冠し、
さまざまな楽器やシチュエーションを題材とした
ゲームをつぎつぎに送り出していくが、
本作『drummania』はドラムがテーマとした商品。
ドラム
の入力デバイスには
YAMAHA製のドラムパッドを採用しているほか、
キック用のデバイスも搭載されており、
数あるBEMANIブランドの音楽ゲームの中でも
ひときわリアル志向が強く感じられる。
それゆえに操作に慣れるまでには
相応の時間と経費が必要となるためか、
当初の反響は比較的おとなしいものだったが、
少しずつ上級者も増えはじめると、
徐々に注目が集まるようになった。
ギター(ベース)が題材の『GUITAR FREAKS』シリーズと連動して
セッションプレイを楽しめることも売りのひとつ。



これ、こんなに早い時期にリリースされてたんですね・・・。
『beatmania』から3、4年は経ってからの
リリースと感じていたんですが。
いやあ、時間の感じ方が当時とぜんぜん違いますわ。
あ、ちなみに時系列的にすっ飛ばしている音ゲーもありますが、
それはオイラがその時点でまだ遊んでいなかったり、
とくに思い入れがないものだったりするので、
とりあえず割愛してあります。

オイラはむかしから、なんの因果か
リズムというものに妙なこだわりがありまして。
実際のドラムスなんか中学校の吹奏楽で
ちょこーーーーーっとやった程度なのに
「これ(『drummania』)は俺のためにあるゲームだ!」
なんて思い込んでいて、
へんな期待のしかたをしていたような気がします。
今よりずっと妄想癖が強かったですしね。
時すでに19歳にもなっていたのに。

ま、それはさておき、実際に遊んでみての感想としても、
やはり最初のころはキックにとにかくまごついていて、
(暗譜して実践するのとオブジェで見て反応するのとでは
 また別の話です)
正直、あまりおもしろいとは感じていなかったように思います。
以前のオイラなら、そのまま遊ぶのをやめても
おかしくなかったのですが、
第一印象があまり良くなかったのは
『beatmania』でも『DDR』でもいっしょのことでしたし、
また前述の「このゲームは俺のためにある!」という思い込みも手伝い、
根気よく続けることにしました。

・・・にしても、苦労しましたけどね。
なにせ自分自身が先人なのです、今回に限っては。
初心者の難関かつ、もっともキャッチーな曲と言える
"ACROSS THE NIGHTMARE"までがんばる人は多かったのですが、
そこで満足してしまうのか、
上位クラスの「REALモード」で遊んでいる人を見かけることは
リアルタイムではあまりありませんでした。
となると、他の人のモーションを参考にしたり、
うしろから譜面を盗み見するなどの機会はほとんどありません。
苦行のように感じた瞬間も、ないことはないです。

しかし、このゲームについては、
難易度が高ければ高いほど、こなせた時の
快感のフィードバックも確実に大きいことに気づきはじめ、
少しずつ、本心からのめりこむようになっていきます。
とくにサウンドトラックが発売されると、
楽曲自体が持つ魅力にも改めて心動かされ、
(この初代作はあからさまにハードロックに寄っていない点でも
 個人的嗜好に合うものになりました)
気がつけば「REALモード」の制覇などはあっという間で、
隠しモードの「EXPERT REAL」を必死にやりこむ毎日になりました。
しまいには、
「『DDR』なんて足を動かすだけで音を鳴らせるわけでもないし」
なんて暴言も・・・はい、
『DDR』にハマっていたときの『beatmania』に対する暴言と
いっしょのケースでございます。あはははは。

『drummania』シリーズはオイラに何か強い展望を
与えてくれたというわけでは決してなかったのですが、
その後もずっと遊びつづけています。
そしてなんとなく、BEMANIシリーズに付き合ううえでは、
このシリーズが最後の砦になる、とも感じています。
最高難易度の譜面がつねに「正解」、という
特異さも関係していますが、
数ある音楽ゲームのなかでも
修行中にツラい時期の多かった本シリーズへの愛着が、
オイラにとってはとくに強いからなのかもしれません。


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