⊂FREESPACE⊃

なんと6年越しの復活。
ケドメ(旧名 ミッチ・ミキハラ/MIC(H))の活動報告拠点にでもしようと思います。

ポップンミュージック (Pop'n Music)

2006年10月23日 | ●音楽ゲーム回想録

・『ポップンミュージック』オイラなりの解説

『beatmania』が世を席巻している中で、
『beatmania』のゲーム仕様はそのままに
そちらとはまた違った層にアピールするものとして登場。
リリースは『Dance Dance Revolution』とほぼ同時期。

ルールは数あるBEMANIシリーズのなかでも
『beatmania』のそれに一番近いが、
操作するボタンの数は9個と多め。
また、それぞれの楽曲には別個の担当キャラクターが存在し、
画面を覆い隠す、オブジェの配列を組み替えてしまうなどの
「オジャマ攻撃」を仕掛けてくることが
当初は『beatmania』との差別化として大きな要素だった
(初代作ではオジャマ攻撃は必ず介入する)。

これらの仕様はもともと、ひとつの筐体に
複数人が群がって遊ぶことを前提として
採用されたものだが、この遊び方はいまひとつ定着しなかった。


収録曲はJ-POP的なものからディスコ、アニメ主題歌など
古今東西を問わないあらゆる音楽ジャンルを扱う。
また、楽曲やキャラクターには明らかに
有名アーティストを意識しているものも多く存在し、

その巧みなパロディ性も見どころのひとつ。



このゲームはあとからの思い入れが強いです。
最初はそんなに熱心にやっていなかったと思います。
まあ、もともとそういう仕様なんですよね。
ふっとゲームセンターに立ち寄った時に
みんなでワイワイ言いながらやるのが
おそらく正しいスタイルで(今でもそう信じたいんですけど)、
パッと見もまさか、一人で遊べるようにできているとは思いませんでしたし。
誰かが、一人で高難易度の曲を攻略していて
「あ、ひとりでも遊べるんだ」と思ってから
ようやく手を出すようになります。

とは言っても、やっぱりそんなに熱心ではないというか、
自分が音ゲーびいきだからなんとなくやってるんだと
最初は思っていたんですが、
ズルズルとプレイしてしまう不思議な魅力がありました。
気がつけば、鼻歌で収録曲を口ずさんだりすることもあって・・・
楽曲に惹かれていたんだと思いますけど。

当時のオイラと言えば音楽なんか
クラシックとゲームミュージック、
付け焼刃のテクノ知識くらいしかありませんでしたから、
『ポップン』で触れる曲の数々に新鮮な魅力を感じました。
かなりあとになってからわかるんですが、
とくにこの一作目は音楽通も唸るような
かなり高度なパロディをしているものも多いらしく、
決して女子供をターゲットにしただけの
手抜かりのある作品ではなかったのでした。

もったいないことに、これを遊んでいた時点では
「しょせんシャレなんだよね」と思っていて、
受けていた恩恵の重大さに気付いて
あらゆるジャンルの音楽を聴きだすには
もうすこし時間が必要でした。
まあ、ゲームに影響されて・・・というのが
カッコ悪いと当時は思っていたせいもあるんですが。
(テクノは経緯が複雑だったせいかゲームを意識せずに入れた)
人間どんどん影響受けりゃいいんです。
なんの話だったっけ。


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