⊂FREESPACE⊃

なんと6年越しの復活。
ケドメ(旧名 ミッチ・ミキハラ/MIC(H))の活動報告拠点にでもしようと思います。

J-POP - 電気グルーヴ

2008年04月17日 | ☆音楽生活
例によってちょっと遅れての購入ですが
初回DVDつきはしっかり残っておりました。
妹は店頭でこのジャケットを見て
ひっくり返ったとかなんとか。

音使いはストイックなのに
全体的な印象としてはポップ、という
なんだか絶妙なバランスを実現させている
アルバムだなーと思いました。
目玉曲の"モノノケダンス"、"少年ヤング"も
シングル版に比べて音数少なめのリミックスでしたけど、
そういうことに対する批評も
今のところ見かけませんし。

あと、リズムにずいぶん力が入ってます。
最近のテクノってリズムよりも、
どれだけインパクトのある音を出せるかっていう方向に
シフトしているイメージがオイラにはあったんですが、
ハードフロアもかくや、な
緻密なリズムが組んであった曲もありました。
そう言えばボーカルはラップめいたものも
けっこう多かったですね。
キャッチーな印象はあんがい
この辺から出ているのかもしれません。
リズムコンシャス=キャッチー なんて
いかにもオイラ勝手な発想ですけど。

前作から8年目ってことで
どうしても往年の電気グルーヴファンの反応が
目立ってしまいますけど、
ひさびさにわかりやすく
テクノに触れられるアルバムが出たので、
ファンならずとも多くの人に聴いてもらいたいと思いました。

Meine Meinung ワンマンライブ

2008年03月17日 | ☆音楽生活
先週の土曜日は、
BMSファンにとっては
"COLORFUL"や"Adansonia"でおなじみ、
Meine Meinungさんのライブに行ってきました。
これが初のワンマンだそうで、満員御礼。
お客さんの種類も、かなり年上の方もいたり多種多様で、
いろんなファンから愛されてるんだなーと
ほほえましく思いました。

演奏ですが、すごかったです、ほんとに。
1時間すこしがほんとにあっという間。
オイラはロックにぜんぜん詳しくないので
あんまりつっこんだことは書けないんですが、
「そんなことまでできるの!?」ってな具合の
各メンバーの変幻自在っぷり、
抜群に安定感のある歌と演奏に
ただただおどろくばかりでした。
開幕直前でトイレに行ってしまって
後列で観覧せざるをえない状況になってしまったのが
唯一の・・・しかし、だいぶ心残りです。
超絶テクニックの数々がろくに見えなかった・・・
もちろんテクニックなんぞに注目しなくても
歌も演奏も楽曲もほんっと良かったんですけど、だからこそっ。
ヴォーカルの絵理子さんのようすは
かろうじて見られる位置だったのでそこは満足。
かわいいじゃないですかちくしょう(?)。
夏にもワンマンライブがあるとのことなんで
予定に問題がないならリベンジしてきます。

ライブ後はフロアでしばし談笑。
オイラと同じくBMS関係のお客さんも多く、
『スマブラ』オフのときに会った
siratamaさん、czardasさん、amoさんはもちろん、
ミズキ(dust.c)さん、Generalさん、Ritsuさん、
KC-roomin'さんといった方々と(以上当日会った順)
面識を持つに至りました。
でもなんだかちゃんとお話できなくてごめんなさい!
これからもお世話になりそうな
ミズキさんはオイラの半分くらいの
年齢だそうです。BMS界隈だけで
もうそんなに世代の開きが・・・
あとGeneralさんがすっげーイケメンで
オイラがなぜか文字通りびびっていたのは秘密。
Meine Meinungの加藤さんとも
(どさくさにまぎれて)お話ができまして
これはもう恐悦至極というか。役得なのか!?
非常に気さく&元気な方で
BMSの活動に関してもすっごく目を輝かせていたのが
印象的でした。笑顔がまぶしいぜ。

本当は打ち上げも予定されていたのですが
siratamaさんの体調がすこぶる悪かったためにお流れに。
まあこれからも追っかけまわしますので
積極的に割り込んでしまおうと思います!

CLASH32 - HARDFLOOR, FUMIYA TANAKA etc.

2008年03月10日 | ☆音楽生活
ageHaっちゅうクラブに遊びに行ってきました。
理由はかんたんハードフロアのゲストライブがあったからです。
以前見たときは出番が物足りませんでしたし、
田中フミヤも『WIRE06』では
途中で移動せざるを得なくて不完全燃焼気味でしたからね。

簡潔に書きますけどいやほんともう最高でした。
ハードフロアのライブはやっぱり
1時間強と決して長めではなかったですけれども、
新旧メジャーマイナーを織り交ぜた過不足のない選曲と、
やはりその超絶技巧の303ワークで
完全に骨抜きにされました。
"Hardfloor Will Survibe"から"Mahogany Roots"、
"Acperience 1"などアンセムも大放出。
アンコールはリミックスワークの金字塔
"Circus Bells Hardfloor Remix"だったんですが
(原曲知ってる人どんくらいいんのこれ?)、
その前のオオイシさんも繋ぎに使っていたので
「生」との比較もできておもしろかったです。

笑顔でノリノリだったなー、ふたりとも。
アンコールの前後とかほんと楽しそうでした。
終わった直後に近くの兄ちゃんに
「いやあ、最高でしたねえ!!」って声をかけられたのに
オイラが恍惚としてたもんで
ちゃんと反応できなくてごめんよ。最高だったよ。

日中の仕事がけっこう激しかったので、
ハードフロアのために体力温存、と思って
オオイシさんのDJのときにちょっとセーブしちゃったり、
ハードフロア後の田中フミヤのときは逆に疲れきってしまい、
やはり万全に楽しめたとは言えなかったあたりが
心残りではあります。
初めて行ったageHaも想像以上に雰囲気が良かったし、
つぎのCLASHにも行ってみましょうかねえ、まじで。
誰かいっしょに来たりしません?
こんどはデリック・メイにケン・イシイだそうですよ。
デットデトやぞ。



あれ、あんまり簡潔になってないぞ!

ファミリージェネシス - YMCK

2008年01月21日 | ☆音楽生活
うっかりしててインストアライブのチケットを
取りのがしました・・・とほほほ。
しょうがないので、というわけじゃないんだけど
ヴィレッジヴァンガードで特典CDつきでゲットしましたよと。
こっちもかっこよかったです。
(あたりまえだけどamazonで買っても何もつきません)

で、本編ですが書きたいことが多すぎて
どうにもまとめられません。困った。
聴いてもらったほうが早いなあとも思うんですが、
そうなると1st、2ndも聴いておいたほうが
より楽しめます、という流れになります。
もちろん単体でもすばらしいアルバムですけれども。
『ドラクエ』の初期3部作をやってた人ならわかるはず。
ある意味軽いネタバレ。

個人的には各音がより凝った構成になってて
ますます長く聴くのに堪えうる内容に
なったなあなんて思ってます。
とくにベースとリズムがトリッキーさがよだれもの。
あとマニアックなところでは
某『頭脳戦艦』ネタに爆笑しました。
1stの『戦国風雲児』ネタもそうでしたが、
引用しつつもちゃかした感じがないのが
すごくいいです。

特設ページにある"starlight"のPVが
そのままこのアルバムを象徴しているので、
ぜひとも試聴してみてください。
あ、そうそう、
そこの著名人寄せ書きのところで
田中宏和(神様)さんがコメントを寄せていたことに
ぶったまげました。
メジャーデビューやらレーベルがどーたらとか
いらん心配してるひとは
もうこれだけで信頼していいと思いますよ。

えっ、田中宏和を知らない!!?
あなたちょっとそこに座りなさい。

SAKURA - 山下洋輔

2007年12月17日 | ☆音楽生活
『はじめてのJAZZ2』で聴いたかぎりでは
手を出すのは先にしたほうがいいのかなーと思いましたが、
どうも気になってしまうので
やっぱり聴いてみることに

日本の童謡、わらべ歌をモチーフにしたアルバムで、
『JAZZ2』の演目のひとつであった
"俳句"も、このCDに収録されています。
同曲は『JAZZ2』演目の中でも
とびっきり難解な作品でしたが、
このアルバムに収録されているテイクは
かなりおとなしめ。
するする耳に入っていくのでびっくりしました。
そのほかの曲も、
コンセプトがはっきりしていたり
和音階がベースになっているせいか
非常に聴きやすかったです。

基本はフリージャズ(たぶん)だけあって
不協和音、無軌道なリズムもけっこう混じってくるんですが、
オイラ的にはむしろ絶妙に好物の域でした。
自分が求めていたのはこれかもしれないってくらい。
あと、音楽を聴いていてピアノにいちばんグッときた、というのも
じつはオイラにとっては非常に珍しい経験だったりします。
いわゆるファンキー系ではないのに
独特の泥臭さがあるというか・・・
まあオイラが不勉強なだけですかね、これは。
『JAZZ2』で山下さん本人の演奏を
目の当たりにしていることも
大きいかもしれません。
あらためて、ぜいったくなイベントだったんだなあと
今になって思います。

とにかく、オイラの手を出す新たなジャンルでは
近年まれにみるヒットなので
他のジャズ系アーティストとあわせて
積極的に聴いていこうと思います。
糧となれ!


それにしても、
もともと知らないジャンルの音楽だと
リリースが古くても「いまさら」とか心配しなくていいから
なんか書きやすいなあー(笑)

FLASH BACK - capsule

2007年12月14日 | ☆音楽生活
プロデュース業での活躍が
ますます目ざましい中田ヤスタカさんですが、
それと反比例するかのように、
capsuleでのプロジェクトでは
さらに独自路線を突っ走っています。
ブリープ丸出しの音が強烈で、
さすがに「むかしのcapsuleが好きでも大丈夫!」
とは言いにくい雰囲気になってます。
そういった意味でも、
これまで以上に"ギラギラした"アルバム。

テクノにどっぷり浸かっている身からすれば
これでもまだまだカワイイ部類なんですけど、
こしじまさんも歌、歌詞ともに
またシュガーレスな感じになってますし、
ちょっと前に出たリミックス盤も
ラウンジ時代の曲目をばっさりカットしてたあたり、
いよいよ過去のものは
なかったことにしようとしているのかも。
こうして見るとcapsuleの遍歴というのは、
だれかの人生を見守っているような気にもなりますね。
これまでの経緯から類推すると、
次回作あたりでまた大きなうねりが待っているはず。

個人的には
「最新のアルバムが一番のお気に入り」の法則は崩れず、
今回の音がドツボ中のドツボなのは
言うまでもないです。
無機質すぎる音ってじつはけっこう苦手なのですが、
そこは優れたメロディメーカーでもある中田さんですから、
巧みに表情豊かな音楽に加工することに
成功していると思います。
このへんが、よく比較される
ディスコテクノ/ハウス系作家さんとの違いかなあ。

さて、妹はなんて言うかな・・・

Moanin' - Art Blakey & The Jazz Messengers

2007年12月05日 | ☆音楽生活
『はじめてのJAZZ2』会場で買ってきたもの
ジャズについては
ドが5つくらいつくほどの素人なので、まあ簡潔に。
いや、べつに、他ジャンルなら得意かっていうと
そういうわけでもないんですが。

会場でも披露された"Mornin'"も
もちろん良かったんですが、
(2テイクあるのでアドリブの違いもわかりやすい)
「ナイアガラ瀑布」(パンフで覚えた用語)丸出しの
"The Drum Thunder Suite"、
マーチの手法が取り入れられている
"Blues March"など、
わかりやすくバラエティに富んだ内容で、
とくにリズムフェチなオイラにはなじみやすかったです。
しかし・・・うわさどおりの
強烈なドラミングですねえ。
これもプレイヤーはアドリブでやるわけですか。
そうっとうなセンスと体力がないと
むりだわなあ・・・

ジャズファンにとっても文句なしの名盤らしいので、
いろいろと聴きこんでいって
さらに深く楽しんでいこうと思っております。
とりあえずドラマー関連であさってみるかなー。

honeycreeper - PUFFY

2007年11月30日 | ☆音楽生活
素のJ-POPについての記事を書くのは
じつは初めてかも?
もともとにわかファンではあったのですが、
前作『Splurge』をレンタルで借りて
思わぬツボに入ってしまったので、
今回は購入に踏み切りました
大正解でした。めちゃめちゃ元気出ます、これ。

全体的にバカ明るいのに、
どの曲にも静かな覚悟と、切なさがあって、
そのコントラストに心を揺さぶられる感じです。
で、そんな中にある"お江戸流れ星IV"の
「♪なんちゃって 全部うそ」が
また心にキくんですわー。
ある意味、この歌詞がすべて、と
言っちゃってもいいかもしれません。
あいかわらずおいしいとこ持ってくなあ、ピエール瀧。

オイラは、音楽はコンポーザーを最重要視する傾向があるので、
シンガーで音楽を選ぶという心境が
よくわからなかったのですが、
PUFFYだけは例外だったんですよね。
その理由が本作でよく理解できた気がします。
あのキャラクターがあればこそ、
多彩なアーティストが関わろうと、ブレないんですよね。
必ずしも歌唱力だけに惹かれているのではないところが
ミソなんでしょう。

・・・ああー! だから"アイドル"が成立するのか!!

はじめてのJAZZ2 ヒストリーもたのしみなりー! - 中洲産業大学&ほぼ日刊イトイ新聞

2007年11月28日 | ☆音楽生活
終了後1日を置いていますが
いまだ興奮さめやらず、という感じです。

その名のとおり、
マニアックなイメージと頑固なファンのせいで
門戸が狭いと感じられてしまうジャズを
まったくの初心者に紹介しよう、という主旨のイベントで、
今回のはその第2弾です。
中洲産業大学とは、
タモリさんのネタに登場する架空の大学。
糸井重里さん、山下洋輔さん、タモリさんのトークを軸に
ジャズのさまざまな実演が行われました。

これまでもジャズのCDは少しだけかじっては
どうもしっくり来ない、という状況をくりかえしていただけに
すこし不安もあったんですが、
期待をはるかに上回る衝撃と、収穫がありました。
なんとかまとめようとしたのですが
とても無理、ということで箇条書きにしてしまいます。
・・・・でも、すげえ長いよ。


・ガチンコモードのタモリさんによる
 解説、(インチキくさい)実演、
 トークはどれも超一級品で、終始抱腹絶倒。
 とくに山下洋輔さんの弾くピアノに
 ハナモゲラ混じりのスキャットで参加したブルーズは
 ほんとうにかっこよく、そして
 どうっしようもなくバカバカしかったです。
 あのタイミングでの「ヨンデイル---!!!」はズルすぎる!!!!
 さんざん毒を吐きまくっているのに、
 毒舌を嫌うオイラでもまるでいやみを感じないキャラクターが
 また不思議だなあと思いました。

・つねに満面の笑顔で、ときに繊細、ときに破壊的な
 山下洋輔さんのピアノには圧倒されっぱなし。
 オイラはこれまで、ピアノを中途半端でやめたことは
 後悔しないことにしていたのですが、
 このときばかりは「うらやましい!」と思いました。
 あんなに楽しそうにピアノを叩く人、
 これまでに見たことがありません。
 そのほかのパートを担当した人たちもすごかったけど、
 個人的にはやはりドラムのパワフルさも
 頭に焼きついて離れません。

・ラグタイムに始まり、ブルーズ、スウィング、モダン、フリーなど
 さまざまなジャンルの代表曲が演奏されました。
 ほんとうに誰もが一度は耳にしたことがある名曲ばかりで、
 それゆえにアドリブ、セッションの魅力を
 より明解につかむことができたと思います。
 音の対話が本当にスリリングで楽しい!

・糸井さんがあまりアウェーでない環境で、
 文面ではなく肉声で話しているところを
 聞けたというのも貴重な体験でした。
 あるときはうなずき、あるときは比喩で話を浮き彫りにし、
 あるときは素を見せて場をけん制する・・・これぞ糸井節。
 「ぜんぜん話わかんないけどおもしろい!」なんて、
 けっこうな覚悟と確信がないと言えないと思うんですよねえ。

・個人的にはどうやらファンキー・ジャズが
 いまのところいちばんしっくり来る様子。
 演目の中ではいちばんコール&レスポンスが
 わかりやすかったのもあるし、音的にも好みです。
 会場ではアート・ブレイキーのCDも買ってみました。
 トークを聞いていて、
 タモリさんとは好みが合いそうだ、とも思いましたし。
 グレン・ミラーがちょっと苦手なあたりとか(笑)。
 そのうちこのCDの感想も書くと思います。
 フリージャズはうかつに手を出すとヤケドしそうですが、
 山下さんの曲、演奏は直感的に響くものがあったため、
 のちほど買いあさってみる予定です。

・ようするに肝となるのは、やはりコール&レスポンス。
 アフリカの会話用楽器、
 トーキングドラムに関する説明は少なかったですけれど、
 音で会話をするという行為がどういうものかは
 漠然とつかめたと思います。
 過去の記事で、「曲を聴きながら眠ろうとすると、変な妄想をする」
 と書いたことがありますが、
 あれを意識的に形にすることが
 音で意思を伝えることにつながるんじゃないかなあ、と。

・舞台上ではスクリーンも用意され、
 カメラから撮影した映像も流されたりしていたのですが、
 そのカメラワークがまた絶妙で、パートごとのシフト、
 笑いどころなどをみごとに捉えておりました。
 そのほかの映像に関する段取りも、じつに手なれたもの。
 調べたらイベントの演出は、『おれたちひょうきん族』や
 明石屋さんまさんの番組の多くを手がけた
 三宅恵介さんだそうで、そのおかげかしら。
 ちなみに、会場には日テレの土屋さん(『電波少年』のあの人)、
 三谷幸喜さん、爆笑問題なども遊びに来ていたらしいです。

・肩肘の張らない会場案内、
 iTunesで3曲を無料でダウンロードできるコードの配布、
 終演後のお食事処を紹介したパンフレットの同梱、
 来場者全員での記念撮影、
 そしてその画像にすぐさまアクセスできるQRコードなど、
 サービス・・・というよりももっと身近な、
 "ともだちへのプレゼント"っぽいしかけの数々に、
 ふんだんに『ほぼ日』精神があらわれていました。
 これだからファンはやめられないぜ。


書いてみたらいつもと変わらないような気もしてきました。
2回に分けようかなーとも思ったけど
勢いづいたこのままで投稿しちゃいます。
なんだか、この調子でいろいろ
音楽についてアクティブになっていきたいですね。
自信も、あります。
ちょうどゲームもひと段落しましたし(笑)。

『mixiミュージック』導入してみました

2007年10月02日 | ☆音楽生活
「オイラPCでBMS以外の音楽はめったに聴かないしなー」
ということで説明も読まずにずっとスルーしてた『mixiミュージック』。
iTunes、iPodとの連携ができるといまさら知って
ためしにとインストールしてみました。

ようは、自分がふだん聴いているものが
自動的にmixi上に露出されるようになるソフトです。
その音楽がどのくらいmixiユーザーに聴かれているのか、
自分がどの曲をどのくらい聴いているのか、
ひいきのアーティストは誰か、などもわかるのですが、
他者への露出がどうこうというより
自分にとって純粋におもしろいですね。
数字からけっこういろいろなことが見えてきます。

ある程度覚悟はしていましたが、
オイラの好きな曲はことごとく下位、でした・・・
なかにはオイラひとりしか聴いていない曲もあったり。
落語のほうが同調者が多いなんてこともざらにありました。
あと印象的だったのは、ゲームやアニメにも
曲提供をしているアーティストさんのランキングだと
圧倒的にその提供曲のほうが再生数が多かったことですね。
まあ「元のファン+提供先のファン」と考えれば
再生数が増えるのも当たり前っちゃあ当たり前なんですけど、
それでも極端なものもあったりで。
・・・かと思えばさ! なんかmeine meinungさんの曲、
せっかくのBMSユーザーさんにぜんぜん聴かれてないよね!!
(1曲再生しただけでトップ50メンバー入りしててびびった)
聴きなさいよ! 『コトノハ』も『alma』も傑作だよ!
ここでちゃんと紹介してないオイラもあれだけどさ!

よく知らなかったアーティストの
ほかの楽曲も調べられるので、
いろいろランダム再生して試してるところです。
記録が充実してくるとどんなふうになっていくか楽しみ。

ちなみに、mixiで日記はいまも書いてないです。
レビューも勢いがないと書けない感じ。

PRESS START 2007 -SYMPHONY OF GAMES-

2007年09月19日 | ☆音楽生活
WIREにも夏フェスにも行っていないくせに
これにはしっかり行ってきました
例によって妹といっしょ。
古今東西のゲームミュージックをテーマにした
オーケストライベントです。
今年は去年よりは簡潔に書きます。

なんだか公式ページやらを見ても
いまいちアピールが少ないし、
ファミ通でも去年ほど情報が出ていなかったので、
はたしてパシフィコ横浜という大会場が埋まるのか、
とか思っていたところ、まー混んでる混んでる。
行列も長かったし会場はぎっしり埋まってました。
あとカップル率がけっこう高かったです。
去年もだったかなあ。

舞台の方は、今回はマイクをそなえつけ、
ドラムスのパートが追加
(ロックよりの楽曲じゃなくてもスネア、シンバルをまかなう)、
演奏中には可能な限りゲームの映像も流し、
女性司会には有名な声優さん・・・・と、
なんだか去年どんな文句が来たのか想像できて
ちょっとやさぐれた気分になりました。
いいよクレームなんかに耳貸さなくて(?)。

メイン司会者陣は去年の雰囲気とまったく変わらず、
植松伸夫さんの作務衣スタイル、そして軽妙なトークも健在。
発起人の桜井政博さんは『大乱闘スマッシュブラザーズX』の
開発が佳境で、本来は来られる状況ではなかったとか
(台本からも外してもらっていたらしい)。
来てくれてありがとうございます。妹のためにも(笑)。
あとゲストで来てた錦織健さんのトークが
むちゃむちゃおもしろくてびっくり。

で、演奏内容。曲目だけを見ると、
じつは去年以上に知らないゲームが多かったんですが、
映像があったのも手伝ってか
去年以上に満足度が高かったです。
『アクトレイザー』と『オブリビオン』が
とくに心に響きました。
『オブリビオン』は海外ゲームなんですが、
ゲームミュージックではけっこうめずらしい
緩急の豊かさが印象的でしたね。
ほかにも海外で有名なゲームのBGMがあれば、
積極的に紹介してもらいたいなあと思いました。

あと、シューティングゲームメドレーが
思った以上にテンション上がりました。
なかでも『戦場の狼』は意外だったし、
すっごくオケになじんでたし、
かっこよかったですねえ。
ただ・・・コナミてめえここでもか。
映像で許可がおりなかったらしく
実写の火山とか実写の野菜とか実写のコブラとか
とてもとてもシュールな光景になってました。
笑えたからこれはこれでアリだけどね!
イベント後編の『ドラキュラ』メドレーでは
しっかり映像つきだったのがさらに謎を呼びます。

去年に引き続いてまだまだ模索中という雰囲気もありましたが、
ファンの意見に左右されすぎずに
来年以降もがんばってほしいなあと思いました。

The Life We Choose - HARDFLOOR

2007年08月20日 | ☆音楽生活
これが私の生きる道。言うてる場合か。
遅ればせながら買いましたともさ。
イヤホンも新調してヤッホオオイな音楽ライフです。

ぶっちゃけて言うといつものハードフロアです。
今回はとくにその不変(普遍とも言う)具合が顕著。
強いて言うならば、
ダークでソリッドな曲がいつもより多めな感じ。

とは言ってもリズムの絡みは
まだ余地があるのか!ってくらい洗練されていってます。
tr.2の"...Me, Three"なんてのはもう芸術です。
これだからファンはやめられません。
やめるつもりなんてもともとありませんけれども。

『FL STUDIO 7 XXL EDITION』購入

2007年06月11日 | ☆音楽生活
もう年齢的にこういうのいじってる場合じゃない・・・
ということに気付いたのは買ってからなわけで。
いいんですオイラは趣味に生きる。

えーと、作曲"歴"だけが
7年目というところで
ある意味では初めて本格的?な
音楽製作環境を導入したわけです。
じぶんはしょせんエセコンポーザーという
意識がずっとあったので、
今まではフリーのシンセソフトだの
PSソフト『DEPTH』からの引用だの
製品のデモ版だの廉価版だの
そしてシーケンスソフトはBMSAがメインだったりして
徒手空拳みたいなもんでがんばってきたわけですが、
DTMの製作環境の進化も著しいこの時代に
いつまでもチープな環境のままというのも
無礼な話かもしれない、と思い、
そこになんとなく落としてみた
『FL STUDIO 7』の評価版がなんというか
うっひょおおおうな使いやすさだったので
ほとんど衝動買いに近いかたちで買っちゃいました。

むかしもデモをいじってたんですが
そのころとは比べ物にならないくらい進化してます。
FM音源はあるしエフェクトは強力だし
サンプル(ブレイク)の管理はわかりやすく、
タイムストレッチ、アシッダイズドWAVにも対応、
『7』から追加されたっていうソフトで
波形編集もかんたんに
(しかもエフェクトかけたあとからリサンプリングなんて
 真似も・・・って、常識ですか?)。
インターフェイスがいかに快適なのかも
今になってようやくわかります。

ここまで至れり尽せりだともう
本当に力量の勝負になってきますねー。
いまはいじっているだけでも楽しい段階ですが、
『戦國』までにはある程度使いこなせるように
なっていたいです。

で、製作中のBMSは案の定
とばっちりをくらっていて順調に遅れてます・・・
もう少しなんですけどねえ。

ニンテンドーサウンドセレクション Vol.3 「ルイージ」 - 任天堂 (クラブニンテンドー専売)

2007年05月16日 | ☆音楽生活
クラブニンテンドーにログインしないと
製品情報は見られないので画像もリンクもなし。

「ゲーム生活」カテゴリを見てわかるとおり
最近任天堂製品ばーっか買っていたのでね、
ポイントもそこそこ溜まってきておりまして。
なにかに使おうと思ってコレを買ってみました。
「は!? 『ゲーム&ウォッチ』買わねえの!?」とか
「なんでよりによって『ルイージ』!?」とか
いろいろ聞こえてきそうですが、だまらっしゃい。
「ミキハラさんらしいや」ってのも
それはそれでほっといてください(ぉ)。

『ニンテンドーサウンドセレクション』シリーズは、
歴代の任天堂ゲームミュージックから
ある傾向ごとに楽曲をチョイスして収録された
コンピレーションアルバムで、
『ルイージ』の場合はマイナーゲーム出展のものや、
地味で渋めのものが中心にチョイスされています。
そのサブタイトルも「B-SIDE MUSIC」です。

なにせ"CHILL"に"CORNERIA"に"竜の島"ですからねー。
サントラが出ていないものや
新録されているものもけっこう多く、
さらには「『新・鬼ヶ島』の前編終了のBGM」、
「『どうぶつの森』で新年を迎えた時のBGM」なんていう
聴く機会が非ッ常に限定されているものまであり、
まさにマニア垂涎といったおもむきです。
任天堂社員のみなさんによる歌唱、演奏の
アレンジバージョンが数曲収録されていて、
これがまたいいデキなんですわあ。
とくに"けけソウル"が最高にCOOOOOOLです。

このシリーズはどうも完結してるみたいですけど、
ぜひとも続編を出してほしいですねえ。

Sugarless GiRL - capsule

2007年02月23日 | ☆音楽生活
妹「乳ぃーーーーーーっ!?」


失礼いたしましたポテト兄貴ですこんにちは。
とりあえずこしじまさんのハダカじゃないらしい、よ。

前作『FRUITS CLiPPER』の時点でも
かなりのガチンコ具合でしたが、
本作ではさらにビターな内容になってます。
ある意味、ジャケットで見たまんま。
ガシガシと派手な音で押すことが少なくなって
メロディもまた少しシンプルなものになりました。
こしじまさんのヴォイスは
変わったようで変わってない、気がします。
ジャケットにだまされそうですけど、
もともと大人っぽくなかったわけじゃないんですよね。

けっしてストイックな方向に
向かっているわけではなく、
より洗練されたエレクトロハウスで
空の向こうに持っていかれる感じです。
いわゆるクラブユースにも
ほとんど違和感のないレベルになって、
そのうちWIREに呼ばれてもおかしくないかも・・・
などと思ってしまったり。
でもエレクトロハウスって
きょうびはやらないのかな。

どんどんオイラのマニアックな部分での
好みになっていくcapsuleですが
オイラの好みに合致すると
世間的にはロクなことにならないというのが世の常でしてね!!
妹はまだ聴いていないんですが、
感想をたずねるのがちょっと恐いです。
ここまで来ると
「音楽の醍醐味はメロディだろう!」って人には
なかなかすすめにくいかも。

オイラですか?
音楽の醍醐味はリズムとベースとリフレインです。
こういうこと決めてちゃマズイんですけどね。


※追記。さっき2度目を聴いたら
 そんなに言うほどメロディが
 隠れてるわけじゃなかったです。
 だれが買ってもぜんぜん大丈夫。
 5~7トラックめのシブさが
 やけに印象に残っていたみたい。