⊂FREESPACE⊃

なんと6年越しの復活。
ケドメ(旧名 ミッチ・ミキハラ/MIC(H))の活動報告拠点にでもしようと思います。

beatmania 3rdMIX - コナミ

2006年09月20日 | ●音楽ゲーム回想録

・『beatmania 3rdMIX』オイラなりの解説

『2ndMIX』が待望の家庭用移植をとげ、
さらに『beatmania』熱が加速していたタイミングで発表された
シリーズ第3弾。
収録楽曲をほぼ一新し、
ヴォーカル曲も多数収録されることになった。
プレイステーション版『beatmania』からも3曲が移植され、
「家庭用で練習をしてゲームセンターでデビュー」
という流れを作ったところもポイント。
初心者向けにオブジェを削減した作品が収録されている
「EASY」モードも搭載された。
このように、全体的に一般層へのアピールを
より強めた印象が強く、
ブームの勢いを落とすことなく多くのプレイヤーに受け入れられた。
しかし、全体の難易度は『2ndMIX』のそれをさらに上回り、
ヒロシワタナベ、nouvo nudeらによる本格派のサウンドも健在。


思うところあって、このカテゴリを書きつづけることに
ちゅうちょしていたんですけれども、
ま、とくにネタもありませんし、
なにかの参考にはなるかも知れないと思ったので、
できるだけ純粋に自分の体験を書いておこうと思います。

『3rdMIX』は、完全にゲーマーとして楽しんでましたね。
とにかく高難易度の曲ばっかりやってました。できなくて。
「Queen's Jamaica (REGGAE)」、

「TRIBE GROOVE (WORLD GROOVE)」、
そして「super highway (DRUM'N'BASS)」の3曲には
とにかく泣かされました。

譜面を頭に叩きこんで、
(授業中などに・・・)イメトレをする日々でした。
といっても、目で見るだけで憶えられるほど単純な譜面では
すでになくなっていたので、
まずは曲と鳴っている音のタイミングを覚えて、
そこから譜面を類推して、
どんな譜面だったかを思い出す、という方法をとっていました。
メモを取るのはさすがに恥ずかしかったですからねえ。
このときの体験がこっそり
BMS、譜面作りに役立っているのは
言うまでもありません。

最後まで残っていたのは、
やはり「super highway」でした。
聴き慣れないオルガンの不協和音は
それだけで"大ボス"の風格を感じましたし、
俗に"階段"と呼ばれる、16分で連なったオブジェ群は
ピアノアレルギーであった自分にはまさしく鬼門で、
当初は文字通り恐怖を覚えていた曲でした。
その恐怖に打ち勝つためか、
なにがなんでも打楽器として叩いてやる!と
無理矢理交互で叩ける方法を模索したりしていましたね。

ある日、トレーニングの成果か
ついにオルガン地帯をほぼミスすることなく抜けることができて
初クリアが目前となったときには
心臓バックバクものでした。
ところが、プレイはまだ終わっていないわけで、
その緊張感に耐えられなかったのか
最後の小節でボーダーラインを割る大ミスをしてしまい・・・
画面からはブーイングが飛んできました。

その瞬間、
「惜しいーーーーーーーーっ!!!!!!」
と響きわたるギャラリーの声。

そうだよねえ、みんながんばってるんだもんねえ。

高難易度化や、高得点を追い求める風潮などには
やや冷ややかなオイラではありますが、
この時代はまだギャラリーも多く
越えるべき目標もみな共通でわかりやすかったせいか、
不思議な一体感がありました。
自分もいつか、みんなに恐怖を与えられる
ボス曲を作ってみたいもんです。


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