中国も大変！

　中国にも韓国以上に、国民の間に相当なストレスが堪って居ます。中国共産党幹部に依る汚職、都市部と地方の格差、不況に依る失業者の増加、其れ等に対して政府当局の無為無策、と言った国民の不満が堪り、何処かにガス抜きをしなければ、と言う状況です。
　其処で　丁度良い攻撃相手が＜日本＞となったのです。中国各地で発生して居る＜反日デモ＞は、確たる主義主張のある人達に依るものでは無く、単に＜現状の不満を、何ものかにぶっつけ無ければ気が治まらない＞人達を、一部の人間が＜プロパガンダ＞をして煽動して居るのです。
　ただ　野田さんや、石原さんは此の時期に＜尖閣諸島の国有化＞と言う　中国人にわざわざ騒動のネタを差し上げる様な愚挙をしたのでしょう？写真は踏みつけにされる野田・石原両氏です。
　９月１８日は　１９３１年９月１８日に大日本帝国関東軍に依る、柳条湖事件勃発の日です。中国では其の事を８１周年記念として、＜抗日運動のスローガン＞にして居ます。ただスローガンですから、故事来歴は何でもいいのです。利用できるものは何でもこじつけてやれ！国民のガス抜きに丁度良い材料として利用したのです。
　今年は　中国でもフー・チンタオ主席が交代する年です。其の後継者を選ぶのに大揉めになっているようです。其の混乱に乗じて何事かを起そうと言う動きも有るそうです。
　日本も総選挙、アメリカも大統領選挙、そして中国も主席の交代と、今年は無責任なメディアが大喜びの波乱の年になりそうです。