善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

白馬村と小谷村の旅・小谷温泉山田旅館のお風呂

2013年06月27日 | 温泉

さて、山田旅館のお風呂です。

50年前とほとんど変わっていないということです。

(浴場入り口)

脱衣場は質素です。
まるで、共同浴場のような雰囲気です。

(脱衣場)

浴室に入ると、半分は浴槽に占められていて、6~7人ほどが入ることが出来る大きさです。

突き当たりには、2メートルほどの高さからの源泉の湯口があり、正面に寝湯の部分の浅い浴槽画連なり、奥は洗い場です。
また、右側には2メートルの石筍があります。

お風呂にはいると、表面はやや熱いと思いましたが、かきまぜてみると適温のお湯です。

(浴槽)

お湯はやや緑がかった、うっすらとささ濁りのお湯です。
肌にやさしく、若干のぬるぬる感があります。

ナトリウム-炭酸水素塩泉(重曹泉)で、44.8度の源泉には加水も加温も不要です。

(寝湯の部分)

寝湯の部分は独り占めできます。
足もとに湯口がありますが、仕切りがあるので2メートルの高さでもしぶきはかかりません。

(湯口)

浴室の右奥(寝湯の頭の部分)に、25年間分の湯口からの析出物の結晶を標本としておいてありました。
年輪が見事で、改めて温泉の力を見せつけられた感じがしました。

(湯口に堆積した石筍)

脱衣場にあった温泉の説明書です。

湯口が高いのは、当初はうたせ湯として使っていたのか、建物の外側の高さがその位置なのかよくわかりません。

また、寝湯の足に近い場所にはコップが吊してあり、源泉を飲むことが出来ます。

(脱衣場にあった温泉説明書)

山田旅館のお風呂は雰囲気が良く、お湯が良く、静かなのでなかなか立ち去りがたいものでした。


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