いつも散歩する、鎌倉女子大学と鎌倉芸術館の間の道の植え込みの中に7~8本のくちなしの小木を見つけました。
八重のくちなしの木で、日陰なのに数個の蕾を付けています。
大輪キンシバイの陰にあって見つけにくいのでなかなか気がつきませんでした。
そして、花が開きました。あたりに芳香がただよいます。
(散歩道)

(くちなしの木)

(くちなしの花)

八重咲きのくちなしの木は昔自宅にも小木があり、梅雨時には花を付け、オオスカシバがホバリングしたりして蜜を吸いに来ていましたが、何時しか枯れてしまいそのままになっていました。
(別のくちなし木)

(別のくちなしの花)

(別のくちなしの花2)

そして、そのころは、サラリーマンで、日々忙しく過ごしていて、やれゴルフだ、やれ接待だ、やれカラオケだと飛び回り、下手な歌は渡哲也の「くちなしの花」だったことをなつかしく思い出しました。
(くちなしの蕾)

もう帰らない日々です。花を写しながら思い出したのです。