ねぇさん日記

ねぇさんの「寝言は寝て言え!」的酔っ払いのつぶやき
<2004.10.29~>

腑に落ちる

2013-08-17 08:42:03 | 日記
先週、淀川花火んときにくみちゃんちに集まったとき、
突然ふと舞い降りてきた感覚というか、
腑に落ちた感じがあって、
それはうまく言葉ではあらわせないのだけれど、
メモとして残しておこうと思う。

その場にはくみちゃんとその同僚のお友達♀3人+♂1人、
内一組が夫婦で残りは全員独身(ワタシも含めて)というすごい未婚率w。

皆さん超有名商社にお勤めというだけあって、
そりゃーまぁ独身でも「見事に自立」してはる感じで、
Kさんに至っては早期退職してマンション賃貸経営で悠々自適、とか…。

自分がその場にいることにすごい不思議な感覚を覚え
たしかに大学んときにくみちゃんと出席番号が前後していたという縁で
四半世紀以上の長きにわたって付き合いが続いてはいるけれど、
あの頃からずば抜けて勉強熱心で頭のよかった彼女は
一流企業数社の内定をもらった中から今の商社を選び…

大学卒業したらなんとなく見合いでもして
結婚する(母から暗示をかけられていた)つもりで、
これといった就職をする気もなかったワタシは、
バイトをしたり、結婚したりやめたり(爆)…で、
ようやく建築系の会社に就職したときはみんなから5年以上の遅れをとっていた。

その会社も時代の波に飲み込まれリストラを繰り返し、
吸収合併したその会社も不調の憂き目にあい、
15年勤めた会社を早期退職。

その後は臨時職員→パート→嘱託職員→非常勤…と
形態をころころ変えながらも市の機関でお世話になって5年目。

「正社員」でも「職員」でもない中途半端な状態でも生活していけるのは、
父が十年ほど前にこの中古マンションの一室を買ってくれたからで、
自分の生活費さえ稼げればなんとかなる…というお気楽なワタシには、
もはや「仕事のやりがい」とかそんなもんはなくなってしまっていて、
ある意味、軽蔑していた「公務員体質」に染まっていってるんちゃうか?と
思うこともしばしば。

この狭い地域で「○○家の娘」という形容詞がなければ、
ワタシ一人ではなにもできないし、
空っぽな存在なのかもしれない…ということに気付いてしまったんだよね。

気付かずにノホホンと生きていくよりはマシ、か…。

あとはどれだけ付加価値をつけられるか、だろうか。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする