父の日に母を想う

昨日は父の日で実家へ。

わかってはいたことだが、
やはりプレゼントを渡しても、まったく感情の起伏なし。

「ステテコか？」と聞かれたので
「ルームウェアやで」と答えると、
「ルームってことは、外には着て行かれへん、ってことやな」と。

「犬の散歩くらいやったらえぇんちゃうかな」というワタシの言葉も
届いたのか、届かなかったのか…返事もなかったけれど、
ま、気が向いたら着てくださいな。


いつもは「外食」が多い両親だが、
昨日は父が８時～マッサージの予約をしている、とのことで、
実家ですき焼きをすることに。

食べていると、小さな虫が何匹が飛んでいて、
よ～く見てみると「コクゾウムシ」。

乾物を保管してるところを見ても、違う感じだし、
素麺も糠もセーフ。

意地になって探していると、
コンロの斜め下に置いていたらしいパン粉の缶から
大量のコクゾウムシ・・・。

小麦粉にもカビが生えていたし、
だいたい揚げもんなんてそないにせぇへんのやから、
冷蔵庫か冷凍庫に入れとかなあかんよ！と説教。

母方の祖母もボケはじめの頃、
週に一度くらい冷蔵庫の整理をしに行って、
母が祖母に「こんなん使えへんのによぅさん買うたらあかんやん」と
言い聞かせていたのを思い出し、苦笑い。

時代は流れ、立場も逆転していくんやなぁー、と実感。

「まだワタシは覚悟なんてできてへんよ」・・・と言うと、
「そのうちお母さんがヨレヨレになってきたら自然にできるわ」と母。

まだまだ（憎たらしいくらい）元気でいてくださいな。