保守

長年、糖尿を患っている父が検査を兼ねて今週から入院している為、
昨日は母と二人で夕食を摂ることになり、実家へ。

Ｏ型らしからぬ几帳面さで家事をこなしてきた母も
数年前、その性格故に鬱病を患い、
ここ半年程でようやく通常に近い状態に戻ったのだが、
父のいない広い家に一人にしておくのが心配というのも少しあったりして。

もっぱら「和食」しか作らない（作れない）母のリクエストは「パスタ」。
それも「カルボナーラ」ということで、多少の難はあったものの、
「ちょっとワインでも飲もか♪」などとご機嫌さんであった。

せっかくなので、ウルトラスーパーマイペースな父が留守の間に、
「二人で梅田にでも出かけて外食しよか」と誘ってみたのだが、
・平日の夜に外出する
・電車で梅田に行く
・暗い家に帰ってくる
などという通常はありえんことをするのが
超保守派の母には考えられんことのようで、速攻で拒否された。

たまにはえぇやん！と粘ってみたが、惨敗。

あぁやって手枷足枷を自分に科してばかりいるから、
しんどくなって精神的に参ってしまうんやろぅなぁー。

彼女にとって「羽を伸ばす」というのはどういうことやねんやろか？