第53話 終わりなき悪の手
イ・ドンチョル・・・ソン・スンホン
イ・ドンウク・・・ヨン・ジョンフン
シン・ミョンフン・・・パク・ヘジン
キム・ジヒョン・・・ハン・ジヘ
クク・ヨンナン・・・イ・ヨニ
さてとうとう年を越してしまった『エデンの東』である。
年を越すってもう2回も年越してるんだけどね
ん~やっぱりソン・スンホンかっこいいわあ・・・
なんでしょうね、この人の色気は。
ちょっと顔が濃い上に鍛えてるせいか硬派のドラマ(というか暴力的?
も多いが、本当はロマンスやらせたら、今、この人の右に出る人はいない。多分。←褒めすぎ?
そう言いたくなるほど乗っている時期だと思うな、スンホン。
今のうちにバンバン良い仕事してくれぃと勝手なことを言っているおばさんですよ、あたしゃ。
そう思うと『ゴースト』のキャスティングは正解とも言えるが。
・・・・あ、いや『ゴースト』のことは忘れたいのであった。
まったく終わりなき悪の手とは何事か。
ともかくまんまとシン・テファンの裏をかいたドンチョルたち。
「偽の葬儀場を作って弔問客を案内するとはイ・ドンチョルなんとずるがしこいやつ。」
ってテファンに言われたないわな。
ジヒョンはテファンに収賄の罪を押しつけられて検察で厳しく取り調べられるのである。
知らないと主張するジヒョンはとうとう緊急逮捕されてしまうのであった。
うーん・・・ジヒョン、テファンに騙されたって正直に言ったらどうか。
逮捕されてずたずたになっているところに、ちゃっかり面会にくるミョンフン。
ジヒョンの人生を狂わせたのはミョンフンだから責任はあるな。
出生の秘密でずいぶんと苦しんだことは気の毒だけどやっぱりねぇ。
「お前は無実だ。ジヒョン、お前はここを出るんだ。
今度こそシン・テファン会長の本性がわかっただろ?
あの家を出て本当のお前を取り戻すんだ。」
ミョンフンに言われたくはないが、まあここは言わせてやろう。
「ひとつお願いがあるんだ。母さんと仲直りしてくれないか。」
母さんってドンチョル母のことだよね、ミョンフンはもうすっかりドンチョル一家の一員になっちゃったのか。
結局テファンに命じられてやったとミョンフンがしゃべって、ジヒョンが出てきたんだけど
それを知ったドンチョルのおかん怒る。
「もう我慢ならないよっ息子の人生を食いものにされてっ!!」
お母さん・・・あなたの息子はずいぶん前から人生を食いものにされてますが。
ヨンナンとドンチョル。
クク会長の墓前にて。
「私はもうこの世でひとりぼっち・・・」
と言うヨンナン。こんなイイ男隣に従えて何をひとりぼっちとほざくのかっ
という私情満載な意見は置いておいて。
「これからは俺が傍にいる。」
なんてクサイ台詞もびしっと決めてくるソン・スンホンなのである。
ま、今の私なら『ギルティ』の真島(玉木)に言わせたい台詞の一つではあるが。
さておかんはいよいよテファンのところに単身乗り込む。
なんでそういう無謀なことをするんだよ・・・
ドンチョルの足手まといになるじゃないか。
案の定軟禁されちゃうしさ。
ドンチョルがドンウクの邪魔をしてるなんて丸めこまれるし、おかん~っ!!
それにしてもドンチョルは手かせ足かせが多すぎる。
おかんは助けなあかんし、ヨンナンも守らなあかん。
会社の経営のこともあるし、ドンウクもなんとかしてやりたい。
もちろんミョンフンのこともあるし・・・と、一人でなにもかも背負っているのである。
この重たいドラマの主役である以上逃げられないさだめではあるが、さすがにちょっと可哀そうだ。
あっちにこっちにと奔走してるドンチョルを見てると。
ま、一人で来いと言われたもののそこは保険かけとくドンチョルなんだけど。
ドンウクに電話して知らせるんだけど、ドンチョルはどう考えても罠だから一人で行くなっとテレビに向かって叫ぶ視聴者(←私ひとり?)
でも例のカセットテープ(白)を渡すのが母を返す条件だということをドンウクに伝えても
「自分だけが正しいみたいに言うな。諸悪の根源はイ・ドンチョルの野望だ。」
とか
「僕のために犠牲になったとも思うな、僕が望んだことじゃない。
苦労して育てた弟なのに・・・そんな考えも捨てろ。互いに身動きできなくなる。」
だってよ、ドンウク。
本当に腐っちゃったんだね、確かにあんたが望んだことじゃないにしてもさ。
結局ドンチョルはドンウクのために故郷の秀才だった人生を犠牲にしたのに。
あんた一人で大きくなったような顔するなよ。
今やテファンよりも腹が立つ男、イ・ドンウク。
おかん、ドンチョルに謝ってる。いまさら。
「私がお前を器の大きな人間に育てられず、母の恨みを晴らすために生きさせた罪。
お前に許してもらえないと、死んでも父さんの元に行けないよ。
シン・テファンが父さんを殺したなら天が処罰しただろうに、浅はかな母が息子たちに仇討をさせようと
一生おろせない荷を背負わせた。もうおろそう。私らの役目じゃない。」
遅いわ。
ドンチョルもドンウクも人生がめちゃくちゃじゃないか。
ドンウクはまだ検事としての人生をやり直せるかもしれないが、ドンチョルはどうするんだよ、クク会長の後継者になんか指名されて。
命を狙われながら裏の世界で生きてかなきゃいけないっていうのに。
「ドンチョル、お前はお前、ドンウクはドンウクで自由に生きるんだ。
恨みも憎しみも愛も情けも断ち切るんだ。」
え~っ!!ドンチョルが今までドンウクのためにどれだけしてきたのかと。
ここで泣くドンチョルだった。女のことじゃなく弟のために泣くんだよ、たまらん。
「ドンウクのことを断ち切るのはテファンへの恨みを断ち切るより辛い」
って泣くんだからほんとにもうこの男は。
が、しかし。
この家族の涙の決別の間に車に細工されたドンチョル。
ここ、ドンチョルとは思えない不用心さだ。
車の中で
「母さん、この先何をしようか。結婚でもしようか。」
「嫁になってくれる人でもいるのか?」
「そりゃいるよ。」
なんて呑気なことを言ってる場合ではない。
ブレーキに異変を気づいたドンチョル。
「シン・テファンにいっぱい喰わされた。こういう奴なんだっ」
下り坂でガードレールに車を当てつつ必死に車を止めようとするドンチョル。
間一髪であったよ。
おかんを危険な目に合わせたせいで、また自分を許せなくなるドンチョル。
「悪かったよ、もっと注意してれば・・・僕が悪かったんだ。」
それについては異論はない。だって相手はテファンだからな、油断大敵である。
「ドンチョル・・・ドンウクを憐れんでやってくれ。離れていく方が何倍も辛いだろうからね。」
とやっと母親らしいところを見せるおかんであった。
ドンチョルとおかんが助かったと聞いて、次の悪だくみを実行しようとするテファン。
カセットテープ、置いてあったんだねぇ。
「どんな劇薬も処方次第で良薬になる。これを使ってドンウクをドンチョルから完全に引き離すんだ。」
その上マカオから来たジャッキーとやらにドンチョルを裏切らせる作戦に出ようとするんだけど
そういえば一度裏切ったテファンの秘書、まだここにいるやん。
これ、ドンチョルの最大の駒になる可能性大。
なんかそんな雰囲気の表情してるし、秘書。
それにしてもすごいな、ソン・スンホン。
もう『ギルティ』でスンホンのことをうっすら忘れかけていた私を
濃い顔と演技でガガッと引き戻す勢い。
なんなんだ、この抜け出せないものすごい濃さは。
ストーリー展開はもう復讐と復讐、家族のきずなとかそういうことを行ったり来たりしているだけなのに
(この内容で大河並の回数、日本のテレビ業界では脱落者多数、途中打ち切りかも)
とにかくソン・スンホンが一人力技で持っていく。
おいおい、一人でどこに連れて行くんだ私をっ
『ギルティ』に韓国ドラマにも似た濃さを見た私だが、やっぱりこの濃さは日本のドラマにはないわあ。
スンホンの力技、一話で堪能とは、なんというドラマだろうか『エデンの東』。
イ・ドンチョル・・・ソン・スンホン
イ・ドンウク・・・ヨン・ジョンフン
シン・ミョンフン・・・パク・ヘジン
キム・ジヒョン・・・ハン・ジヘ
クク・ヨンナン・・・イ・ヨニ
さてとうとう年を越してしまった『エデンの東』である。
年を越すってもう2回も年越してるんだけどね
ん~やっぱりソン・スンホンかっこいいわあ・・・
なんでしょうね、この人の色気は。
ちょっと顔が濃い上に鍛えてるせいか硬派のドラマ(というか暴力的?
も多いが、本当はロマンスやらせたら、今、この人の右に出る人はいない。多分。←褒めすぎ?
そう言いたくなるほど乗っている時期だと思うな、スンホン。
今のうちにバンバン良い仕事してくれぃと勝手なことを言っているおばさんですよ、あたしゃ。
そう思うと『ゴースト』のキャスティングは正解とも言えるが。
・・・・あ、いや『ゴースト』のことは忘れたいのであった。
まったく終わりなき悪の手とは何事か。
ともかくまんまとシン・テファンの裏をかいたドンチョルたち。
「偽の葬儀場を作って弔問客を案内するとはイ・ドンチョルなんとずるがしこいやつ。」
ってテファンに言われたないわな。
ジヒョンはテファンに収賄の罪を押しつけられて検察で厳しく取り調べられるのである。
知らないと主張するジヒョンはとうとう緊急逮捕されてしまうのであった。
うーん・・・ジヒョン、テファンに騙されたって正直に言ったらどうか。
逮捕されてずたずたになっているところに、ちゃっかり面会にくるミョンフン。
ジヒョンの人生を狂わせたのはミョンフンだから責任はあるな。
出生の秘密でずいぶんと苦しんだことは気の毒だけどやっぱりねぇ。
「お前は無実だ。ジヒョン、お前はここを出るんだ。
今度こそシン・テファン会長の本性がわかっただろ?
あの家を出て本当のお前を取り戻すんだ。」
ミョンフンに言われたくはないが、まあここは言わせてやろう。
「ひとつお願いがあるんだ。母さんと仲直りしてくれないか。」
母さんってドンチョル母のことだよね、ミョンフンはもうすっかりドンチョル一家の一員になっちゃったのか。
結局テファンに命じられてやったとミョンフンがしゃべって、ジヒョンが出てきたんだけど
それを知ったドンチョルのおかん怒る。
「もう我慢ならないよっ息子の人生を食いものにされてっ!!」
お母さん・・・あなたの息子はずいぶん前から人生を食いものにされてますが。
ヨンナンとドンチョル。
クク会長の墓前にて。
「私はもうこの世でひとりぼっち・・・」
と言うヨンナン。こんなイイ男隣に従えて何をひとりぼっちとほざくのかっ
という私情満載な意見は置いておいて。
「これからは俺が傍にいる。」
なんてクサイ台詞もびしっと決めてくるソン・スンホンなのである。
ま、今の私なら『ギルティ』の真島(玉木)に言わせたい台詞の一つではあるが。
さておかんはいよいよテファンのところに単身乗り込む。
なんでそういう無謀なことをするんだよ・・・
ドンチョルの足手まといになるじゃないか。
案の定軟禁されちゃうしさ。
ドンチョルがドンウクの邪魔をしてるなんて丸めこまれるし、おかん~っ!!
それにしてもドンチョルは手かせ足かせが多すぎる。
おかんは助けなあかんし、ヨンナンも守らなあかん。
会社の経営のこともあるし、ドンウクもなんとかしてやりたい。
もちろんミョンフンのこともあるし・・・と、一人でなにもかも背負っているのである。
この重たいドラマの主役である以上逃げられないさだめではあるが、さすがにちょっと可哀そうだ。
あっちにこっちにと奔走してるドンチョルを見てると。
ま、一人で来いと言われたもののそこは保険かけとくドンチョルなんだけど。
ドンウクに電話して知らせるんだけど、ドンチョルはどう考えても罠だから一人で行くなっとテレビに向かって叫ぶ視聴者(←私ひとり?)
でも例のカセットテープ(白)を渡すのが母を返す条件だということをドンウクに伝えても
「自分だけが正しいみたいに言うな。諸悪の根源はイ・ドンチョルの野望だ。」
とか
「僕のために犠牲になったとも思うな、僕が望んだことじゃない。
苦労して育てた弟なのに・・・そんな考えも捨てろ。互いに身動きできなくなる。」
だってよ、ドンウク。
本当に腐っちゃったんだね、確かにあんたが望んだことじゃないにしてもさ。
結局ドンチョルはドンウクのために故郷の秀才だった人生を犠牲にしたのに。
あんた一人で大きくなったような顔するなよ。
今やテファンよりも腹が立つ男、イ・ドンウク。
おかん、ドンチョルに謝ってる。いまさら。
「私がお前を器の大きな人間に育てられず、母の恨みを晴らすために生きさせた罪。
お前に許してもらえないと、死んでも父さんの元に行けないよ。
シン・テファンが父さんを殺したなら天が処罰しただろうに、浅はかな母が息子たちに仇討をさせようと
一生おろせない荷を背負わせた。もうおろそう。私らの役目じゃない。」
遅いわ。
ドンチョルもドンウクも人生がめちゃくちゃじゃないか。
ドンウクはまだ検事としての人生をやり直せるかもしれないが、ドンチョルはどうするんだよ、クク会長の後継者になんか指名されて。
命を狙われながら裏の世界で生きてかなきゃいけないっていうのに。
「ドンチョル、お前はお前、ドンウクはドンウクで自由に生きるんだ。
恨みも憎しみも愛も情けも断ち切るんだ。」
え~っ!!ドンチョルが今までドンウクのためにどれだけしてきたのかと。
ここで泣くドンチョルだった。女のことじゃなく弟のために泣くんだよ、たまらん。
「ドンウクのことを断ち切るのはテファンへの恨みを断ち切るより辛い」
って泣くんだからほんとにもうこの男は。
が、しかし。
この家族の涙の決別の間に車に細工されたドンチョル。
ここ、ドンチョルとは思えない不用心さだ。
車の中で
「母さん、この先何をしようか。結婚でもしようか。」
「嫁になってくれる人でもいるのか?」
「そりゃいるよ。」
なんて呑気なことを言ってる場合ではない。
ブレーキに異変を気づいたドンチョル。
「シン・テファンにいっぱい喰わされた。こういう奴なんだっ」
下り坂でガードレールに車を当てつつ必死に車を止めようとするドンチョル。
間一髪であったよ。
おかんを危険な目に合わせたせいで、また自分を許せなくなるドンチョル。
「悪かったよ、もっと注意してれば・・・僕が悪かったんだ。」
それについては異論はない。だって相手はテファンだからな、油断大敵である。
「ドンチョル・・・ドンウクを憐れんでやってくれ。離れていく方が何倍も辛いだろうからね。」
とやっと母親らしいところを見せるおかんであった。
ドンチョルとおかんが助かったと聞いて、次の悪だくみを実行しようとするテファン。
カセットテープ、置いてあったんだねぇ。
「どんな劇薬も処方次第で良薬になる。これを使ってドンウクをドンチョルから完全に引き離すんだ。」
その上マカオから来たジャッキーとやらにドンチョルを裏切らせる作戦に出ようとするんだけど
そういえば一度裏切ったテファンの秘書、まだここにいるやん。
これ、ドンチョルの最大の駒になる可能性大。
なんかそんな雰囲気の表情してるし、秘書。
それにしてもすごいな、ソン・スンホン。
もう『ギルティ』でスンホンのことをうっすら忘れかけていた私を
濃い顔と演技でガガッと引き戻す勢い。
なんなんだ、この抜け出せないものすごい濃さは。
ストーリー展開はもう復讐と復讐、家族のきずなとかそういうことを行ったり来たりしているだけなのに
(この内容で大河並の回数、日本のテレビ業界では脱落者多数、途中打ち切りかも)
とにかくソン・スンホンが一人力技で持っていく。
おいおい、一人でどこに連れて行くんだ私をっ
『ギルティ』に韓国ドラマにも似た濃さを見た私だが、やっぱりこの濃さは日本のドラマにはないわあ。
スンホンの力技、一話で堪能とは、なんというドラマだろうか『エデンの東』。