ちょびっと♪日記

映画やドラマ、好きなモノについて、日々のいろいろなことをちょびっと♪書いてます。

韓国映画「デイジー」

2008-09-29 | 映画
韓国映画「デイジー」を見ましたよ。
監督が香港映画のアンドリュー・ラウ。
脚本は韓国の『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン。
音楽は日本の梅林茂。
ということで、アジアの逸材が集結したわけです。
(↑よぉ知らんけど、紹介文にそう書いてあった
ロケ地オランダ。(←こう書くとカラオケの画面の最後に出てくるロケ地みたいだな)
出演は『私の頭の中の消しゴム』のチョン・ウソク、『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョン、『氷雨』のイ・ソンジェ。
オランダのノスタルジックな風景や建物など、映像はとても綺麗で入り込めるかと思いきや・・・二回も寝オチしてしまった

始まりはへヨン(チョン・ジヒョン)の語りから。
綺麗な映像と共に黙々とストーリーが展開されるわけですよ。
彼女はキャラ的には平凡で普通の画家を目指している女の子。
いや、個展開いたりするんだから一応もう画家かな?
その彼女にインターポールの刑事チョン・ウ(イ・ソンジェ)が一瞬で恋してしまうという展開。
美しいからってあんた。。。
そら本音かもしらんが、説得力っちゅうもんがないよ。
でも彼女は毎日デイジーを届けてくれる顔も知らない誰かに恋をしていて
その誰かが殺し屋のパク・ウィ(チョン・ウソン)。
チョン・ウソンは『私の頭の中の消しゴム』では秀逸な演技力でワタクシを泣かせてくれたわけですが、今回微妙。
それぞれの役のキャラクターが中途半端なせいか、感情移入できず
居眠りすること二回。
ストーリーは悪くないし、うまくやれば目が離せない映画になるのに
どうして眠ってしまうのか・・・
語りが多過ぎるせいかなぁ。
しかもその語りがヘヨンからチョン・ウ、パク・ウィへと次々代わっていくのが余計感情移入できない要因か。
綺麗だし面白いストーリーなんだけど、展開が陳腐でラストも途中で予測がついてしまうのが残念。
アンドリュー・ラウに期待したのに。

でもこの映画、もしかしたらすごく好きっていう人がいるかもしれません。
好みが分かれる映画なのかも・・・

ちなみに『デイジー・アナザーバージョン』も見ました。
DVDのパッケージにはただのディレクターズカットではなく、徹底的にパク・ウィの視点で描かれたもうひとつのデイジーって書いてあったのに・・・・
ところどころ本編にはない台詞とかシーンとかありましたが、まぁ普通。
ていうか本編で表現せぇよッという重要な台詞がアナザーバージョンに入ってたりして、両方見てひとつの映画という感じでした。