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ちょびっと♪日記

映画やドラマ、好きなモノについて、日々のいろいろなことをちょびっと♪書いてます。

「陽はまた昇る」第2話

2011-09-01 | その他ドラマ


『陽はまた昇る』第2話


キャスト
 遠野 一行 … 佐藤 浩市
 宮田 英二 … 三浦 春馬
 湯原 周太 … 池松 壮亮
 簑島佐和子… 真矢 みき
 安西 雄哉 … ARATA
 遠野奈津美… 斎藤 由貴
 内堀 清二 … 橋詰 功
 白石 大地 … 浪岡 一喜
 田中 里美 … 石野 真子
 立花 琴美 … YOU
 杉崎 孝夫 … 六角 清児


今回は脱走ですよ、最初はお腹減っちゃってラーメン食べに行こうとしたんだよね。
20歳そこそこの男子だからねぇ、夜食食べたいよね。
そこで一旦厳重注意で処分保留になったは良かったんだけどね。
宮田のヤローまた脱走しやがって。
いやまあ彼女が妊娠したかもしれんって電話かけてきたもんで、逃げられない責任だからと言う男気は認める。
だけどその辺、教官にきちんと話した方がいいような気がするな。
校医も心療内科が専門だそうだし、そっちの方に相談するって手もあるだろうに。
それでほら、案の定彼女は会いたいから嘘ついちゃったんだよ。
「真剣にならなきゃ警察官になんかなれないんだよっ」
て彼女に怒ったら
「丁度良かった、警察官の彼氏なんかかっこ悪いって言われてたんだよねっ」
売り言葉に買い言葉でもそれはひどかろう。
そんな彼女とは別れた方がいいと思いますよ、おばさんは。
でも結構宮田くんも困った子だからねぇ…でも遠野教官は自分のクラスの生徒を全員警官にするって決めたようです。

あ、そうそう。今回のお勉強は職務質問でした。
宮田は授業で教官を職務質問するんだけど、当然不合格だった。
で、彼女にかつがれてがっくりきた宮田が川べりで塞いでいるところに遠野教官登場。
それも職務質問の形で。
遠野に職質されているうちに自分の事情を全部しゃべっちゃってるし、宮田。
要は職質は謙遜に、という話でした。
権力を嵩にきて、上からものを言うのではなく協力に感謝する気持ちを忘れるなってことでした。

遠野の妻はどうも訳ありの男と逃げているようである。
でも本当は自分が妻から逃げたんだと気がついたらしい遠野。
宮田が彼女の妊娠問題から男として逃げるべきではないと思った、と遠野に打ち明けたかららしい。
でも遠野くらいの男ならそんなことは解っているような気がするので、宮田と遠野の関係性を良くするための強引なこじつけに見えてしまうのがイマイチでした。
それにしてもこの妻と男の逃走劇。
こっちのエピソードがかなり面倒な展開になりそうなんだけど、大丈夫かな~
私が脱落したらどうしてくれるのよ、遠野教官。

今回はYOUの演技に閉口した。
きつ過ぎる。声もひどいガラガラで聞き取りにくいし間も悪い。佐藤浩市も絡みにくそうだ。
そして今回は風呂のシーンはなかったので、1話だけだったのね。とほっとした次第。


「絶対零度-特殊犯罪潜入捜査-」第3話

2011-08-26 | その他ドラマ



『絶対零度-特殊犯罪潜入捜査-』第3話

桜木 泉  …… 上戸 彩
瀧河信次郎 …… 桐谷健太
高峰 涼子 …… 山口紗弥加
深沢ユウキ …… 丸山智己
大森 紗英 …… 北川弘美
竹林 匠  …… 木村 了
白石晋太郎 …… 中原丈雄
倉田 工  …… 杉本哲太
長嶋 秀夫 …… 北大路欣也


基本的に桜木もメンタルがティッシュペーパー並である。(私と一緒~)
人を騙す、誰かに上手く嘘をついて捜査をすること。
そこにいつも引っかかっている。
でも「大事なのは上手く嘘をつくことじゃない。騙す相手に誠意を尽くすことだ」
って長嶋(北大路)に言われるんだけどね、それって詭弁じゃないのかなぁ。

今回の捜査は新薬に関する情報漏えい問題での殺人事件。
何だか分からんがこういう分野の細かいことはダメだ。
最近よくドラマの題材になる企業スパイ系の話ってのはどうも苦手で。
アメリカなんかだとかなり前の映画でも、企業スパイにM&Aなんてのは題材になってるんだけども。
(韓国ドラマでも結構ある)
その辺りの筋立てがよくできてるかどうかは全く判断できない(頭が悪いのか、私は)。

桜木ちゃんは中途半端に優しいから、捜査の眼を曇らせるらしい。
冷静さを失ってミスをおかせば、潜入捜査はただの嘘になるっていうか。
正直騙すとか嘘とかに正義も誠意もないって思ってしまうので、このドラマは私には向いていないようだ。
世の中、キレイごとばかりじゃないことが分かるくらいには年も経験も積んでいるつもりだけど
いや、やっぱりまだこんな若造みたいなこと言ってる私は甘いのかもしれない。
でも正義のための手段だとしても、やっぱり誰かを騙すことを誠意とかただの嘘じゃないとかって誤魔化すのはなぁ。

潜入バレそうッとか、そういうハラハラがドラマティックなのは分かるけど
(そういう部分は特にBGMで煽り倒しているし)
桜木ちゃんが嘘をつき通せなくなっちゃうのが唯一の救いか。
それが今後のドラマの展開にどう影響してくるのか、が気になるところかな。
あー、いい年して甘ちゃんだなー、私。
と、まあコンプレックスを刺激されるドラマではある。



「陽はまた昇る」第1話

2011-08-24 | その他ドラマ



『陽はまた昇る』第1話


キャスト
 遠野 一行 … 佐藤 浩市
 宮田 英二 … 三浦 春馬
 湯原 周太 … 池松 壮亮
 簑島佐和子… 真矢 みき
 安西 雄哉 … ARATA
 遠野奈津美… 斎藤 由貴
 内堀 清二 … 橋詰 功
 白石 大地 … 浪岡 一喜
 田中 里美 … 石野 真子
 立花 琴美 … YOU
 杉崎 孝夫 … 六角 清児


警察学校もの。
刑事ものはもはや飽和状態、警察学校ものというわけか。
スポ根ものに近いっすね、いやはや。
ストーリーとしては捜査一課からやってきた新人教官・遠野(佐藤)がイマドキの若者の集団とやり合っていくわけである。
いわゆる横暴教官てやつです。
携帯電話使用禁止とか毎日40キロ走らせたり、前時代的な教官。
んー、嫌いじゃないよ。そういうのも。
実際、校医の立花(YOU、演技についてはもはや言うまい)が言うように
「今の若者はおっさんたちと違ってひ弱」なのかもしれないけど。
私みたいなおばさんだって、きっと母親世代の老年層から見ればひ弱で脆弱な精神の持ち主なんだろうし、
いつの時代も「今時の若いもんは…」っていうのはある意味セオリーだ。
でも遠野はそれを諦めたくなくて、警察官が世代交代してひ弱になっていっても
犯罪者はひ弱になんかなってくれない、むしろ凶悪になっていると現状を危惧している。
遠野の正義みたいなものの落としどころとしては悪くないと思う。

警察学校の近くのレンタル屋で人質をとって籠城事件発生。
そして巻き込まれる宮田(三浦)。
正式な要請があって遠野は容疑者を説得することに。
その説得が宮田を感動させるんだけど。
この宮田ってのがバリバリ反発しまくる役。
就職が決まらなくて警察は公務員でそこそこ給料もらえるしーくらいの気持ちで警察学校に来た者の一人。
というより殆どの者がその程度の思いでそこにいるんだろうと、だからそんな者たちが警察官になったら日本も終わりだと彼らにはっきり言う遠野。
そこで泣くか、宮田~…
「そこまで言わなくてもいいじゃないですか。俺たちはまだ入ったばかりの新人なんです」
俺って言うな、自分と言わんかっ!
今はそんなこと言わないんでしょうか。自衛隊とか警察とかの古いイメージか。
しかし泣くって。この程度で泣くって。ここはちょっと共感できないわ~
中途半端に感動して泣かれるのもかなわないけど、悔し涙にしても安い。まさに脆弱な精神。
そんな若者を半年でどう鍛え上げて、どんな警察官にするのかが見ものってことなのか。

そして遠野も結構情けない。
若い男と一緒に逃げた女房(斉藤由貴)に未練たらたらで留守電入れたりしている50男。
でも佐藤浩市なのでなんかいーなーと思っちゃう、おじさん好きのワタクシ。

それと真矢みきの演技が違和感ありまくり。この人って宝塚の男役出身だっけか。
以前『相棒』でもなんだか地位のある役をやってたと思うんだけど、その時もかなり違和感があった記憶。
この人の雰囲気からこういうかたい役をキャスティングするんだろうけど、実は柔らかいお母さんとかの役の方が似合うのかもしれません。
『相棒』レギュラー陣からは六角さんが出演。どう見ても鑑識・米沢さんにしか見えない辛さ。
髪型も変えて眼鏡もかけてないのにどうしても。ゆえになんとなく演技が胡散臭く見える(いや、ごめん。米沢さんは好きなのに)。
ある程度の年齢になってからうっかりはまり役に当たってしまうと抜け出すのは大変そうではある。
はまり役なんてものにかすりもできない役者さんもきっとたくさんいるのだろうから、はまり役に出会えた幸運というのは宝くじに当たるくらいすごいことなんだろうけど、役者稼業も楽ではないだろうとは思う。
(こんなとこで私なんかにとやかく言われてる時点で既に。)

意外に面白そうなのでどんどん見れそうですよ、このドラマは。
スポ根も青春ものもどちらかというと苦手ジャンルなんですけどね。
あー、そうだ。風呂のシーンだけやめて。目のやり場に困るから。
韓国ドラマとかでもよくあるけど、イケメンの風呂とかシャワーのシーン。
視聴者へのサービスのつもりかしらんが、ほんとに需要あるんか?
『水戸黄門』の由美かおる(もう代替わりしたけど)の風呂シーン並の需要くらいしかないんと違うか?
と思うんですけど。少なくても私は勘弁して~恥ずかしいからと思うタイプ。
『のだめカンタービレ』の千秋先輩に惚れてたときでさえ、千秋先輩のシャワーシーンだけは勘弁してと思った。
このドラマの風呂シーンはそのテの需要に供給しているのではなく、男子諸君の共同生活を描くためのツールなんだと分かってはいる。
警察学校の皆さんはイケメンばかりではないので。
でもそんなに大量に男の尻ばっかり見せられても―と思うのは絶対私だけじゃない、と思うんだけど。
別に風呂じゃなくてもいいやんか。(なんか風呂にこだわり過ぎてるな、私。)


「絶対零度-特殊犯罪潜入捜査-」 第1-2話

2011-08-19 | その他ドラマ


『絶対零度-特殊犯罪潜入捜査-』1・2話


桜木 泉  …… 上戸 彩
瀧河信次郎 …… 桐谷健太
高峰 涼子 …… 山口紗弥加
深沢ユウキ …… 丸山智己
大森 紗英 …… 北川弘美
竹林 匠  …… 木村 了
白石晋太郎 …… 中原丈雄
倉田 工  …… 杉本哲太
長嶋 秀夫 …… 北大路欣也


やっと今期ドラマにとりかかることに。
前期は完走が大変だったなあ、たくさん見過ぎたか。

とりあえず初回ということなので、気になったことを色々と。
まず、提供がdocomoだけどコレいいのか?
上戸彩だけでなく北大路欣也も出てるのに。メインの白戸家の二人にdocomoの携帯使わせるのかな?
それとも昔ほど厳しく無くなってるのかな?
そういえば『相棒』の神戸くんがiphone使い始めたとき驚いた。
ずっとauが提供だったから、私もソフトバンクに変えるまで杉下さんと同じ携帯使ってたもんで。
で、やっぱりauはスポンサー下りてたわけで。
softbankがスポンサーになったわけでもないんですが、堂々とiphone使用。いくら製品はapple社のものだといっても、今のところ日本での取り扱いキャリアはソフバン一社なわけだし。


そんなこたぁどうでもいい。
前回の絶対零度は未解決特殊犯罪捜査かなんかだった。(うろ覚え)
桜木(上戸)はいつも紙の資料(あのよくある黒い表紙の調書ってヤツ?)と格闘していた。
が、しかしっ!
時代は変わったのであるッ!!(桜木が潜入捜査班に移動になったらしい。)
変わんないでほしかったよ、私は。
刑事ドラマがこんなに味気ないものになるなんて、時代の進歩とは残酷なものだね。
既にNシステムさえも私には邪魔(刑事ドラマ的に)。
なんか科学科学しちゃっているのである。
もうこの特殊犯罪潜入捜査班(なのかどうかまだよく分かっていない)が科捜研みたい。
沢口靖子、ドコ?
『BOSS』の戸田ちゃん、ドコ?的な。
あー、でも前回からの継続レギュラーも何人かいて組織の形式がよく分からない。

とにかくみんなコンピュータに埋もれて、倉田(杉本哲太)がえっちらおっちらキーボード叩いてる隣で、それを小馬鹿にしているチャラ男に変な趣味のオタク女。とか、私、無理。
この二人は前も出てたはずだけど、税金の無駄遣いかと思わせるキャラ作り。
一応科学班とはいえ警察官、立派な公務員であろう。なんだあの変なキャラは。
専門分野では有能、犯人検挙のために能力を充分に用いているわけで、その点は評価されて然るべきだろう。
なのに人格面の描写が軽すぎて可哀そうだと思うよ、正直。
だからって不慣れな上司を馬鹿にしていいとは言わないが。
まだ2話しか見ていないが、全体的にキャラ付けが軽い。職場で上司に「やべぇ」とかないだろう、公務員。
潜入捜査のためのグッズを作るチームと妙になれあっている感じもなんだかなぁである。

さて。
今回すごく威張ってるのが佐分利先生…じゃないわ、瀧河(桐谷)である。
なんかもう一人相撲じゃないな、一人芝居でもない、なんか良く分かんないけどそんな感じなんである。
(あ、独壇場か。)
複雑化する犯罪のための特殊捜査班で、顔を晒すことなく潜入捜査するという部署に異動になったらしい桜木を
先輩の滝河がガツンガツン叱るんである。
この滝河が仕事できるのがまたものすごーく嫌味なんだけど、この人刑事辞めるつもりみたいなんだよねぇ。
それで後を任せられる後輩を一刻も早く育てたいって割と自己中な感じ。

商品の事故に見せかけて次々に行われる殺人、被害者とその直前に接触していた男の同棲相手に接触する任務を与えられる桜木。
偽名を使って職業や生い立ちを偽って少しずつ近づいて友人になるとか、感情的にはかなり残酷で辛い任務だよ。
警察の捜査でこういった囮捜査的な捜査方法は違法だと思うけど、(公安レベルではあるかもしれん)
まあドラマだし…という着地点で1クール見続けられるのだろうか。
私のティッシュペーパーなみのメンタルで。
みんな嘘つきだし綱渡りだし。
その辺のハラハラする感じがこのドラマの見どころのひとつでもあるんだろうけど。

そして事件が解決してしまえば、みんな何もなかったように痕跡を消す。
桜木も友達になった彼女に何も告げることを許されず、切ない気持ちのまま任務を終えるんだけどね。

作りとしては音楽で煽り過ぎてると思います。
あんまり大したシーンでもないようなところでも、ガンガンBGMで煽ってくる。
近頃のドラマにありがちな手法ですが、事件や捜査方法に特徴を持たせてはいるので
もう少しじっくり見せて欲しいなぁという印象です。
刑事ドラマってのは恋愛ものと違って、作り込み方次第で音楽に頼らなくても充分見られると思うんだけどな。



「BOSS-2-」最終話

2011-08-12 | その他ドラマ



「BOSSⅡ」 最終話

 大澤絵里子 … 天海祐希
 野立信次郎 … 竹野内豊
 木元 真実 … 戸田恵梨香
 片桐 琢磨 … 玉山鉄二
 山村 啓輔 … 温水洋一
 花形 一平 … 溝端淳平
 奈良橋玲子 … 吉瀬美智子
 岩井 善治 … ケンドーコバヤシ
 黒原 理香 … 鳴海璃子
 丹波 博久 … 光石 研
 屋田 健三 … 相島一之
 森岡 博  … 大森南朋
 田所 幸子 … 長谷川京子
 黒原 健蔵 … 西田敏行



えーっと。
率直な感想を述べると、この結末はナイ。
もうね、野立と絵里子も40過ぎて(るかどうかは知らんが多分)んのにいつまでもつかず離れずべたべたべたべたしちゃってねぇ。
10年前に同期だった森岡も交えて、なんか微妙な三角関係があったような気配まで匂わせておいて。
その挙句に、また絵里子単身で海外に行くのかよと。
そして野立お留守番なのかと。
いや、一応刑事もの(コメディ)だし、恋愛は二の次なのは分かってるんですが。
散々そっち方面で煽ってたから、2期はもう少し進展すんのかな?とか思ったんだけどね。
続編とか映画とか視野に入ってるのかなぁ。
映画で見る系のドラマじゃないと思うんだけど、フジは『のだめカンタービレ』前後編映画化という暴挙に出た過去があるからな。
シーズン3はあってもいいけど、いい加減コメディのセンスもマンネリだしベタなので、方向転換は必要だと思うなぁ。


対策室の面々が取り調べされ、野立も疑われている中、役に立ったぞ、今まで役立たずだった上司。
はったりかましてメンバーを取調室から出す。
サミットでバイオ関連の研究発表が行われようとしているところ、そのサミットにテロが?またもや『黒い月』の仕業か?



対策室がそれを防ぐというミッションを負って、今回は野立も現場入りである。
で、田所がピーピー(森岡)のスパイだということを見破った野立の目の前で、田所は撃たれてしまう。



絵里子のところには黒原(西田敏行)が現れ、自分も大いに協力するからと首相をその場からそっと連れ出したりして見せるんですが、
まあどう見てもラスボスは黒原なわけです。
今回急に出てきた首相役若林豪とか、突然登場の『相棒』のラムネこと大河内監察官とかっていう展開はさすがに時間切れでしょうと。
どっちも近頃犯人役も多い俳優さんではありますが。

絵里子は教授を助けようとして犯人ともみ合って、なんぞの病原菌を注射されてしまう。
まだ猿で実験されたワクチンしかない病原菌とか。
なんでそんなん持ってるの?その犯人?とか。
その辺りの辻褄が『日本版CIA』という組織を作り上げるという話に繋がっていく。
(いやしかし『日本版CIA』って、文字にすると変だな。この字じゃないのか?)
ラムネ教授が今回発表しようとした研究は、バイオテクノロジーでクリーンなエネルギーを作り出すという画期的なもので
(ネタ的にものすごいタイミングなわけですが)
それは日本の知力と財力の結晶なのに、それをアメリカに売ろうとしている裏切り者だから
その研究を盗み出すというのが『日本版CIA』のミッションだったわけです。
ピーピーと田所はその一員だった。




今回ピーピー(森岡)と絵里子と野立の対決シーンがあって、結局絵里子と野立の元バディの阿吽の呼吸の勝利になるんだけど、そういうちまちました恋愛モードっぽい感じがなんか邪魔っていうか微妙。
はっきり恋愛ってわけでもないんだけど、まんざらでもない野立という立ち位置が延々と続いてる。
絵里子の方は仕事一筋で、でも野立は特別~というこれも半端な感じ。
男女の友情でも仕事だけの関係でも元バディというだけでもない、なんなの?一体?苛々~、とここでも煽られる。



結局黒原がラスボスだって突き止めたのは黒原娘で、その連絡により病原菌を打たれていつ死ぬとも分からない身体で黒原を止めに行く絵里子。
西田敏行、流石である。
探偵ナイトスクープの局長になってから、やたらと涙もろいおっちゃんやなぁ、こんなんで芝居できるんかいなと思っていた私だが。
役者だ、西田(まあ当たり前ですが)。局長西田なら、あの場面の最初からダダ泣きだろうに。
娘が突き止めたことを知ってホロリとしてたけど、全然ダダ泣きではなかった。
大義のために人がちょっとくらい死んでもいい、なんてのは昨今の刑事ドラマでは使い古された展開だけど
なんとかボスらしく着地したかなという感想。
黒原自身がその大義のためなら死んでもいいと思っていたから、テロ集団『黒い月』にわざと撃たれたという経緯から見ても本当のラスボスは他にいるとは思うけど、ここでひとまずけじめというところだろうか。
その先の黒幕は国家とか、なんかそういう扱いきれない話になってしまいそうだから。

そんなわけでボスも完走。
あ、そうそう。花形、やっぱり無事でした。田所も一時危なかったけど無事。



勿論ボスも死にかけたけど無事で何故かまた海外へ…の空港シーンで『離婚弁護士』の津川さんが「先生、先生」って人違いで声かけてくるという小細工。その向こうを横歩きで歩いて行く天海(弁護士バージョン)という小ネタ。
そのままエンディングって、なんかやっぱり消化不良。
エンディング前の屋上の野立のシーンがなんとも切ない。なんで見送りいかないの?
どうして警視庁の屋上で写真見ながら敬礼とかしてるの?

そういう感じが『BOSS』らしいということなんだろうが。


「仁-JIN-」最終話

2011-08-03 | その他ドラマ




「仁~JIN~」 最終話

 南方仁……大沢たかお
 橘咲……綾瀬はるか
 野風・友永未来……中谷美紀 (特別出演)
 坂本龍馬……内野聖陽
 橘恭太郎……小出恵介
 佐分利祐輔……桐谷健太
 西郷隆盛……藤本隆宏
 佐久間象山……市村正親
 新門辰五郎……中村敦夫
 東修介……佐藤隆太
 中岡慎太郎……市川亀治郎
 橘栄……麻生祐未
 勝海舟……小日向文世


仁先生、脳腫瘍がだいぶ進んでしまって、でも医者が最後にできることを考えた結果
自分が死んだら解剖して実物の脳を見て、学んでくれとか(涙

そんなもんできまっかいなっ!!(佐分利先生)

実際にそんな時は来ないと分かっているので見ていられるのですが。

もう歴史の方を理解するのは諦めた。私は幕末とか苦手だし。
だからどうして恭太郎さんが戦に行ったのかよく分からん。
幕府側と反幕府側で対立してて戦になったんだろうということはなんとなく分かるけど
とりあえずその戦場に兄を追いかけて行った咲ちゃんが撃たれちゃった。
左の二の腕?流れ弾に当たったようでございますってアンタ…

ま、でも野戦病院っていうんですかね、そこに今まで出てきた仁先生に関わるお医者さんたちが集結するわけです。
そして運ばれてくる咲ちゃん…
手術しようとしたけど、もう手が震えて手術もできない仁先生の頭の中に龍馬さんの声がっ!
「手が動かないなら口を動かせばいい」
って、えっと、これはSFなんですね?やっぱり?
歴史SFっつージャンルですか?

仁先生が忙しくしている間に、なんとまあ。
咲さん緑膿菌に感染してるし。命に関わりますが。
でも仁先生も嘔吐しまくってるし、もう仁友堂、病人だらけやんか。
仁先生助けられなくて、「私は藪医者や~」と落ち込む佐分利先生も可哀そうだし。

このドラマで総じて言えることは女が強いということに尽きる。
仁先生の現代の恋人未来さんしかり、咲ちゃんに野風さん、そして咲ちゃんの母さんしかり。
咲ちゃん死ぬかもの報せにお母さん、
「私が見舞っては咲の生きる気力を奪うやもしれません。
 約束通り自分の足で帰ってきなさいとお伝えください。」
って、すげーわ。私には言えませんよ、ほんとに。
「未来にお戻りになる夢を見て良かったと。お戻りになれば先生の癌は治せるではありませんか。」
咲ちゃん、健気過ぎて涙がもう止まらんです、私。
そりゃ仁先生もがしって抱き締めるわ。

この咲ちゃん役の綾瀬はるかちゃんは滅茶苦茶可愛いらしいです。
プリンセストヨトミのエキストラに行ったうちのお父ちゃんが言うとったです。

こんなに可愛い咲ちゃんが、仁先生のことばっかり考えて今までなんで知らん顔してられたのかと、この鈍感男は。

そして咲ちゃんを助けることができる薬を過去に来たときに持っていたはず~ってなって。
ホスミシンとかいう薬なんだけどね、白衣のポケットに入れて未来から来たかもしれんって。
で、それを探しに行く仁先生。
これが咲ちゃんとの今生の別れになってしまうのですね(シクシク)

咲ちゃんのために崖から飛び降りて未来に戻った仁先生の後にホスミシンの瓶が残されていました。
恭太郎さんがそれを拾って、そして咲さんは助かるんだな。

で、未来に戻った仁先生が未来の仁先生に手術されているという状況。
これは同じ世界に二人仁先生がいることになっちゃうという矛盾が生じてるけど。
いや、もう結局、そっちの方もよく分からないですよ。
説明してくれたんですけどね、一応。
なんかパラレルとタイムスリップの両方をかけたらこうなるのか?そうなの?

とりあえずSFにあまり興味のない私には理解できませんでした。

未来の仁先生がタイムスリップしていっちゃって、仁が目覚めると手術したのは友達の医者になっているし
胎児性腫瘍もただの良性腫瘍だったってことになってるし。
で、調べてみたら仁友堂っていう医療結社があったという歴史があった。
咲さんの名前がないので、咲さんの家があった辺りに行ったら橘医院とやらがあって
そこで仁は橘未来(みき)に会う。

東洋内科とか保険制度の充実とかもうちょっと突っ込んで欲しかったけど
そこに力を入れ過ぎると咲ちゃんと仁先生のロマンスの尺が少なくなっちゃうし。
結局、橘未来は野風の子どもを野風夫妻が亡くなった後に咲が引き取った、その子孫ってことに。
えっと結局野風の独り勝ち?
だって橘未来には咲の血は流れてないわけだし。
でも、咲さんの手紙が残ってた。
その手紙には、感染症から回復した後、仁の記憶が自分からも仁友堂のみんなからも失われていたこと、
でも何かがおかしくて、先生と呼ばれた方が確かに居たことを思い出したと書かれていた。
名前も顔も思い出せないけれど、その人に恋をしていた。
でもきっとこのままではいつか忘れてしまう、修正力でこの思い出は失われてしまうと察して
咲は手紙を書いたのでした。

『橘咲は、先生をお慕い申しておりました。』
「私もですよ、咲さん。私もお慕い申しておりました。」

そして仁、号泣。ああ、切ないな、これは。
でもきっと仁先生の記憶も失われちゃうんだろうなあ。
で、何もなかったように橘未来と恋におちるんだろうか。

最後に橘未来が以前の未来と同じ脳腫瘍で救急搬送されてきて、仁が執刀するわけだけれども。
それが治せるような医学の進歩した時代になっていたんだろうか。

はぁー。やっと完走。
とりあえずエンディング曲は歌詞が狙い過ぎだな。
ドラマの筋を追い過ぎてて結末が透けて見えるのがもったいないなと思った。
今回見たドラマの中では、『遺留捜査』のエンディング曲(MISIA)が群を抜いて良い。
あ、そうだ。
『仁-JIN-』シーズン1はエンディング、MISIAだった。
あれも良かったなとか、そんな感想でいいのかしら。最後なのに。

「BOSS-2-」第10話

2011-07-28 | その他ドラマ




「BOSSⅡ」 第9話

 大澤絵里子 … 天海祐希
 野立信次郎 … 竹野内豊
 木元 真実 … 戸田恵梨香
 片桐 琢磨 … 玉山鉄二
 山村 啓輔 … 温水洋一
 花形 一平 … 溝端淳平
 奈良橋玲子 … 吉瀬美智子
 岩井 善治 … ケンドーコバヤシ
 黒原 理香 … 鳴海璃子
 丹波 博久 … 光石 研
 屋田 健三 … 相島一之
 森岡 博  … 大森南朋
 田所 幸子 … 長谷川京子
 黒原 健蔵 … 西田敏行



片桐、プロポーズしたのかっ!しかも親父の前でっ!
んでやっぱりキス=結婚だからプロポーズしたらしい、責任とって。
不器用にもほどがあるわけである。
でもなんか片桐の彼女の親父さん(西岡徳馬)が事件に関係しちゃってるという展開、可哀そうだわ、片桐。



そして木元帰ってきた~戸田ちゃん、やっぱり可愛いぃ~
でもなんか痩せすぎてるような??
「事件だから」
ってボスの真似とか、まあこのドラマらしい小ネタ多し、なんだけど。



事件は次々と人が爆死させられるという残酷な事件。
片桐の彼女の親父が重要参考人ということで、まだ刑事だということを明かしていない片桐が探ることに。
可哀そうだよね、親父さんが前科者になったら刑事のままでは彼女で結婚できない。
警察ってそういう組織らしいから。
銀行の貸しはがしにあって倒産した親父さんの会社。
そんな倒産させられた会社の仲間の一人が実行犯なんだけど、お父さんはその仲間の体調がかなり重くてそれを手伝ってしまった。



お父さんを守るために、逃がすために片桐を騙した片桐の彼女。
でも本当は片桐が彼女を騙してた。
ものすごく唐突にやってきた片桐の恋だったが、こんな結末を迎えるとは。
もうほんと、可哀そう過ぎる、片桐幸せにしてあげて欲しいよ



と思ってたら、もう対策室のメンバーが次々に陥れられてるわけである。
片桐は覚せい剤取締法違反、岩井と山村は殺人容疑、そしてなんと花形は田所に撃たれ



絵里子は野立の目の前で横領容疑で逮捕される。
ちょっと、なぜ野立無言?

サミットで首相の警護のミッションの前。
かつての絵里子と野立の同期、森岡代議士秘書が田所に「よくやった」の一言。
ピーピーのかぶりもんしてた人ですな。

黒原(西田)が黒い月というテロ組織に狙われて、銃で撃たれたというところから始まったシーズン2。
ここに来て黒い月の存在を匂わせているが、恐らくラスボスは黒い月ではないな。
田所もほんとは二重スパイとかじゃないかと。
このドラマの今までの展開から言って、相手の裏の裏をかくスタイルだから
今回も故意に陥れられているということじゃないかとは思う。

とりあえず今回はすごーく片桐が可哀そうだった。撃たれた花形よりってそれどうなの?と思うけど
多分花形は無事なはずなので、今回は切なさ全開の片桐に涙~



「仁-JIN-」第10話

2011-07-19 | その他ドラマ



「仁~JIN~」 第10話

 南方仁……大沢たかお
 橘咲……綾瀬はるか
 野風・友永未来……中谷美紀 (特別出演)
 坂本龍馬……内野聖陽
 橘恭太郎……小出恵介
 佐分利祐輔……桐谷健太
 西郷隆盛……藤本隆宏
 佐久間象山……市村正親
 新門辰五郎……中村敦夫
 東修介……佐藤隆太
 中岡慎太郎……市川亀治郎
 橘栄……麻生祐未
 勝海舟……小日向文世


龍馬は額をざっくり切られちゃったよ…切ったのは用心棒をしていた東。
東の兄さんは龍馬に殺されて、東は龍馬をいつか殺そうと目論んでいた。
龍馬を助けるべく手術を行う仁先生なんですが、龍馬は危険な状態が続く。
兄の仇は討ったものの後悔の念にかられて自害する東。
救いがない。もっと命を大事にしてくれよ~

意識が戻った龍馬と未来の話をする仁先生。
仁の目には今の時代はどう映ったのか尋ねる龍馬。
「この時代の人はよく笑っています。龍馬さんは友人で悪友で僕のヒーローです。」
と言う仁。
その後に急変した龍馬は逝ってしまうのであった。
ここで龍馬に生きられたら大きく史実が変わってしまうしね、それはあかん。

一方山田先生が仁友堂がペニシリンの偽製造法を教えたという疑いで
お調べを受けているのであった。
お調べっていっても自白させる拷問なんですけどね。
それが和宮様のあんどーなつ事件のときと同じ首謀者ではないかと疑う医学館のお偉いさんと大奥の医師。
疑いの眼は野風の乳がんの診断のときに恥をかかされた三隅という藩医に向けられ、一件落着。
しかし、恭太郎のことといい咲のことといい、そして三隅の事件といい
自分がこの世界に来たことで皆の運命を大きく変えてしまったと、気に病む仁。
仁友堂を閉鎖すると言い出す仁。脳腫瘍のことも打ち明けるのであった。
龍馬に死なれてすっかり気弱になっているようですけど、お医者の皆さんや技師さんたちが仁先生を励ますのであった。
江戸時代あたりの人は本当に強かったとは思うんですが、他の先生や龍馬に比べて
仁は精神年齢が幼いのが浮き彫りにされていると思う。
現代人のモラトリアム問題は今も深刻だろうが、それ以前に文明の進歩という恩恵を受けて
人間は弱くなっちゃったんだろうか。
でも仁は立ち上がって、脳腫瘍で死んだとしても自分が持っている技術の全てを仁友堂の医師たちに受け継がせることを決意する。


もうなんか、気まぐれオレンジロード風の独白も説明くさくて聞き飽きたし
大沢たかおの演技もちょっと暑苦しい。こんな演技する人だったかなー?
内野さんもかなり濃いから相乗効果で暑苦しいんだろうか。
ストーリーも歴史色にSF色が濃く混ざり過ぎて、もうよく分かんない。
あと1話。最終回までもう一歩でござりんす。


「BOSS-2-」第9話

2011-07-15 | その他ドラマ


「BOSSⅡ」 第9話

 大澤絵里子 … 天海祐希
 野立信次郎 … 竹野内豊
 木元 真実 … 戸田恵梨香
 片桐 琢磨 … 玉山鉄二
 山村 啓輔 … 温水洋一
 花形 一平 … 溝端淳平
 奈良橋玲子 … 吉瀬美智子
 岩井 善治 … ケンドーコバヤシ
 黒原 理香 … 鳴海璃子
 丹波 博久 … 光石 研
 屋田 健三 … 相島一之
 森岡 博  … 大森南朋
 田所 幸子 … 長谷川京子
 黒原 健蔵 … 西田敏行




また髭のイイ男がっ
やっぱり流行ってるんだな、髭。
家族を惨殺され復讐を誓った男、坂口憲治。
そのために海外で傭兵訓練まで受けた男。
家族を殺した犯人は証拠不十分で不起訴、それを指示した男は別の罪で服役、出所間際だった。
指示した男の出所に合わせて、実行犯たちを殺害する坂口。

いやあ、かっこいいわ。
とにかく鍛えてますよ、この人は。
若い時はちょっとどうなん?って感じだったとうっすら記憶が。
なんか明朗な役を演じると行き過ぎ感があるんですよね、きっとこの人が明るい人だからだと思うんですが。
それがこういう陰気くさい役だと本来持ってる明るさを抑えるせいか、すごーく合う。
良かったです、坂口憲治。



自分の家族を殺した実行犯の一人が娘を虐待していると知って
その娘が殺された自分の妹のように思えて助けてしまう。
対策室の裏をかいて、次々と復讐を遂げていくも最後の最後で絵里子たちに見つかってしまう。
絵里子が銃をつきつけ殺すのを辞めさせようとしても決して辞めなかった男だが
虐待から助けた女の子の目の前では殺せなかった―という結末。

しかし。
虐待はあかん、ゼッタイ。
でも虐待してたからって復讐の対象じゃなかった女の子のお母さんまで殺すってのは。
それが当たり前の動機みたいに語られたところは、ものすごい違和感があった。
坂口が女の子を自分の妹に重ね合わせていたのはよく分かるけど、だからって発想が短絡的すぎないだろうか。
殺せば解決するなんてもんじゃないだろうに。



片桐が楓ちゃんとの恋に悩んでいるようなんですが
「責任とらないと―」って田所に相談してもね、だめだよその人は。妄想全開、片桐が自分に懸想してると思ってますから。
で、責任って何したんだか。まさか前回のキスか?あれはあっちから不意打ちだったやん。
それともその後何かあったのか?ないだろうなぁ、不器用ですから。
キスで責任…片桐、不器用にもほどがあると思ったらなんかアレ?彼女に男の影?



それと木元がとうとう戻ってきましたよ。
いつもはバーで野立と絵里子のツーショット、が今期の毎回のラストだったんですが
今回は参事官室で
「おかえり、木元」
でした。戸田ちゃんかわえぇ~。

「仁-JIN-」第9話

2011-07-13 | その他ドラマ


「仁~JIN~」 第9話

 南方仁……大沢たかお
 橘咲……綾瀬はるか
 野風・友永未来……中谷美紀 (特別出演)
 坂本龍馬……内野聖陽
 橘恭太郎……小出恵介
 佐分利祐輔……桐谷健太
 西郷隆盛……藤本隆宏
 佐久間象山……市村正親
 新門辰五郎……中村敦夫
 東修介……佐藤隆太
 中岡慎太郎……市川亀治郎
 橘栄……麻生祐未
 勝海舟……小日向文世


いよいよ龍馬暗殺に歴史が動いていく。
仁先生は脳腫瘍がかなり悪化してる様子です。
しかし、坂本龍馬が死なない歴史を作るためにこの時代に来たとか、気まぐれオレンジロードのくせになかなか傲慢な仁先生ではある。
咲の兄ちゃんも微妙な板挟みにあってるし。
幕府としては龍馬が邪魔ではあるわけですね。で、龍馬と親しい仁先生に張り付くと。
兄ちゃんちょっと感傷的になっちゃって、あの頃に戻りたいとか言い出すしね。
仁先生も咲ちゃんも橘の家にいたころに。
「咲を末長く宜しくお願いします」とか言っちゃって。

で、京都に着いたことは着いた仁先生と咲さんと佐分利先生ですが
なかなか龍馬には会えず。
龍馬暗殺の日は翌日に迫ってしまって、ていうか龍馬さん今でも野風さんが好きだったのか?
健気だなーってこれ、史実的にどうなんですかね?

歴史で龍馬が暗殺されるという日、やっと出会った仁先生はその日一日を龍馬と無事に過ごす。
龍馬はそれを察して、そろそろ国のことから手を引いてもいいかと尋ねる。
龍馬にとって仁は道しるべだと、そう語る龍馬の言葉が別れの言葉に聞こえた仁先生。
寂しくなっちゃったりするわけなんですが。
そんな二人の会話の間に、龍馬の暗殺計画が外では着々と進んでいて、
結局仁の目の前で頭を切られてしまうのだった。

それが最初は咲ちゃんの兄さんが龍馬を切るんか?と思ってたんだけど
実際に切ったのは龍馬の用心棒をしていた東(佐藤)という展開。
なんかもう私の手に負えないです。
タイムスリップというSFの結末も、納得のいく説明なんてあるわけないですし。

と言いつつ、まあ切ない最終回に向かってあと2話です。
いやあそれにしても咲さんは賢いおなごぜよ。
「龍馬さんはあん―」でいつも頭痛発作を起こす仁先生の言葉から
「あん―は暗殺のあんでございますか?」
とはもはや阿吽の呼吸。めおとのようでありんす。