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ちょびっと♪日記

映画やドラマ、好きなモノについて、日々のいろいろなことをちょびっと♪書いてます。

「絶対零度-特殊犯罪潜入捜査-」第9話

2011-09-30 | その他ドラマ



『絶対零度-特殊犯罪潜入捜査-』第9話

桜木 泉  …… 上戸 彩
瀧河信次郎 …… 桐谷健太
高峰 涼子 …… 山口紗弥加
深沢ユウキ …… 丸山智己
大森 紗英 …… 北川弘美
竹林 匠  …… 木村 了
白石晋太郎 …… 中原丈雄
倉田 工  …… 杉本哲太
長嶋 秀夫 …… 北大路欣也


前回、塚本(宮迫)の事件と関わりのある畑山昭子に銃口をつきつけられた桜木。
そこに瀧河が現れ、間一髪だったが畑山には逃げられてしまう。
畑山と過去の事件の関わりを探る分析班だが、なかなか見つからない。

そんな折、外務大臣の娘の誘拐事件が発生、特殊班で捜査することに。
しかし行く先々で先手を打たれ、最終的には外務大臣が娘と引き換えに拉致されてしまう。
現場で畑山を見た桜木は、益々畑山への疑いを募らせる。が、畑山の後ろにまだ黒幕が控えているらしい。
それ、ユースケ・サンタマリアみたいなんだけど、なんかまたこの人?っていう感じはする。
最近の連ドラを見てるともう俳優女優の使いまわしが酷いな。

それと桜木は瀧河の体調の不良、それも眼が良くないことに気がつき本人に尋ねるが、話すわけもなく。
長嶋はもう限界だから辞めさせてくれという瀧河を「桜木の眼を使え」と説得する。
「桜木がそこまで育っているとお前自身も分かっているんじゃないのか」
って桜木の成長をわざわざ説明するという、最近のドラマの親切設計である。
成長の描写は(わざとらしさはあったけど)ストーリーの中で何度か表現されていたし、台詞で説明されると見てる側としては興ざめ。
そもそもこのドラマは前シリーズから桜木の刑事としての成長物語が大部分を占めていたわけで、そこはやっぱりドラマの展開の中で描写してもらわないと、見てる方としても張り合いがない。
“あ、これ、成長してるってことだよね?”と思った矢先に、「あいつは成長したなあ」って台詞は要らないだろうと。

なんか“宿題しよっかなー”と思った矢先に母親に「宿題しなさいっ」って言われてやる気削がれるのに似てる。
似てないか?

ED曲が流れてきても油断大敵。ED曲の後に畑山が自首してきて桜木としか話はしないとか。
何やら事情がありそうな様子なんだけど、以後次回。

えーっと潜入捜査はもうあんまり焦点当てない方向で決まったんですかね?
一応タイトルが潜入捜査入ってるんで聞いてみる。誰に、かは分からない。


「陽はまた昇る」第6話

2011-09-27 | その他ドラマ



『陽はまた昇る』第6話


キャスト
 遠野 一行 … 佐藤 浩市
 宮田 英二 … 三浦 春馬
 湯原 周太 … 池松 壮亮
 簑島佐和子… 真矢 みき
 安西 雄哉 … ARATA
 遠野奈津美… 斎藤 由貴
 内堀 清二 … 橋詰 功
 白石 大地 … 浪岡 一喜
 田中 里美 … 石野 真子
 立花 琴美 … YOU
 杉崎 孝夫 … 六角 清児


遠野が捜査一課の任意の聴取に連れて行かれるのを見てしまった教え子たちの間で、不安や憶測が飛び交う。
捜査一課長直々のお迎えですからねぇ。よっぽどなんかあったんか?というわけである。

今回のテーマは聴取らしい。
遠野は杉崎に取調室で、警官になって初めて取り調べた男のことを最近思い出すのだと告げる。
「取調は最後の砦だ」と言いかけたまま、教場(教室)を出て行った教官のことを一番気にかけてるのが宮田である。
クールに見せかけてる湯原もかなり気にしてはいると思うし、まあ自分のとこの教官が事情聴取に連れていかれたとなると学生はみんな動揺するだろうね。

遠野はその日のうちに帰宅でき、翌日自らを被疑者に見たてて宮田に取調の実習をするようにと言う。
宮田はもちろん遠野が捜一に連れていかれた事情が聞きたい。
しかし簡単に聞き出せる相手ではない。
宮田は自分の人生の中で目標らしい目標など持ったことがないと打ち明け、しかし教官に勝ちたいという目標ができたと言った。
教官には教官らしく怖い教官でいて欲しいからだと訴え、遠野は真剣な宮田に杉崎にも話さなかった妻と安西との関係を話す。
安西は警官殺しで服役した過去があり、そのとき逮捕をしたのは遠野だった。
安西と遠野の妻は幼なじみで、その経緯から知り合い遠野と結婚した。
その事実を知らされた学生たちが驚くのを見ながら
「取調は警察官にとっては起訴できるか否かだが、被疑者にとっては人生の分かれ目だ。」
と教えるのだった。
いやあ、今日も遠野さんかっこえぇわ。
最後はちょっとまた気まぐれオレンジロードに戻ってたけど。
前半は留守電でオレンジロード→ついに電話で妻と会話(オレンジロード卒業か?)→今度は独白でオレンジロード(今ここ)


それにしても本当にもうあの、簑島の遠野への恋心とかいいですって。
鉄仮面と言われた女がオロオロして、訳分からんようになってるとかいう描写、要りませんから。
簑島と立花の組み合わせは目を逸らしたくなるくらいヒドイ。


「絶対零度-特殊犯罪捜査-」第8話

2011-09-26 | その他ドラマ


『絶対零度-特殊犯罪潜入捜査-』第8話

桜木 泉  …… 上戸 彩
瀧河信次郎 …… 桐谷健太
高峰 涼子 …… 山口紗弥加
深沢ユウキ …… 丸山智己
大森 紗英 …… 北川弘美
竹林 匠  …… 木村 了
白石晋太郎 …… 中原丈雄
倉田 工  …… 杉本哲太
長嶋 秀夫 …… 北大路欣也


猟奇連続殺人事件の犯人に仕立て上げられてしまった特捜科学分析班の軽い男、竹林くん。
取り調べ中にも
「えー?モロ犯人見る目じゃないっすかー!」
と軽さ発揮中…でもまあ証拠揃い過ぎ、出来過ぎ。
普通、刑事ならはめられたと疑うわけで、もちろん桜木たちもそっちのセンで捜査するわね。
2か月前につけられていた様子だったという竹林の記憶に沿って裏取りしたところ、その証言が正しかったことが明らかになるんですが、ちょっと怖い話になっていく。
だって竹林くんが買い物に使っていたクレジットカードから情報が漏れて、ターゲットにされたんじゃないかって話、これ有り得ると思うもん。
不利な証拠しか出てこない状況に半泣きで
「もしかしたら俺がやったのかもしれないっすね。夢遊病とか二重人格とか」
と言い出す始末である。

しかしものっすごい猟奇的やわー、というか普通の感覚ではこういうことしないでしょ。
通販会社のカスタマーセンターにクレーム入れた客に、クレームテロとかいう名前をつけてその中でもキンキンとした声でガンガンクレームを入れた女性客の唇を意図で縫い合わせて、リンチの末喉を切り裂くなんてのは。
当然、カスタマーセンターに瀧河と桜木が潜入。
実行犯はカスタマーセンターの主任の一人だったが、潜入捜査の最中に実行犯を操っている影の人物によって撃たれてしまう。

竹林くんは無罪放免になったが、そのからくりは竹林くんの指紋、DNAその他あらゆるデータを実行犯のものと入れ替えるというデータ改ざんを行っていた。
実際の竹林本人の指紋・DNAとの照合で無罪になったけど、普通容疑者取り調べるときに指紋とか真っ先に取るはず。
竹林の場合は警視庁のデータベースに全部あるから必要ないと判断したんだろうけど、そのデータベースがハッキングされていたわけである。

そして実行犯を撃った犯人はいよいよ出てきた、前シーズンのときに塚本(宮迫)の事件に関わっていた畠山。
桜木と直接対決か、のところで次回へ。

瀧河も目の病状が思わしくなく、次回急展開か―という予告でありました。

理想の上司・長嶋(北大路)は瀧河の病気を知っていて、「この仕事は現場だけじゃない」って辞めようとする彼を止めるがまあ聞きゃしないんである。
「俺は現場一筋ですから」的なこと言って、かっこいいと思ってんのかぃ。
確かに潜入捜査なんてのは潜入班が花形なんだろうけど、そんなもんに仕事の意味を見出さず、もっと本質的なことにモチベーションを見出すべきだと思うけどなぁ。
要は分析班も小道具作る班(何班っていうのか?)もプロファイラ―も、事件解決というか犯罪を許さない、無くしたいというモチベーションがあってこそだと思うわけで、瀧河も現場主義だけじゃない働き方があると思うんだけどね。

「俺(私)は現場(この役割)が一番向いてる」と思いこんでるのは実は本人だけなのかもしれないし。←これが今回のまとめですかね。

「陽はまた昇る」第5話

2011-09-21 | その他ドラマ


『陽はまた昇る』第5話


キャスト
 遠野 一行 … 佐藤 浩市
 宮田 英二 … 三浦 春馬
 湯原 周太 … 池松 壮亮
 簑島佐和子… 真矢 みき
 安西 雄哉 … ARATA
 遠野奈津美… 斎藤 由貴
 内堀 清二 … 橋詰 功
 白石 大地 … 浪岡 一喜
 田中 里美 … 石野 真子
 立花 琴美 … YOU
 杉崎 孝夫 … 六角 清児


さて、また鬼教官炸裂の遠野である。

山岳訓練の日にクラス委員みたいな役の子(場長というらしい)の妻が産気づいて
彼が訓練のリーダーだったが、本人は二人目が難産だったので帰りたいと言う。
って、三人目なのかよっというツッコミはおいておくとして。
実際出産てのは命がけ、いきなり何が起こってもおかしくないので遠野教官、鬼っ!と思わせる始まりだったのだ。
(でもちゃんと助教に言って、場長には後で携帯を貸して電話させてた)

この山岳訓練には台風が近づいているし、なんか起こりそうだよねぇー。

ていうかもう嫌な予感しかしない。

訓練直前に杉崎(六角)からの電話で、妻が会いたがっていると聞かされる遠野だが
「職務中ですので」とお断りしていた、当たり前ではある。
杉崎としては安西を取り逃がしたため、その行き先については夫にしか話さないというから遠野が必要なのだが。

結局いろいろあって(いやもうほんといろいろ。川で一人流されて4人がロープ離して助けに行くとか、お産で苦しんでる妻のために花取りに行って雨で緩んだ足場から滑った場長を助けようとして落っこちる湯原とか)、湯原を背負って下山する羽目になったが、全員で交代で背負ってんのに全然だめってもう。
本当に彼らが数カ月後には警察官になるとか、大丈夫か?
最終的には遠野がばっちり背負って下りちゃって、株を上げたわけであるが。
「体力的には若い君たちには劣るだろうが、立ち方と座り方を知っているだけだ」
だって。
かっこ良すぎて眩暈。
なんだ、このドラマは。佐藤浩市のプロモーションか。
あ、場長の奥さんの出産は無事男の子が生まれました、いやほんとに良かったです。
そこでなんかあったら救いがなさすぎますので。

だってねぇ。
教官陣は田中里美(石野真子)が経営するスナックの常連なんですが、この人の旦那さんが殉職してるんだよね。
で、その犯人が安西だったというのが今回明かされちゃったのだ。
それを調べたのがまた簑島なんだけどね。前半「女は足手まといだ」と遠野に言われてプリプリ怒ってたんだけど後半シリアスだった。

そして病院から脱走する遠野妻(もちろん杉崎が泳がせた)。
杉崎は遠野を取り調べることに。取り調べに向かう車中で妻から電話かぁ。
ずっと留守電に向かって気まぐれオレンジロードだった遠野だが、ついに妻と会話するも杉崎が聞き耳立ててるから
「職務中ですので」しか言えない。可哀そうだ。おじさんの悲哀がひしひしと;;
「ごめんね、こんな奥さんで。もう離婚届早く出しちゃって」とか涙ぐんで言ってるくせに、その電話の後にすぐ安西と会ってるこの嫁さん―。
遠野はどうしてこんなに奥さんにこだわってるのか、それが気になる、気になる。そして気になる。

EDが流れたので油断してたら…きたよ、5話にしてまた風呂。
もういいって風呂は。ほんとにいいってー。

ということで今回のまとめは、佐藤浩市のプロモ&男子寮生活と言えば風呂ですよねっ!
それと校長(橋詰)が多分結構な狸だ。悪そうだった。あと熟女3人の中で一番自然な演技が石野真子という不思議。


「絶対零度-特殊犯罪潜入捜査-」第7話

2011-09-20 | その他ドラマ



『絶対零度-特殊犯罪潜入捜査-』第7話

桜木 泉  …… 上戸 彩
瀧河信次郎 …… 桐谷健太
高峰 涼子 …… 山口紗弥加
深沢ユウキ …… 丸山智己
大森 紗英 …… 北川弘美
竹林 匠  …… 木村 了
白石晋太郎 …… 中原丈雄
倉田 工  …… 杉本哲太
長嶋 秀夫 …… 北大路欣也


瀧河と桜木がねぇ。
新婚夫婦役とは、いやはや。とかなんとかいってちょっと心躍る展開か?
と思ってみる。
本当は瀧河は妻帯者だし、緑内障にかかっているらしく今後の症状も芳しくなさそうだから
心躍っている場合ではないが。

セレブな街の住人に犯罪の気配がするものの、令状が取れない以上潜入捜査しかないっ
って、だから違法…もういいか。
宝石屋の保険金詐欺に加担するという犯罪だったんだけど
当初は警察は足跡などから夫たちに疑いを向けていた。
しかし夫たちは会社の給料が下がったせいで休みの日にはバイトしていて、それがアリバイになった。
そして妻たちにはそれが犯罪の動機になった。
初めは怪しげなFXの誘いから借金が膨らんでいく。そして犯罪へと繋がっていく。
お金がなければこの街には住めない、お金がなければ恥ずかしい思いをするから。

不必要なほどの贅沢は人の心を蝕んで、やがて追い詰めていくのかもしれない。

相変わらず音楽がオーバーでそちらに気が取られてしまうのが残念。
私は台詞より音楽を優先的に聞いてしまう傾向があるな。

それと北大路欣也って実は演技微妙じゃない?←これ、今回のまとめです。


「陽はまた昇る」第4話

2011-09-15 | その他ドラマ



『陽はまた昇る』第4話


キャスト
 遠野 一行 … 佐藤 浩市
 宮田 英二 … 三浦 春馬
 湯原 周太 … 池松 壮亮
 簑島佐和子… 真矢 みき
 安西 雄哉 … ARATA
 遠野奈津美… 斎藤 由貴
 内堀 清二 … 橋詰 功
 白石 大地 … 浪岡 一喜
 田中 里美 … 石野 真子
 立花 琴美 … YOU
 杉崎 孝夫 … 六角 清児


喧嘩、恐喝、飲酒で補導されたときに少年課の警察官に優しくしてもらって警察学校に入ったという者がいて、鑑識の講義で指紋を採られそうになってビビっているという話題から展開される今回である。
そんなもん警察学校に入るときにチェックされてるだろう。補導されてるんなら指紋とられたんだろうけどそういうことがきっかけでいい警察官になる人もいるだろうし。
まあ大丈夫と分かって調子にのって女子寮に忍び込もうとするような軽さを見せられると、何考えてんだと思わせるけど。

女で身を持ち崩す警察官は多いということもあり、警察学校では男女交際が禁止されているらしい。
まあそんなとこでへらへら男女交際してないで、真面目にやれよとは思う。税金で給料もらってる身分なわけだし。
でも感情ってのは自分でコントロールできないからね、学校卒業するまで自制するという理性を働かせることも大切か。

結局、女と約束してたという東大出のヤツが犯人だったんだけどね。
それを足跡から突き止めた宮田は、なかなかに優秀なところがあるんだろうとは思う。
でもその後が悪い、というよりは青いか。
その境遇に同情して、仲間を売りたくないからと自分が罪を被るという宮田。そんなものは独りよがりなヒューマニズムに酔いたいだけだと切って捨てる遠野。
カッコ良すぎるぞと。
偽善から出る自己陶酔なんか真実の前には必要ない。
どんな犯罪だったとしても、誰かを傷つけたとしても真実を暴かなければいけない。
ときには相手に憎まれることも引き受けてこその警察官なんだというくだりは、なんだかぐっときたわけでございます。

『真実の先になにがあるのか』

その答えはひとつじゃないのかもしれないし、本当は遠野自身が一番知りたいことなのかもしれない。
自分には友がいない、警察官に友達なんか必要はないと思いながら遠野は、何かを忘れてきたのかもしれないと自分の生徒たちの姿を見ながら人生を振り返っていたから。

とにもかくにも佐藤浩市である。
佐藤浩市ひとりでこのドラマを引っ張っていると言っても過言ではないほどの存在感。
橋詰さんはこれから出番が増えそうだけど、とりあえず真矢みきが完全な期待外れ、生徒(って言わないんか?)たちの演技も学芸会の延長みたいで、三浦春馬、もうちょっと期待できるかなーと思ったけどイマイチだ。
こういう熱血青春ものみたいなドラマはどうしても人を沢山使わなければいけない分、製作費の都合上ストーリーを〆る役どころを分散できない辛さがあるのかもしれません。
斉藤由貴、六角さん、YOUのポジションにもう少しいい役者を使えば佐藤浩市ひとりでがんばってまーすという感じにはならなかったはず。
いや、六角さんはいい役者なんだけど、今回の役では彼の魅力が充分に発揮されているとは思えません、今のところ。

今回のまとめ 
東大出なのに試験に落ちてキャリアの道が閉ざされても警察官になろうとしたなら、もっと真剣に取り組んだらどうか。女にうつつを抜かしている場合ではないぞ。


「絶対零度-特殊犯罪潜入捜査-」第6話

2011-09-13 | その他ドラマ



『絶対零度-特殊犯罪潜入捜査-』第6話

桜木 泉  …… 上戸 彩
瀧河信次郎 …… 桐谷健太
高峰 涼子 …… 山口紗弥加
深沢ユウキ …… 丸山智己
大森 紗英 …… 北川弘美
竹林 匠  …… 木村 了
白石晋太郎 …… 中原丈雄
倉田 工  …… 杉本哲太
長嶋 秀夫 …… 北大路欣也


絵画強奪の捜査依頼って。
とりあえず美術品は解らん、私には。

前に進むほど後悔が膨らむかぁ。成長ってのはそういうものと戦いながら進むものなんだって。
なんかこのトシにして分かるような気がするなぁ。
若いときは無我夢中で前進できるけどある程度年齢を重ねると振り返るものも多くなるから。

それにしてもこの潜入捜査ってのは本当にフィクションだろうな。
こんな捜査が公式に認められていたらおちおち普通の生活もしてられないわ。
だっていくら疑いが濃いからって家や職場にカメラやマイク仕掛けられて、友達や家政婦のふりして近づいてこられて。
ある意味プライバシーも人権もあったもんじゃないわけである。
事件解決という大義のためなら何をしても良いってことはないんじゃないの?と思うし、そもそもその疑い自体が間違っていたらどうすんだよ、謝って済むなら警察要らないよって話である。

そういうことを言う人はこのドラマを見てはいけないのかもしれないけど、やっぱり憲法違反ギリギリ、いや完全な違法捜査なんだろうな。
ドラマとしてそこがネックになってる印象。現実味がなさ過ぎて入り込めないんだ。
なのに桜木が被害者や加害者、関係者に感情移入しまくって、どんどんシリアスに突っ込んでいく。
そして置いていかれる私。いっそとことんバカバカしい方がドラマとして楽しめるのかもしれないけど。

石黒堅が画家の役だ。有名な画家の贋作に手を染めていたらしい石黒堅。
そいで贋作を描いた経緯から事件の全貌を一家政婦(桜木)に告白とか。
桜木がただの嘘ではなく誠意をもった嘘で相手に接したから心を開いたと言いたいのだろうけど。
確か1話か2話でそんな伏線があったし。
でもちょっと強引かなー、偏屈の画家がこんな簡単に最近雇った家政婦に心を許すわけないと思ってしまう。
まあいいけど。

そして瀧河さんは桜木の捜査に心動かされたらしいけど、どっか身体の具合が悪そうだ。

前シーズンの宮迫殉職の事件を最終回までひきずるつもりらしいけど、途中下車してしまいそうな私。
ここまで来てもまだ宮迫の殉職事件を思い出せていない私、どこかで調べた方が良さそうか。
とりあえず桜木(上戸)のファッション(潜入時以外)が結構可愛くて好きなので見る。

今回のまとめ 石黒堅が割とイケてる中年になっていた。相変わらずとっちゃん坊や風ではあったが。



「絶対零度-特殊犯罪潜入捜査-」第5話

2011-09-08 | その他ドラマ



『絶対零度-特殊犯罪潜入捜査-』第5話

桜木 泉  …… 上戸 彩
瀧河信次郎 …… 桐谷健太
高峰 涼子 …… 山口紗弥加
深沢ユウキ …… 丸山智己
大森 紗英 …… 北川弘美
竹林 匠  …… 木村 了
白石晋太郎 …… 中原丈雄
倉田 工  …… 杉本哲太
長嶋 秀夫 …… 北大路欣也

瀧河曰く
「整理整頓ができないのは空間認識力の低下。その状態に違和感を感じなくなると痩せている自分がイメージできなくなって太りやすくなる」
って、ひぃ~~!!
確かに私最近ちょっとだけふっくらし…片づけよう。←ただの中年太りやっつーの。
(若い時は今よりはるかに空間認識力は低下していたが、結構痩せてたから。)
うちの長男もちょっとふっくら気味に―片づけさせよう。←こいつは食べ過ぎ

しまった。
冒頭の瀧河の台詞にうっかり振りまわされてしまった、桜木ちゃんの机の上が散らかっていたせいで。
犯罪が起こりやすい環境や場所を研究している科警研の前島が指摘した場所で実際に犯罪がよく起こるというので潜入捜査開始。
その前島ってのが高峰と親しいらしいけど、割と胡散臭い。
サスペンスに出てきたら真っ先に疑うタイプだな。よく犯人役やってる人だし。
前島が地域の人たちと一緒に作っている防犯マップが悪用されているかもしれず、ボランティアに参加している人たちも疑いの対象に。

事件は今回少し複雑だった。科学班の出番もハラハラするシーンも少なかったけど辛い結末が待っていた。
前島は子どものときに目の前で姉を殺されていて、それが自分が近道をしようと言い出したせいだと潜在意識の中で思っていた。
その事件が起こったのと同じような路地裏で繰り返される事件を止めようとしたことで、子どもの頃の事件の追体験が起こり無意識のうちに路地裏をうろつき、姉を殺したような大人の男を殴打してしまうようになった。
しかし、連続犯罪は前島の事件とは別に起こっていて、そちらの方は何故か明らかにならない謎が残ってしまう。
「このところ扱っている事件はいつも最後にひとつ謎が残る」って倉田が言うんだけど、その裏に前シーズンで殉職した宮迫(役名なんだっけ?)の事件と関わりがあるのではないか、と次回へ引っ張る仕組みになっている。

事件そのものに力を入れているようで全貌が見えにくく、ストーリーに入りにくい回だった。
潜入も中途半端、桜木の良さもあまり描かれず、件の軽いノリの科学チームの演出もイマイチ。
潜入シーンはこのドラマのメインだからともかく、科学チームのお遊び的なところはできるだけカットして、高峰と前島の関係性とか高峰の子どもへの愛情の描写とかもっと焦点当てて展開すれば良かったような気がするなぁ。
せっかく高峰の娘を登場させたんだし。

そういうわけで、瀧河(桐谷)さんが本領発揮。関西弁の。←これ、今回のまとめ。


「陽はまた昇る」第3話

2011-09-06 | その他ドラマ



『陽はまた昇る』第3話


キャスト
 遠野 一行 … 佐藤 浩市
 宮田 英二 … 三浦 春馬
 湯原 周太 … 池松 壮亮
 簑島佐和子… 真矢 みき
 安西 雄哉 … ARATA
 遠野奈津美… 斎藤 由貴
 内堀 清二 … 橋詰 功
 白石 大地 … 浪岡 一喜
 田中 里美 … 石野 真子
 立花 琴美 … YOU
 杉崎 孝夫 … 六角 清児

今回は拳銃がテーマか。
しょっぱなから拳銃が盗まれた→遠野の嫁さんと一緒に逃げている安西が怪しいという展開。
そして警察学校で初めての射撃訓練と相成るわけですが。
こんなガキんちょに拳銃貸与かぁ…だいじょぶ?と思わせる描写。
でもコワイよなあ、そりゃ。遠野教官も言ってるけど人殺しの道具(武器)なわけで。
法律的な正義をくっつけてみたところで初めてそれを撃って、あんな若い子が怖くないわけない。
遠野の教え子の中にも一人、一度撃っただけで撃てなくなってしまった子がいて。
怖くて撃てないという感覚は正しい。現代の日本で若者が平然と撃てたらそっちの方が怖い。
もと射撃部のヤツが「射撃は自分との闘いだ。怖いなら学校を辞めろ」って言うシーンがあるんだけど
それも違うと思うなぁ。
誰かを殺してしまえる道具を使うことを赦されていることに警察官としての矜持というかそういうものを持つためには、恐怖心と戦う必要があるはずだろう。

薬莢がひとつなくなってしまった。ことは銃刀法に関する問題である。
たかが空薬莢とはいえ警察学校としては大問題。
身体検査をして探せという簑島に遠野は、教え子に捜査するようにと指導。
それがもとで大騒ぎになっちゃった、いや若いわ。
で、射撃部だったヤツ(湯原)がすっごく怒ってんの。
拳銃の問題なのに仲良しごっこしてる場合じゃないっつーて、宮田くん殴っちゃうし。
様子おかしいなーと思ってたら、彼のお父さんが暴力団の銃弾で殉職した警官だった。
薬莢を持ち出したのは警察官に憧れて警察官になった者で、初めての射撃訓練の記念に持って帰ったとか。もう…。
その時の遠野の「強くなれ」っていうのはキタわ。
「優しくなれと言われることはあっても強くなれと言われることは少ない。
 しかし警察官は強くなければいけない。」
って。確かに女性の理想の男性の第一位は優しい人だ。
でも私は優しくて強い人がいい。遠野もそう言いたかったんじゃないかと思う。
既に優しさは知っているだろう若者たちに敢えて強くなれって言ったんじゃないかなーとか思ってみたり。
そして「強くなれ」と言った自分が本当は弱いことも知っている遠野教官。
誰よりも男前である。

ところであの、えっと、簑島が遠野を好きとかいう変な恋愛路線は要らないから。
遠野が逃げた嫁にかなり執着してて、いつも最後のシーンで嫁さんの携帯に留守電で独り語りしてるんだけど
それだけでも既にちょっとお腹いっぱいなのに、逃げた嫁と安西のちょっとした抱擁シーンとかある。
もう満腹なんで、簑島とか立花(YOU)とかでそういうの、要りません。

若者多いし、全体的に学芸会のにおいのするドラマではあるんだけど
YOUと真矢みきのシーンが一番学芸会みたいなのはなんだ?どうすんの、こんなにYOU絡ませて。
思ったよりも出番が多くて、あの掠れ声にちょっと閉口している私だった。


「絶対零度-特殊犯罪潜入捜査-」第4話

2011-09-03 | その他ドラマ



『絶対零度-特殊犯罪潜入捜査-』第4話

桜木 泉  …… 上戸 彩
瀧河信次郎 …… 桐谷健太
高峰 涼子 …… 山口紗弥加
深沢ユウキ …… 丸山智己
大森 紗英 …… 北川弘美
竹林 匠  …… 木村 了
白石晋太郎 …… 中原丈雄
倉田 工  …… 杉本哲太
長嶋 秀夫 …… 北大路欣也


桜木ちゃん、眼鏡似合わない。

というわけで、名門小学校の児童が連続誘拐にあっている気配があるのに
警察には知らされておらず、親も学校も誘拐の事実を隠して身代金を払って子どもたちを取りかえしているのではないか?という疑いありで、ガーデナーとして潜入する桜木ちゃんである。
相手子どもとか、これまた辛い設定ですな。
潜入も危なっかしいったらありゃしない。
だってねぇ中止の指示無視ってあんた。潜入ばれたらヤバいでは済まん。このドラマではどうか知らないけどそもそも違法捜査だからね。(多分)
それはそうと身代金が学校に振り込まれているってどういうこと?

とうとう政治家の子どもが誘拐されて上からの圧力で捜査中止か?と思いきや、長嶋の判断で両親の協力を得ずに捜査続行。
圧力にも屈しない長嶋、かっくいい~!!
処分も恐れず捜査続行っ、ひょー理想の上司ってヤツっすか?
と科学捜査班の軽ーい男風に言ってみた。

桜木は誘拐された児童の言うことを信じて教頭がクロではないかと疑い、そちらに捜査員が送られた。
瀧河は子どもの言葉を信じ切っている桜木に不安を感じて、別のセンを捜査しそちらがクロだった。

最初は本当の誘拐がきっかけだったけど、それを通して学園長は親が子どもに無関心で子どもたちが取り残されてると知って、親たちに目を覚まさせようとしてやったんだって。
うーん。
動機が弱い。子どもの生命を危険にさらしてまでするようなことだとは思えないし。

そしてこの事件の裏には何やら黒幕の存在する様子です。

ここまで見て刑事ドラマとして面白いかと言われると微妙。
かといって若手刑事(他の職業でもいい)の成長ドラマとして面白いかと言われるとそれも微妙。
どちらも中途半端な感じがします。
魅せ方としてももっと科学捜査やプロファイリングなどの興味深い題材を扱っていながら、どれもちょいと齧ってみせるだけという。
科学捜査もプロファイリングもそれぞれでシリーズ化できるくらいの素材だからこのドラマでは脇役なんだろうけど、それならそれで脇役らしくもう少し引っ込んでてもらいたい。
潜入と成長物語をメインにもってきたいなら、そちらの方のチームのキャラ付けをもう少し薄味にしてもらわないと一般視聴者としては気が散るので。
今のところ散漫とした印象のドラマ。
安っぽい刑事ドラマよりいいかもしれないのかと考えてみたけど、いっそすっきり安っぽく分かりやすい方が安定感があるような気がするようなしないような?
こちらも中途半端な感想しか持てていないという現状です。