196万PV達成!漫画史研究家・本間正幸監修【少年画報大全】(少年画報社・現在三刷)更新復活

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第五回・サイボーグ009

2024-06-13 19:00:20 | コロナ対策をして、映画、漫画、音楽三昧のライフスタイルで、人生を二倍楽しむ方法


これから、私の好きな昭和のアニソン&特撮ソングを、気まぐれに(取り敢えずは、百曲前後)紹介したいと考えていますので、暫しお付き合いの程、宜しくお願い致しますね!

オリジナル原盤による

「テレビまんが主題歌のあゆみ」

鉄腕アトムから最新ヒット曲まで


オリジナル原盤による

「続テレビまんが主題歌のあゆみ」

鉄人28号からガンバの冒険まで

の中から、第五回は「サイボーグ009」。


近年流行りのカバーについて、私は、あまり好きではなく、今もオリジナルの音源を追い求めています。

私が子供の頃、昔の子供向け作品に対して、オリジナルの歌い手による音源に拘る人が少なく、様々な歌い手によりカバーされ収録されたアルバムが存在します。

そんな時代に、少年画報社から手塚治虫アニメ選集が発売され、大好きな手塚治虫先生作品の数々が紹介されました。

当時、白黒作品のテレビでの再放送は、ほとんど無く、実際に虫プロ版の「鉄腕アトム」や、「バンパイヤ」など、テレビでの再放送は見ることはなく、現在に到っています。

「マグマ大使」や、「ジャイアントロボ」「仮面の忍者赤影」など、リアルタイムではなく、再放送でも、見ることの出来た作品群には、今も思い入れが有ります。

私の場合、先ずは歌から入り、テレビでの再放送を待ち望む間に、原作の漫画の単行本を入手していました。

幸運にも、秋田書店の新書判サイズの単行本には、数々の過去の名作群が、ラインナップされており、「サイボーグ009」や、「マグマ大使」、「仮面の忍者赤影」など、直ぐには絶版化されずに入手出来る名作が多数有りました。

「W3」や、「マグマ大使」など、秋田書店で発売されていた手塚治虫先生作品の単行本と、少年画報社から発売開始された手塚治虫アニメ選集を集めることによって、後に日本出版美術史研究家となる私のライフワークが始まったのかも知れません。

そして、実にタイミング良く、講談社から新書判サイズより一回り大きなB6判サイズの「手塚治虫全集」が発売開始されるのですから、何と運の良いコレクター人生を歩み始めることが出来たのでしょう。

大好きな「マグマ大使」については、後に私が監修した「少年画報大全」(少年画報社)にて、カラーの特集ページを組み、主題歌の歌詞も、紹介しております。

「サイボーグ009」

製作会社/東映動画
放映系列/NET系
放映期間/1968.4.5〜68.9.27(26本)
原作者/石森章太郎

ストーリー
世界各国から集められ、ギルモア博士に改造された9人が、平和を求め、ブラックゴーストにたちむかう。
冷たいメカの体にも熱い血は流れる。
青春の生命を戦火に燃やしつづける9人のサイボーグ達の物語。

主な登場人物/声優
009(島村ジョー)/田中雪弥
001(イワン・ウイスキー)/白石冬美
002(ジェット・リンク)/石原良
003(フランソワーズ・アルヌール)/鈴木弘子
004(アルベルト・ハイリッヒ)/大竹宏
005(ジェロニモ・jr)/増岡弘

サイボーグ009

作詞/漆原昌久
作曲/小杉太一郎

マイスタージンガー

戦いおわって

作詞/石森章太郎
作曲/小杉太一郎

ボーカル・ショップ

「サイボーグ009」など、「続」に収録された作品の中には、主題歌とエンディング曲など、二曲収録された物が有ります。

「サイボーグ009」については、主題歌&エンディング曲共に好きなので・・・ライフ・イズ・ビューティフル!

「週刊少年キング」(少年画報社)に連載された「サイボーグ009」。
担当編集者は、秋田書店から少年画報社に移籍して来た桑村誠二郎さん。
連載当時、少年雑誌での連載作品としては、少し難解で、金子一雄編集長の判断にて、連載終了の判が下される。
後年、私は、桑村誠二郎さん、金子一雄さんのお二人に、当時の様々なお話を直接お聞きする幸運に恵まれた。
研究者&コレクター体質である私の場合、好きな作品を描いた漫画家さん本人だけでなく、当時の出版社の担当編集者さんや、映像化の際のプロデューサーさん、脚本家さん、アニメーターさん達にも興味が有り、チャンスさえ有れば、その人達にお逢いして、お話を聞いて来ました。
過去のブログ記事には、当時、お逢いした際に聞いた貴重なお話を記録していることも有るので、興味の有る方は、そちらの方も、検索して見ていただけたら幸いです。

因みに、「サイボーグ009」については、秋田書店から発売された単行本、徳間書店から発売されたロマンアルバムをリアルタイムで購入し、満を持してカラー化された第2シリーズの放送に臨みましたが、残念ながらリアルタイムに見た第2シリーズは、然程、私好みでは有りませんでした。

エンディング曲の「いつの日か」は、名曲で、YouTubeなどで聴くことも有りますが、音源は、今も未だ手元には、有りません。

先日、秋田書店から発売された雑誌の付録に、「サイボーグ009」の脚本が付録に付くとFacebookの情報で知り、書店にて、購入。
現在、私が加入しているスカパー!の東映チャンネルでは、白黒の「ゲゲゲの鬼太郎」の第一シリーズと共に、「サイボーグ009」の第一シリーズも放送中ですので、この機会に、スカパー!へ加入して、「サイボーグ009」や、「ゲゲゲの鬼太郎」の第一シリーズを、DVDや、Blu-rayに高画質で録画して、繰り返し視聴されることをオススメします。
我が家では、「サイボーグ009」「ゲゲゲの鬼太郎」共にBlu-rayのDR画像にて、録画しております。

次回、第六回は、「ゲゲゲの鬼太郎」を紹介したいと考えています。
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