超心理学と心理学(10-1)
・感覚刺激による違い
プラットら(1939)は、ESPカードの記号の大きさを
大中小と変化させて実験したが、差はなかった。しかし、
大きさを変えた一連の試行の始め部分のスコアは
高かった。これも知覚の要素でなはなく、新奇性という
関心動機の要素に左右されていると言える。
ウッドラフ(1960)は、記号の色を赤と黒の2色で実験
したが、差はなかった。カー(1983)は、色盲者が識別
しやすいパターンと、健常者が識別しやすいパターンを
比べて実験したが、差はなかった。
ショーヴァン(1961)は、4人の子どもたちに、通常の
ESPカードと、マイクロフィルム(顕微鏡で見ないと
記号が見えない)のESPターゲットで比較した。その
結果、マイクロフィルムのほうで有意にミッシングが
おきた。私(シュマイドラー)の考えでは、ヤギと同様
マイクロフィルムでは当たらないはずだという先入観が
この結果を招いたのだと思う。
能力者による実験でも、感覚刺激による違いがない
ことが示される傾向にある。
・感覚刺激による違い
プラットら(1939)は、ESPカードの記号の大きさを
大中小と変化させて実験したが、差はなかった。しかし、
大きさを変えた一連の試行の始め部分のスコアは
高かった。これも知覚の要素でなはなく、新奇性という
関心動機の要素に左右されていると言える。
ウッドラフ(1960)は、記号の色を赤と黒の2色で実験
したが、差はなかった。カー(1983)は、色盲者が識別
しやすいパターンと、健常者が識別しやすいパターンを
比べて実験したが、差はなかった。
ショーヴァン(1961)は、4人の子どもたちに、通常の
ESPカードと、マイクロフィルム(顕微鏡で見ないと
記号が見えない)のESPターゲットで比較した。その
結果、マイクロフィルムのほうで有意にミッシングが
おきた。私(シュマイドラー)の考えでは、ヤギと同様
マイクロフィルムでは当たらないはずだという先入観が
この結果を招いたのだと思う。
能力者による実験でも、感覚刺激による違いがない
ことが示される傾向にある。
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