![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/27/416c89e884059d42e2f68af72eb4394e.jpg)
見てきました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0151.gif)
三菱一号館美術館![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0235.gif)
会期は2012年1月17日から2012年3月4日。
今回は岐阜県美術館が所蔵しているルドンなどの作品と
三菱一号館美術館がこの度新たに所蔵することとなった
「グラン・ブーケ」
の展示です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0232.gif)
過去にルドンの黙示録は見たことありますが、こういったルドンだけの大きな展示は初めて。
この展示、昨年発表されてからかなり騒ぎになりました。
まずはルドン最大の作品である「グラン・ブーケ」が初公開となること。
巾162.9cm、高さが248.3cm。
私の背が163cmなので私が寝転がったぐらいの巾があるのです。
そしてもう一つの理由が。
というよりこっちが大騒ぎの原因です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/27/77cf62b99c1a7ac35edd3ea1fc7599a8.jpg)
チラシ。
あまりにも……。
うん、私も最初びっくりしたよ。
何が"やったね!"だよ、と。
で、そのチラシのまま行くのかと思ったら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/27/416c89e884059d42e2f68af72eb4394e.jpg)
こうなりました。
色合いなどは変わった気がしませんが。
文字なくなっただけ、マシ!!
あくまでマシのレベル。
どうしてこうなったんでしょうか……。
最初から間違えちゃった気がします。
三菱一号館でルドンだから行くけど、ちょっと遠くてマイナーな美術館だったら
"え、何このチラシ。見に行くのも……。"
ってなりそうです。
裏はこちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/14/91f8e4e0c6f8ed3a7af8626e0269c046.jpg)
ちなみに4パターンあります。
ま、展示に行きましょう!!
今回は
"ルドンとその周辺"
その周辺って言い方も……
そして"夢見る世紀末"
世紀末、、世紀末!!!!!
(年を明けても引きずってる……)
19世紀末、、
空に浮かぶ大きな目玉や奇々怪々な怪物などを黒い画面に幻想的に描いたルドン。
ルドンは生まれてすぐに里子に出され、寂しい少年時代を送ります。
内向的で1人で森や雲を眺めていた少年が、孤独を慰めるために空想の世界に浸ることは想像できます。
ルドンの描いた怪物はただの怪物ではなく、人々の孤独や悲しみが生み出した目に見えない心の中の感情。
闇の世界です。
前半生は黒の時代ともいうべきとき。
黒い画面に怪物などを描いていくのです。
「『夢の中で』Ⅷ.幻視」
これぞルドンといった作品です。
暗い空間に浮かぶ目玉。
「『夢の中で』Ⅰ.孵化」
フラスコみたいな容器の中にもじゃもじゃ頭……
これは!!《フラスコの中の小人(ホムンクルス)》!!!!!
笑
「骸骨」
骸骨有名ランキング(!??)やったら上位間違いなし!!なぐらい有名な作品ですね。
本物初めて見ましたがそこはかとなく漂う不安感と同時に骸骨の顔がちょっと困ったような表情に見えて。
これは家に飾りたい!!
「笑う蜘蛛」
これも、蜘蛛有名ランキング(!??)やったら上位間違いなし!!
気持ち悪いはずの蜘蛛が愛嬌たっぷり。
これと対の作品が「泣く蜘蛛」
こちらは個人蔵で今回出ていないのですが、いつか見てみたいな~。
「瞳をとじて」
今回、この名前の作品、2つ展示されています。
ルドンはこのテーマが気に入ってたそうで同名の作品は数点見られます。
水平線から首から上を出し、少し傾き目を閉じた女性の絵。
もっとも有名なものは現在、オルセー美術館が所蔵しています。
私は以前に府中市美術館の「世紀末、美のかたち 展」で見ています。
(個人蔵でした)
まずはリトグラフのもの。
白黒の世界ですが、最初のころより明るさが見られるようになってきます。
ルドンの前半生は「黒」と書きましたが。
同じ黒でも年を追うごとに変化が見られます。
光。
闇を描くための黒は、光を描くための黒に変わっていくのです。
黒一色でも画面はだいぶ明るくなっていきます。
そして転機が。
50歳を近くにして息子の誕生![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0073.gif)
このころから油彩やパステルなどを使った鮮やかな色彩の世界を描き出すのです。
明るい色を使っていても現実的ではないのですが。
そんな作品の中でもとりわけ"花"の絵は、ルドン独特の色彩に満ちあふれています。
「グラン・ブーケ」
今回の目玉。
大きく、華やかに咲き誇る花々。
薄暗い部屋の中で幻想的です。
とにかく大きい。
そして、こんな花、現実にはないよね、、という花々が。
(花詳しくないのでよく分からないのですが。)
青い花瓶も印象的です。
はぁぁ~、見終わった。
と階段を降りていくとそこに特設ショップが。
「あれ、いつもと違う。」
いつもならここにチラシとか置いてあったり、というかショップはこの先なのに。
と思っていいつもはショップの空間へ行くと。
まだ展示がありました。
今回、展示品約140展と大ボリュームですもんね。
最後の作品が油彩で鮮やかに描かれた「瞳をとじて」でした。
仕事後に行ったのでちょっと慌ただしくなってしまいました。
年パス持ってるし、、
ちょこちょこ見に行きたいと思います。
ブログランキングよかったらお願いします![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0231.gif)
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三菱一号館美術館
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0235.gif)
会期は2012年1月17日から2012年3月4日。
今回は岐阜県美術館が所蔵しているルドンなどの作品と
三菱一号館美術館がこの度新たに所蔵することとなった
「グラン・ブーケ」
の展示です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0232.gif)
過去にルドンの黙示録は見たことありますが、こういったルドンだけの大きな展示は初めて。
この展示、昨年発表されてからかなり騒ぎになりました。
まずはルドン最大の作品である「グラン・ブーケ」が初公開となること。
巾162.9cm、高さが248.3cm。
私の背が163cmなので私が寝転がったぐらいの巾があるのです。
そしてもう一つの理由が。
というよりこっちが大騒ぎの原因です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/27/77cf62b99c1a7ac35edd3ea1fc7599a8.jpg)
チラシ。
あまりにも……。
うん、私も最初びっくりしたよ。
何が"やったね!"だよ、と。
で、そのチラシのまま行くのかと思ったら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/27/416c89e884059d42e2f68af72eb4394e.jpg)
こうなりました。
色合いなどは変わった気がしませんが。
文字なくなっただけ、マシ!!
あくまでマシのレベル。
どうしてこうなったんでしょうか……。
最初から間違えちゃった気がします。
三菱一号館でルドンだから行くけど、ちょっと遠くてマイナーな美術館だったら
"え、何このチラシ。見に行くのも……。"
ってなりそうです。
裏はこちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/14/91f8e4e0c6f8ed3a7af8626e0269c046.jpg)
ちなみに4パターンあります。
ま、展示に行きましょう!!
今回は
"ルドンとその周辺"
その周辺って言い方も……
そして"夢見る世紀末"
世紀末、、世紀末!!!!!
(年を明けても引きずってる……)
19世紀末、、
空に浮かぶ大きな目玉や奇々怪々な怪物などを黒い画面に幻想的に描いたルドン。
ルドンは生まれてすぐに里子に出され、寂しい少年時代を送ります。
内向的で1人で森や雲を眺めていた少年が、孤独を慰めるために空想の世界に浸ることは想像できます。
ルドンの描いた怪物はただの怪物ではなく、人々の孤独や悲しみが生み出した目に見えない心の中の感情。
闇の世界です。
前半生は黒の時代ともいうべきとき。
黒い画面に怪物などを描いていくのです。
「『夢の中で』Ⅷ.幻視」
これぞルドンといった作品です。
暗い空間に浮かぶ目玉。
「『夢の中で』Ⅰ.孵化」
フラスコみたいな容器の中にもじゃもじゃ頭……
これは!!《フラスコの中の小人(ホムンクルス)》!!!!!
笑
「骸骨」
骸骨有名ランキング(!??)やったら上位間違いなし!!なぐらい有名な作品ですね。
本物初めて見ましたがそこはかとなく漂う不安感と同時に骸骨の顔がちょっと困ったような表情に見えて。
これは家に飾りたい!!
「笑う蜘蛛」
これも、蜘蛛有名ランキング(!??)やったら上位間違いなし!!
気持ち悪いはずの蜘蛛が愛嬌たっぷり。
これと対の作品が「泣く蜘蛛」
こちらは個人蔵で今回出ていないのですが、いつか見てみたいな~。
「瞳をとじて」
今回、この名前の作品、2つ展示されています。
ルドンはこのテーマが気に入ってたそうで同名の作品は数点見られます。
水平線から首から上を出し、少し傾き目を閉じた女性の絵。
もっとも有名なものは現在、オルセー美術館が所蔵しています。
私は以前に府中市美術館の「世紀末、美のかたち 展」で見ています。
(個人蔵でした)
まずはリトグラフのもの。
白黒の世界ですが、最初のころより明るさが見られるようになってきます。
ルドンの前半生は「黒」と書きましたが。
同じ黒でも年を追うごとに変化が見られます。
光。
闇を描くための黒は、光を描くための黒に変わっていくのです。
黒一色でも画面はだいぶ明るくなっていきます。
そして転機が。
50歳を近くにして息子の誕生
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0073.gif)
このころから油彩やパステルなどを使った鮮やかな色彩の世界を描き出すのです。
明るい色を使っていても現実的ではないのですが。
そんな作品の中でもとりわけ"花"の絵は、ルドン独特の色彩に満ちあふれています。
「グラン・ブーケ」
今回の目玉。
大きく、華やかに咲き誇る花々。
薄暗い部屋の中で幻想的です。
とにかく大きい。
そして、こんな花、現実にはないよね、、という花々が。
(花詳しくないのでよく分からないのですが。)
青い花瓶も印象的です。
はぁぁ~、見終わった。
と階段を降りていくとそこに特設ショップが。
「あれ、いつもと違う。」
いつもならここにチラシとか置いてあったり、というかショップはこの先なのに。
と思っていいつもはショップの空間へ行くと。
まだ展示がありました。
今回、展示品約140展と大ボリュームですもんね。
最後の作品が油彩で鮮やかに描かれた「瞳をとじて」でした。
仕事後に行ったのでちょっと慌ただしくなってしまいました。
年パス持ってるし、、
ちょこちょこ見に行きたいと思います。
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