RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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休日に全力で生きるOLの日記(笑)

イケムラレイコ うつりゆくもの

2011-10-08 21:30:00 | 美術
見てきました

東京国立近代美術館

会期は2011年8月23日から2011年10月23日。

絵画、彫刻、ドローイングなど約145点が1300平方メートルの空間に展示されています。
日本では初めてとなる本格的な回顧展。
半分以上が日本初公開で新作も展示。

で。
ごめんなさい、初めてです。
イケムラレイコさん。
1972年にスペインに渡り、セビーリャ美術大学で学び。
1979年スイスに。
1983年ドイツ、ニュルンベルクに移り、その後、ケルン。
現在はベルリンとケルンの二箇所を拠点に活動しているそうです。
そして、国立ベルリン芸術大学の教授も務めているそうで。
すごい。

けど、展示室空いてました……。
知名度とか考えると仕方ないのか……。
前回の国立近代の展示がパウル・クレーで人がぎっしりだったことを考えると、さみしく、展示室が広く感じます。
(いや、1300㎡もあるから広いんだけど。)

静けさが漂う……
でも、芯のある……
不思議な浮遊感のある空間でした。
夢の中ってあんなかんじなんだろうな、と。
すっと引き込まれました。

「グリーンスケープ」
2つめの部屋にあります。
新作とのことです。

4つめの部屋は真っ暗な空間。
そこに横たわる少女たち。
ライトアップされた絵が壁に浮き上がるようで。
展示方法も素敵。

6つめの部屋はすべて好き。
4枚の絵画なんだけど。
この4枚があるからこそ一つの空間を作ってるんだなーと。
爽やかで心地いいです。

このあたりが見ていて一番心地よかった。
終わりが近づくにつれ。
夢から覚めるような、起こされたような感覚になり。
寝起きが悪い私はいつまでも現実と夢のあいだを行き来するのです(笑)



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