RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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アール・デコ 光のエレガンス

2012-09-15 21:30:00 | 美術
見てきました

パナソニック 汐留ミュージアム

会期は2012年7月7日から2012年9月23日。

今回はアール・デコの照明器具など光との関係に焦点を当てた展示です。
アール・デコ様式とは1910年代~30年代頃に流行したもの。
アール・デコという名前は1925年にパリで開催された現代装飾美術産業美術国際博覧会(略称アール・デコ博覧会)に由来。
幾何学的で落ち着きのある洗練された感じです。
アール・デコといったらラリックですよ。
今回もラリック、そしてドーム兄弟、国立セーヴル製陶所などが手がけた照明器具を中心に、花器なども含めて約110点の展示です。

ガブリエル・アルジィ=ルソー「常夜灯《花束》、《仮面》」
《花束》は色使いなどが完全に私の好きな感じです
淡い紫とピンクを組み合わせていて、幾何学的なデザインもイイ!!
家に欲しい!!

ガブリエル・アルジィ=ルソー「花器《雪中のオオカミ》」
幻想的な雰囲気です。
雪の白もキレイでした。
この人のデザインは私好みが多かった

国立セーヴル製陶所(造形:アンリ・ラパン)「蓋付壺《ラパンNo.21》」
卵型のキレイな陶器。
目にも鮮やかなブルー。
どこかで、見たことある。。
所蔵は「東京都庭園美術館」

この陶器です。
写真は庭園美術館休館前の展示でとりました。
ほかにもテーブル・ランプなど庭園美術館所蔵の作品ありました。
なんかうれしかったな~
久しぶりに旧友に再会した気分(笑)

展示の最後のほうはラリックだらけ。
ルネ・ラリック「花瓶《オラン》」

この写真も庭園美術館の展示で撮ったもの。
乳白色のオパールのようなガラスで作られた花瓶。
大きなでこぼこで丸い花が作られています。
ガラスなのにやわらかそうに見える。

ルネ・ラリック「テーブルセット」
食器やグラスなどかなりたくさんのものが展示されていました。
どれも繊細でまた、ガラスが薄くてイイ!!
何回か書いているけど、グラスなんかは特に飲み口の薄いものが私は好きなのです。
いや、まさに欲しい!!

こちらの写真も東京都庭園美術館で撮ったものですが。
参考までに。
《トウキョウ》というシリーズです。
今回の展示では財団法人北澤美術館所蔵のものが展示されていました。

ということで、美しい世界に触れてうっとり
インテリアが好きな人はかなり楽しめる展示です。


*参考記事*
アール・デコの館()


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