帰ってきた江戸絵画 ニューオリンズ ギッター・コレクション展

見てきました

千葉市美術館

会期は2010年12月14日から2011年1月23日。

遠征です(笑)


出光美術館での「琳派芸術展」
畠山記念館での「酒井抱一展」
はじめ、今年は琳派展が来てますね。
また、尾形光琳の作品がメトロポリタン美術館から来たりと
(根津美術館で4月から)
楽しみな展示が続々です。

まぁ、この展示が始まったのは昨年秋なので
「今年は琳派展が来てる」
のではなく
「昨年末から琳派展の流れが」
ってことですが。
2011年は酒井抱一生誕250年ってことも関係してきてますが。

初めて行きます。
千葉市美術館。

今回のポスターにも使われているだるまさん。
伊藤若冲ですが。
昨年の「伊藤若冲 －アナザーワールド」
の評判をよく聞くので気になっていた美術館でもあります。
巡回で静岡県立美術館でもやっていたので見に行けばよかったと後悔中。

で、今回噂を信じて行ったワケですが。
素晴らしい
あんまりいい方に考えすぎるとがっかりすることの方が多いけど。
期待を裏切らず最初から最後まで楽しめる展示でした。


さて、本展はギッター・コレクションの来日、ということで。
で、ギッターとはなんぞや。

ギッター博士のコレクション。
ギッター・コレクション。
なるほど。
日本滞在中にコレクションを始めた江戸絵画はいつしか世界有数の有名コレクションに。
それが来日。
来てくれてありがとう。
そしてお帰り。


すばらしい作品が多すぎて。
今回、ポストカードをたくさん購入しました

以下、気になった作品を。

伊藤若冲はどれもすばらしいです。

「月に竹図」長澤蘆雪
師は円山応挙。
月の淡い感じ、はっきりした竹のしなやかさ。
こうゆうの大好き。

「朝陽に四季草花図」酒井抱一
これが一番
三幅対の作品で。
もう素敵すぎる。
美しすぎる。
赤も青も緑も。
これをコレクションできたら本当にすばらしいと思う。

「桜に鴉図」源
カラスがこんなに美しいとは。
桜も美しいけど、カラスが。
細かいところまで描きこまれ、本当にキレイ。

「托鉢僧行列図」中原南天棒
その名のとおり、托鉢の僧の絵。
うん。
なんか癒し系(笑)

右側、なんかこっち向いてきてるけど。

どうしよ。
これ、現実にきたらびっくりだね。





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