RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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休日に全力で生きるOLの日記(笑)

PAPER ‐紙と私の新しいかたち‐展

2013-08-15 21:30:00 | 美術
見てきました

目黒区美術館

会期は2013年7月20日から2013年9月8日。

今回は『紙』
紙は身近な造形素材の一つ。
この展示は1990年に目黒美術館が開催した「PAPER:紙物語-美しく繊細な造形」展以来、ふたたび、素材としての紙に焦点をあてた展示とのこと。
え、、1990年って23年前っ!!!!!!
ということに衝撃を受けつつ行ってきました。

今回、6組のアーティストが出展しています。
好きなものをちょろりと。
まずはドリルデザイン(林裕輔・安西葉子)「ジオグラフィア 組立式地球儀/折り畳み式地球儀」
ミュージアムグッズなどでも見かけるものです。
はい、欲しかったら購入できちゃう。
この作品の全バリエーションと組み立て方が展示されています。
おもしろーい。

鈴木康弘「キャベツの器/木の葉の座布団」
どこからどう見てもキャベツ。
色以外は。
紙粘土で作ったキャベツ。
キャベツに器の形が潜んでいると感じ作ったそう。
器として使えるキャベツ。。
また木の葉の座布団は木の葉のふかふかなイメージから。
水に濡らした紙で葉脈を写し取り作ったそう。
うん、見た目はふかふかそうだけど
持ち運びづらそうです。

寺田尚樹「テラダモケイ 1/100 建築模型用添景セット」
これもミュージアムグッズとしておなじみ。
なんどか欲しいな~と見ていた作品。
これはそもそも建築家の寺田さん自身が楽をするために作られたもの。
建築設計事務所では日々建築模型を作っていますが、その際に建物の模型だけではなく、「添景」と呼ばれる人や家具を配置します。
これで建物の大きさなんかがイメージしやすくなるんですね。
それをあらかじめ作っておけば人生楽になるかな、と思ったとか。
これ、紙でできているから手足も自由に曲げられます。
腰で曲げたらお辞儀をしている、とか。
シリーズ当初は人物や動物など建築用って感じがするものでしたがシリーズが増えるにつれ、「アムステルダム編」「中世代・白亜紀編」「羊飼い編」などなど。。。
建築関係ないよね!?というものに変わってきました。
「忠臣蔵・討ち入り編」はちゃんと47人いるのか数えちゃったよ!!笑
新作は「お墓参り編・または肝試し編」という今の季節にぴったりのもの
うぅぅ、欲しい。
会場ではそれらの使用例も展示されています。
おもわずくすっと笑ってしまう展示です。

そして今回の会場のいたるところに彼ら(!?)はいます。

ぜひぜひ帰りにでも探してみてください。



あ、帰る前にトイレ行ったほうがいいと思います。
あとは出口のドアのところで「今日はありがとう。楽しい展示だったよ。」とか思い返して。
やつらがいます(笑)



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