RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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三都画家くらべ 京、大坂をみて江戸を知る (前期)

2012-04-15 21:30:00 | 美術
見てきました

府中市美術館

会期は2012年3月17日から2012年5月6日。
前期と後期に分かれていて、
前期は2012年3月17日から2012年4月15日。
後期は2012年4月17日から2012年5月6日。

前期見てきました。

さて。
これ絶対私好きだって期待して行きました。


桜がキレイでした~
って行ったの1週間前なのです。
もう後期になっちゃうよ

今回は三都画家くらべ。
三都は、江戸、京、大坂。
その風土ならではの造形感覚や趣向に注目して眺める展示。
ちょっと今までにない視点でおもしろそうです。
三都の個性が際立ってきた江戸中期・後期の作品が中心です。
前期89点、後期87点、計152点の展示です。

さて。
今回の展示で一番気になった点。
「伊藤若冲は江戸では流行しなかった」
な、なんだってー!!!!!
みんな大好き伊藤若冲。
もちろん私も大好き。
その若冲が江戸では流行しなかったとか……

ま、今でも東京と京都は気風が違うって言うけどさ。
その土地に息づいた感覚が違うってことですかね。
それは感性に表れやすい、と。
同じテーマの作品どうしで比べたり、「笑い」や「特産」に注目したり。
とにかく展示方法がおもしろい!!
分かりやすいし、納得できる。
素晴らしいです、府中市美術館。

古代からの皇都として歴史を誇った京、
江戸時代になって関東の地に出現した巨大都市江戸、
そして経済の中心地として賑わった大坂

今回の注目はこちら。
伊藤若冲「垣豆群虫図」
戦前に一度公開され、図録に記録されて以降、85年間一般展示されなかったもの。
個人蔵。

今回、個人蔵の作品多かったです。
この貴重な機会に見ておかないと

その風土ならではの造形感覚や趣向に注目する展示ってなかなかない気がします
京には京の、大阪には大阪の、江戸には江戸の美があるのです。
おもしろかった!!
後期も楽しみです



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