RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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桜・さくら・SAKURA 2012 -美術館でお花見!-

2012-04-12 21:30:00 | 美術
見てきました

山種美術館

会期は2012年3月31日から2012年5月20日。

山種美術館が今の広尾に移転したのは2009年。
その前、1998年から2009年までは桜の名所、千鳥ヶ淵の近くにありました
そして毎年春には"桜"をテーマにした展示をしていました。
広尾に移転してからはなかったのですが。
今年は待望の"桜"作品の公開です!!

今年は既に太田記念美術館で「さくらさくら」と桜をテーマにした展示を見ていますが。
日本人は昔から桜が大好き
『花』といえば奈良時代は梅を指しますが、平安時代から桜を指すようになります。
平安時代頃から貴族の調度品などに登場。
鎌倉時代には鎧や甲冑に桜文様が。
貴族が美しさを感じるだけではなく、武士の精神を表現するものとして好まれます。
室町時代にモチーフは多様化し、桃山時代以降は屏風などの丁度品に。
元禄時代にはお花見をするようになっていきます
庶民に娯楽としてのお花見が浸透するようになったのはこの頃。
八代将軍徳川吉宗が数少ない庶民の娯楽として桜を植えていったのが始まり。
現在都内にある桜の名所はこのころに植樹されたものがけっこうあるんです。
吉宗、すごいぞ!!

そんな桜、明治以降も愛され続け。
多くの画家達が現在に至るまで題材にしています。

東山魁夷「春静」
奥村土牛「吉野」
石田武「吉野」
あたりが好みでした。
石田武は「月宵」も素敵です

着物でいらしてる方で帯が桜、と展示に合わせたような方がいて素敵でした

速水御舟「夜桜」
昼間なのに夜桜見れるとか贅沢と思いつつ(笑)
夜桜って艶っぽいよね。
セクシーなかんじがして、昼の顔とまた違いたまらなく好きなのですが……。

なかなか同意を得られない(笑)



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