さくらさくら ～春の訪れ

見てきました

太田記念美術館

会期は2012年3月1日から2012年3月25日。

春です
桜の季節です
毎年毎年見てるのに、毎年毎年その美しさに魅了され、移りゆく季節を感じます。
それは今も昔も同じ。
江戸っ子も桜が大好き
江戸時代には桜が盛んに植樹され、各地に桜の名所が誕生しました。
桜は庶民にとって季節を感じられる身近なもの。
そしてそれは浮世絵に描かれます。
満開の桜、散りゆく桜、夕闇の中の桜、、、
様々な桜が描かれたものを集めた今回の展示。

歌川広重「名所江戸百景 吾妻橋金龍山遠望」
屋形船越しに望む富士山。
少しだけ描かれた着物の女性。
桜は花びらが散っているのみ。
春の穏やかなる叙情。
少しの情報で明確なイメージが湧いてくる。
構図が素晴らしく美しい作品です。

溪斎英泉
「四季之内 春 花見帰り隅田の流し」
花見から帰るようすです。
船上ではまだまだはしゃぎ足りないのか踊る人。
枝を持って帰る人も。
春の楽しい一幕が伝わってきます。

江戸時代から変わらない美しさで絵の中に咲く桜。
本物が咲くのはもうすぐ。
楽しみですな～



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