めんのほそ道

わたし龍太郎の日々を記録しています。

玉子焼き@「今中」明石の漁師町

2008-03-13 07:41:27 | 粉もん
寒かった冬の日々よ、さようなら。
一気に春めいてきましたね。陽気にさそわれ、垂水から明石まで2号線をドライブ、たこフェリー、ジェノバライン乗り場から漁師町へ。
あいかわず、店頭に車の列が並ぶ「ふなまち」を横目に「今中」へ。

まだ昼の1時というのに、ラッキーなことに行列なしです。まっ、この春の日射しのもとでしたら、行列も苦になりませんけどね。

今日は息子さんの姿が見えません。お母さんとお父さんで切り盛りしてはりました。焼き手はお母さん、お父さんは水出しとダシの用意。

ちょうど鍋の前に座ったので、じっくりお母さんの業を見ることができました。ころりんさんに教えてもらってわかったのですが、生地を注ぐときにはまだ鍋に火が入れられていません。

注ぎ終わってから、着火、コナに均一に火が入るよう、始終、菜箸でかき回していきます。
こうすることで芯までトロットロの玉子焼きになるのですね。
コナの配合などレシピを教えてもらっても、この手業がないとできないわけで、玉子焼きの奥義は深いです。



今日の作り手はお母さん。



一気にひしゃくで生地を注ぎます。このときはコンロの火はまだ付いていないので、鍋は冷たい状態です。



火を入れ、均一に温度が高まるよう、始終忙しくコナを混ぜていきます。



玉子焼き、600円。最後はきれいにまとまって、見事な焼き加減になりました。



タコの旨味、生地の味加減、羅臼昆布のダシのハーモニーがたまりません。一人前20ヶですが、もっと食べられますよ。



春、うらら~♪

このへんです。

「今中」
兵庫県明石市岬町26
078-913-6455
10:00~20:00
(木)休み

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