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“社員のやる気を引き出せ”ユニークな社食”

2014-04-11 08:15:00 | ビズ プラス
4月6日 BIZ+SUNDAY


IT企業ヤフーは営業利益を2019年までに2倍にするという目標を打ち出した。
その一環として取り組んだのが社員のやる気やアイデアを引き出す社食作りである。
オフィスにこもりきりにならず外を歩いて気分転換を図ってもらうためにあえて外につくった。
歩くこと5分。
社食プロジェクトのメンバーであるヤフー ソーシャルアクション室 箕輪憲良さん。
「あまり社員食堂みたいにしたくなかったのでこういう雰囲気にした。」
今年1月にオープンし連日満員である。
社員にやる気やアイデアを出させる仕掛けが社食にあちこちに隠されている。
ポイントその①ユニークな空間づくり
「ここは“視点を変えよう”というコンセプトでわざと高いところにつくった。
 普段は社内の会議室でミーティングをやっている。
 アイデアが出ないときにはここに来てもらって
 高さを変えて雰囲気も変えて高い場所で話し合いをするとまた違ったアイデアが出るんじゃないか。」
10人ほどが入れる個室という隠れた空間もあり少人数で打ち合わせにピッタリである。
(社員)
「いろんな席があってチームで来ても会話が弾んでとてもいい。」
「仕事という観念からちょっと外れた気持ちになる。
 意見が結構出たりするのは感じる。」
ポイントその②“時代のキーワード”に触れる
社食のあちこちにモニターを設置。
ツイッターで頻繁に呟かれるキーワードをリアルタイムに表示している。
世の中でどんなことに興味が集まっているのか分かるようにして
さまざまなサービスを生み出すヒントにしてもらおうというのである。
ポイントその③ ランチの値段にも一工夫
この日のメニューは“ハンバーグとチキンのセット 410円”。
(箕輪さん)
「このランチはおいしいだけじゃなく社員をやる気にさせる仕組みが隠されている。」
業績連動型社食というコンセプト。
四半期ごとの営業利益目標を達成した場合に次の四半世紀はランチ代無料になる。
(社員)
「単純に言えば成果が上がればおいしく食べられるしタダになる。
 モチベーションが上がる。」

この社食をつくったのは社長の指示を受けた6人の社員たち。
コンセプトやアイデアを出し合い1年近く話し合って作ったそうである。
(ヤフー ソーシャルアクション室 箕輪憲良さん)
「オフィスだと机とイスが無機質な感じで置いてある。
 わざと不思議な空間だったり
 隣の人と近づいたりワクワクする仕掛け
 刺激を取り混ぜて気持ち的にも前向きになってもらう。
 そういった空間になることを心掛けて作った。」
       

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