連続で地元紙千葉日報からのネタだが、中学教員の66%が「過労死ライン」というショッキングな見出しで、県教委が発表した公立学校教員の勤務時間実態調査の結果が載っていた。
「過労死ライン」については、いくつも定義があるようで、よくわからんという感じを持っているが、月80時間を超える時間外労働あたりを言うらしい。
中学の管理職以外の一般教員の週在校時間64時間23分(1日平均11時間23分)で、オーバータイムの主な理由は、部活、授業準備、採点・成績処理とのこと。
中学教員になり、いったん自立したはずの子が転勤に伴い、わが家にパラサイトして2年。そのタイムスケジュールは、この調査を十分裏づけている。
部活を持っているようなので、朝は6時には家を出て、帰宅は21時過ぎのことが多い。家にいる時間は、9時間前後。
土日の帰宅は少し早いようだ。夏休み冬休み期間中も部活で土日並みの時間には家を出ていくことが多い。
自分の思いを伝えるための収集・思考の時間は楽しいのだろうし、授業や部活で自分のかかわった生徒たち結果を残せば、我がことのように喜んでいる。
その前向きな気持ちがあれば、長時間の仕事も大丈夫かな、とも思う。
でも、仕事は、やらされ感が出たとき、”楽しい時間”は”拘束時間”に変わる。自分の好きなこと、やりたいこと、関心があることであれば、案外一日中関わっていてもへこたれることはない。逆に、拘束感、孤立感をもちはじめると、まず、肉体よりも精神が病んでくる。ここが一番心配だ。
親心では、よそのお子さんの面倒をみるより、一日も早く家庭を持って、自分の子供を育ててみなさい、と言いたいが、今のような生活ペースではその目は当分ないのだろう。
好きで選んだ職業なのだから、長く続けてほしい。嫌になったら休むことも含め、”楽しい時間”で子供たちと関わってほしいと願っている。
小学生には、学童保育が定着してきた。高校生は、塾や、そうでなくても、自立して行動できる。中学生の部活というのが、どうも中途半端な位置づけになって来ているようだ。
===========
<今日は何の日>
今日は、旧暦正月三日です。
===========
<今日は何の日>
今日は、旧暦正月三日です。
2月16日が、旧正月。江戸時代の「もういくつ寝ると」と子供たちが待ったお正月は、梅の花が満開で日中は温かさを感じ初めた今頃だったのですね。
新春感という点では、現在のお正月よりは旧正月の方が雰囲気を感じます。春本番ももうじきです。