早期退職をして、今日でまる2年が経過しました。
今日までの自己評価は、〇。
朝早くから、夜遅くまで、時には朝まで忙しく働いて(流されて)いたときにはなかった、充足感・達成感を感じつつ過ごせるようになってきました。
「辞めて良かった◎!」とはならないのは、生活基盤、収入の問題ですね。
幸い、チーバくん最賃&100時間ですが、シルバーバイトで使ってくれるところがあり、国民年金受給くらいの収入にはなります。
蓄えの切り崩しカーブは、退職時の目論見よりもそうとう緩やかに推移しています。
退職時は、収入がいきなり10の1以下、当然、出も絞り込まなければなりませんでした。この激変は、相当大変でした。
でも、それまでの生活レベルを引きずって、できなかったことをやろう、なんて意識でいたら、今頃は、熟年離婚、不良おやじ破綻になっていたのかも(笑)。
無駄・野放図な生活をしてきたのは承知していても、いざ生活ペースを変えるとなると大変でした。
飲食・お付き合いの費用は、時間とともに自然に減ってきましたが、公共料金・通信費・保険の見直し、断捨離的な目線での生活の見直し、この辺りは自分の中で、『自分清算会社 小路てくてく』を作って、働いていたときの視点で家事をしてみました。
公共料金・通信費・保険では、特に、電気の無駄が多かったです。
”なんでもつなぎっぱなし、点けっぱなし”を、スイッチ付コンセント等を使って、徹底的に改善。お風呂の保温、エアコンの使用も最小限に。
その作業の中で、埃をかぶったコンセントが熱を帯びて”やばい”ものもあり、普段の家事の大切さを感じました。
燃えてしまえば、すべてを失ってしまいますものね。
電気代は、5000円(年間6万円)近くの節約生活になっています。
こんだけ浪費してたんだと思うと、ホント、福島の人たちに申し訳ない!
”他人(ヒト)より”、いい生活をして、流行の先端をいって、りっぱな肩書や名誉があるのが、自分(ヒト)の成功・豊かさだと思って生きてきましたが、ヒトの豊かさ・充実感は、質素な生活の中にこそあるように思う、早期退職2年の雑感でした。
あと2年すると、カミさんが定年を迎えます。しばらくは、ハーフで働くんだろうと思いますが、そこまで元気でいられたら、家のことはカミさんに任せて、あたしゃ、警備の仕事でも、ボランティアでも、もっと外で働きたいと思っています。
先のことはわからないけど・・・。