ガラクタな部屋

音楽を古いガラクタ製品で聴いています

YAMAHA C-4プリアンプ2台目その3

2023-05-25 | プリアンプ

とりあえずヘッドアンプはダメなので2SB737,2SD786を取りはずします。このC-4アンプは方チャンネル4パラ接続してあります。皆さんご存じのように雑音はパラ接続すると減少していき、一般的に2パラにすると雑音レベルは1/√2になり、4パラにすると1/2になります。1976年発売のFIDELIX社のLN-1ヘッドアンプはこの2SB737,2SD786を方チャンネル10パラで-157dbV(等価雑音抵抗5Ω)という数値を出していました。

ガラクタ箱には2SA970BL.2SC2240BL(オーディオ用低雑音) 2SA872AE,2SC1775AE(オーディオ用低雑音) 2SA1015L-GR.2SC1815L-GR(汎用品低雑音)があるのですが今回は2SA1015L-GR.2SC1815L-GRを使用してみたいと思います。2SA1015L-GR.2SC1815L-GRは2SA1015.2SC1815のローノイズタイプで秋月電子から20個100円(1個5円安い!)で購入したもので本物は東芝製品なのですがどうもこれは違うようなきがしますが・・・。

拡大したらUTC A1015L-GRと書いてあります。どうやら台湾のユニソニック テクノロジー株式会社の製品のようです。この会社はICをメインに製造している電子部品の会社のようです。特性のそろっているTRを組み合わせましたがどれも特性がそろっていてペアを組むのが楽でした。

L,R=100Hz ふらつきも無くなりました。

完成 ヘッドフォンVRは分解清掃しましたのでだいぶ良くなりましたがバランスVRは分解できないので少しガリが残りましたが普段はセンターで動かしませんのでこれで良しとしました。

消費電力を計ってみました。規定値より少し減りました。

ヘッドフォンで試聴中 本格的な回路なのでなかなか良い音です。

DENON DL-103で試聴

試聴中 ノイズも少なく音も問題ないようです。2SA1015L-GR.2SC1815L-GR(汎用品低雑音)でも問題なく使えそうです。

 

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