ガラクタな部屋

音楽を古いガラクタ製品で聴いています

DENON POA-1001その1

2020-01-01 | メインアンプ

明けましておめでとうございます。いつもくだらない記事を見ていただきありがとうございます。
DENON POA-1001その1
私は素人で測定器もちゃんと校正していないので普段はアンプのメンテナンスは受けないのですが知人からアンプのメンテナンスの依頼を受けましたので「素人の私でも良いですか?」と確認したらそれでも良いと言うので受けました。
知人の話によると以前中古を購入してほとんど使わないでしまっておいた製品のようです。製品は1976年の発売のようでもう40年以上前の製品です。外見は名機POA-1000B(6GB8PP)アンプに似ています。特徴としてはモノアンプを2台くっつけた構造の差動2段カレントミラー回路を使用したシングルプッシュで出力100Wのアンプです。

外見はシンプルです。長年使用していなかったというのでスライドトランスで徐々に電圧を上げてみましたがなんか動作がおかしいようで嫌な予感がします。アンプなどは使用していなくても湿気が多いとけっこう劣化しますので電源はたまに入れると良いと思います。

下には切り替えSWやVRなどがあります。

側面 錆が出ています。

上面 モノラルアンプをくっつけた構造です。

リア スピーカー端子はねじ止めです。

照明用ランプは切れていませんでした。

上のカバーを取ったところ 埃はそれほどありませんが錆が目立ちます。

終段はシングルプッシュです。ヒートシンクが大きいです。

エピタキシャルメサ型の2SA908/2SC1585をシングルで使用していてDENONのこだわりを感じます。

裏ぶたをとったところ。 こちらは綺麗です。

後ろのカバーを取ったところ。

入力端子を止める穴が片側が丸くありません反対側も同じなので仕様なんでしょうかね。

上から見るとトランスが錆びていますのであとで軽く塗装しておきます。

ドライバ基板を外したところ。

ピークメーター回路と保護回路

温度補償用のTR(2SC984)がヒートシンクに接着してありましたがその接着剤がTRの足を腐食させて折れていました。ドライバ回路やパワーTRなどに影響がないか心配になります;

触ると他の足も折れてしまいました。

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« モービルアンテナ交換 | トップ | DENON POA-1001その2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

メインアンプ」カテゴリの最新記事