大人気の東野圭吾さんの作品です。
やっぱり、売れるものは売れる理由があるのですねー。
執筆や勉強の合間に少しずつ読もうと思っていたのですが、気がついたら、もう一気読みに近かったです。
これを読み終わったから、ようやく他のことができる、そんな感じです(笑)
東野圭吾さんといえば、ミステリー作家というイメージがありますけど、これはどちらかというと、ヒューマンドラマのような感じでしょうか。
ストーリーですが……
播磨和昌と薫子は、離婚しようとしている夫婦。しかし、あるとき娘の瑞穂が、プールの事故で、脳死状態に陥ってしまいます。
娘の死を絶対に受け入れない薫子は、必死になってありとあらゆる手段で、瑞穂との生活を続けようとします。
そして、しだいに薫子の愛情は狂気の様相を呈し……果たしてそれは、親なら当然の行為なのか、それとも独りよがりにすぎないのか。
たいへん重いテーマではありますけど、読ませられ、考えさせられ、そして騙されました!
ラスト近くの薫子のセリフ「子供のために狂うことができるのは、母親だけ」……これは大変、印象に残りました。
僕はどうあがいても母親にはなれませんが、お子さんをお持ちの方々、どのようにお考えになりますか?
見事な作品だと言うほかありません。
この名前は知ってますーーーーーーーー
売れっ子作家ですよねーーーーーーー
でも、もちろん、
読んだことありまっしぇーーーーーん
やっぱ、売れっ子ってことは
いい作品を書いてるってこと
なんですねーーーーーーーーーー
東野圭吾さんについては、それが当てはまっていると思います!
行きつけの本屋さんには東野圭吾コーナーがあります。
どういう作品が売れているのか知ることも大切な勉強です。
本を読まない人でも多分名前は知っていると思います。
僕もいつか売れる作家になりたいですー。
重い内容ですか…
読みたいような読みたくないような(^-^;
子供の為に狂う、というのはちょっと理解出来ませんが、必死になるということは多々あると思います。
でも、成長するにつれて静かに見守る、という感じに変わっていきましたね。
命にかかわることであれば、どうなるか想像出来ません…
この作品に関しては、著者本人の言葉として、
「私がこんな小説を書いていいのだろうか」とありました。
たぶん、読みたい人、読みたくない人に大きく分かれる内容だと思います。
僕は面白いと思いましたが……
僕は人の親になったことはありませんが、
「子供のために」というのが度が過ぎてもいかがなものか、という気がします。
この物語のように、我が子が脳死状態になったらどうするか…それは想像つかないんですが。
いつもありがとうございます。
異常な暑さですが、くれぐれもお体を壊しませんように。