そりまちまみのブログ

全国英語通訳案内士・反町真弓の日記です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

またうなされた〜 2022.01

2022-01-15 | 日記

仕事の夢をみた。

お客さんはいつも決まって、レギュラーで仕事をいただいている高齢のハイエンドなグループ。ストーリーも決まって、「時間に間に合わない」「焦っている」。そう、悪夢ばかり。

数年前には、夢の中で、夕暮れの高台の公園の中、グループのお客さんをベンチなどに座らせ、自分は坂道を下って表通りの車道へ。車の行き来はかなり多い。

このあと新幹線で東京に向かう予定。さっそくバスのドライバーさんに迎えに来てもらおうとするが、ドライバーさんの電話番号が携帯にない。ドライバーさんの会社も名前も覚えていない。

お客さんには何食わぬ顔で、「なかなか来ませんね。もうちょっとお待ちください」なんて言いながら、心の中では大あわて。何度も公園と車道を行ったり来たりするが、解決策はない。だって、どういうわけか、オペレーター会社の電話番号も何もかも、携帯に入っていないんだもの。

それに、全てを書き記しているノートが見当たらない。なのでこのあとの行程や細かい時間や連絡先の名前など何もかもがうる覚え状態。

もうすっかり日が暮れて辺りは真っ暗。新幹線の時間が迫っているのにどうしよう。チケットさえあれば、予定の新幹線に乗れなくても、自由席に乗れるんだっけ。でも、これだけの人数、自由席に座らせることが出来るだろうか。お客さんにどうやってうまく説明しようか。遅れるってこと、どうやって先方に知らせよう。それより、どうやって新幹線の駅まで行こう。ドキドキしながら考えている夢。



今日は今日で、グループに初めて会う日、つまりツアーのオリエンテーション。自分の紹介からスタートして話し始めるのだけど、その場所はすでに観光地の建物の中。それは山の中腹にある観光地かもしれない、自然が豊かなところ。

ところが、お客さんが話を聞いてくれない。自分は話をしているのに、ほんの数名を残してほぼ全員が自分で観光に行ってしまった。しかも、実はオペレーター会社さんからなんの資料ももらわないままツアーがスタートしているのだ。行程もわからなければ宿泊先も何もわからない。それより、お客さんの名前もわからないし、お客さんに渡すバッジもない。一番困るのはグループに何人いるかがわからない。なので、こんなふうにお客さんから無視されて、自由に観光されてしまうと、数を数えることが出来ない。

もうそろそろ出発したいのだけど、何人戻ってきているのか、集合時間を言っていないからどうにもならない。しかもこの先どこへ行っていいのかもわからない、助けて〜 という夢。

 

もう1回くらい、同じような、時間に間に合わない夢をみてうなされた。1年に1回くらいみているのかもしれない。

通訳案内士の仕事、忙しい時は一年もあっという間だし、ツアー中は多忙過ぎて夢などみる暇もなく(みても記憶もなく)そんな思いはほぼしたことはなかったが、今は心配していないようでいて、実は仕事が戻らないことで気持ちが焦っているのかもしれない。

2020年3月からはほぼ仕事が出来ていない。学力的にも、記憶力的にも、ネットワークを失ったことにも、きっと焦りがあるのかも。 それならば、逆にもっと意識的に焦るべきなのかな、と思っている。

将来的に兼業にしようと準備している仕事の勉強もいいけど、今はあきらめている通訳案内士としての勉強やネットワークづくりも、そろそろはじめてもいいのかもしれない。

まだ海外旅行解禁のゴールはみえないけれど、どうせなら悪夢よりうまくいっている夢のほうがいい。

問題は、全てをこなすには時間が足りないことだ。一日って本当にあっという間。時間はどんどん過ぎていく。

せっかくやることを決めたのだから、再び「なんだかわからない不安、焦り」に戻らないよう、勉強は「意識的に」時間とたたかいながら進めてみます😅 おー




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六本木のロブション〜 2022.01

2022-01-15 | グルメ

海外出張に行くお連れさんがPCR検査を受けるので浜松町。出発日が月曜日で検査は週末となり、いつも出張前に行くクリニックは土日休みのため、新しいクリニックをさがした。

午前中に検査をして、証明書を受け取るのは同日夜。

検査が済んで、そのまま増上寺まで歩く。増上寺は、徳川将軍6人の霊廟もある徳川家の菩提寺の一つ。増上寺の顔ともいえる三解脱門は、1622年再建の重要文化財。徳川時代の建造物ね✨古い!


証明書が出るまでかなり時間があるので、明治神宮へ御祈願に行くことにした。お連れさんの御祈願は、商売も新車も明治神宮とほぼ決まっている。とはいえフランスで年末年始を過ごすことも多いので、行ったり行かなかったり。
 
ちょうどお昼時。渡航前に行っておきたかったお店はどこも日曜日定休だし、何年ぶりかで六本木のロブションに行くことにした。
ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション、なつかしい!以前元麻布にいたときは、住まいと駅の途中にあったこともあり、まだ土地勘がない頃に良く通った。
 
それはまだロブション氏が健在だった頃。世界各地にある自分の店を週替わりで訪れていたというロブション氏に、お連れさんはニューヨークのラトリエで会ったことがあるという。
 
ロブションへは、たいていは大人だけで行ったのだけれど、子どもたちを連れて、4人でずらりとカウンターに座ったこともあった。私がいつも感心したのは、料理を出すときは一人ひとりに一斉に出すところ。4人の客なら4人のスタッフがそれぞれお皿を持って近づいてきて、「せ〜の」の目合図でテーブルに乗せる。私の前菜は決まって「色とりどりの温野菜」で、タジンの蓋の中におさまっていたが、その蓋は「せ〜の」で開くのだった。その「儀式」がまるで魔法のように感じた。
 
よく通ったものだからスタッフの方々とも親しくなった。カウンター越しのおしゃべりも、いつも楽しみだった。毎度お世話になったフランス人のスタッフは、その後パリのラトリエにご栄転、日本人のスタッフは、日本橋高島屋の店舗にご栄転となった。しかし、新しいスタッフになっても同じ魔法は引き継がれていた。
 
その後、元麻布も長くなり、色々なお店を開拓して行くうちにロブションに行く回数は減り、都外に越してからはすっかりご無沙汰に。
 
さて、カウンターに座り、まずはグラスシャンパン。
アミューズは決まって「豚のリエット」だったが、なぜか苦手なことを察してくださりキヌアに変更となった。キヌアの塊かと思いきや、お団子状にまとめてあって、ふわふわしていて軽やか。(ピントがずれてしまった)

今日もまた、スターターは「色とりどりの温野菜」。でも、タジンの蓋はない。。
メインに選んだのは、手長海老のパピヨット。コースにはせず、前菜もメインも「小さなお皿」という名の単品から選ぶのは変わらない。それにしても、値段の割にこれはまさしく「ほんの一口」。これでいいのか 汗

ちょっとびっくり。
でもいいの。ラトリエでのソリマチのメインはデザート、と言っても良いくらい、デザートが楽しみなのだ。ちょうど座ったカウンターの目の前では次から次へとデザートが作られていて、パティシエの機敏な様子と、出来上がっていくデザートの美しさに目を奪われていたところ。
そうして選んだのはチーズケーキ。
これこれ、さっきから目の前で一番作られていたデザートはチーズケーキだったんだ!
一見硬そうに見えるので、縦に静かにスプーンを入れてみた。苺のソースとマスカルポーネ、そして下のサブレまで一直線にスッと入る。とってもデリケート。苺の甘酸っぱさが余計な甘みを消してくれて、さっぱり。サブレも軽い。これなら何個でも食べられる🤩! 
甘いものが得意ではないソリマチでもペロリの、ハードルの低い甘さが良い👍

他のお店と何が違うのか、コーヒー通でないソリマチにはわからない。でも、コーヒーが本当に美味しい!コーヒーはさほど得意ではなく、あまり「これは美味しい」とか思うほうではないけれど。
「もう一杯お代わりしたいくらい!」と言ったら、お連れさんがおかわりを頼んでくれた✨
一緒に出てきたマジパンのケーキや柚子のチョコレートも、上品なお味。
2018年、ロブション氏は帰らぬ人となり各地のお店に出向くこともなくなったこととか、コロナやマスクで人と人との距離が離れた影響もあると思う。美味しいお料理は変わらないが、かつての魔法は、もうなかった。
 
さて、コーヒー2杯も飲んでくつろいでしまったので、御祈願の時間が心配になってきた!
急いで地下鉄へ。恵比寿駅でJRに乗り換え原宿へ早足。
 
お正月と成人式の影響で、明治神宮の参拝の列はまだまだ長い。その間をくぐり抜け、なんとか御祈願の受付にすべり込みセーフ。
 
コロナの影響か、参拝者の多さか、一昨年新車の御祈願にきた時同様神楽はなく、15分の短い儀式。それにしても新年の早い時期に無事にお札をいただけてホッと一息。(もうすっかり夕暮れ)
その後は浜松町で時間潰しをしながら証明書の発行を待つこと30分。増上寺の大門の奥には東京タワーがキラキラ。

あ、そうか、時間があったのだから、久しぶりにタワーに上ればよかったかな、と今頃になって思う。
都内の夜景は久しぶりかも、次回は忘れず立ち寄ろう。
 
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