名馬電機社長の事業報告という名の日記

一口とか写真とかご贔屓応援とか。

脳溶け

2008年03月21日 | 中央競馬予想
今日は鼻水、目のかゆみ、くしゃみが全開。
今シーズン一番の花粉症デーだった。
頭はボーっとするし、集中できないし、競馬の予想をするのには最悪のコンディションである。
そんな最悪のコンディションでも予想してしまうあたり、
脳の理性に関する部分が溶け出してるとしか考えられない(こともない)。


中山4R ◎ライヴリーデイズ
姉にデビュー勝ちのケイコアデージョがおり、
厩舎はデビュー戦特注の池上厩舎。

中山11R ◎ブラックエンブレム
相手がたいしたことなかったのも確かだが、前走は持ったままで早めに先団に取り付き
直線は鞍上がターフビジョンで後ろを確認しながら追い出す楽勝。
ひょっとしたら桜花賞やオークスでも狙えるんじゃないかしら
と思っているので、とりあえずここは桜花賞の出走最低ラインである連対確保を。

中京11R ◎スプリングタピアン
休み明けのバクシンオー。
中京芝千二も【1.3.2.1】と安定しており、信頼。

阪神10R ◎キングスエンブレム
このレース、過去5年で
武豊【3.0.1.0】 1番人気【4.0.1.0】
というデータがあり、素直に信頼。
3連単で◎>○>ヒモ、◎>ヒモ>○を。
ちなみに○はモンテクリスエス。

阪神11R ◎プリュネル
内枠は若干気になるが阪神D千四【3.1.1.0】というコース相性にかけてみたい。
メンバー的に無理せず好位にもつけられそう。

コメント (4)
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クラシック展望 その2

2008年03月21日 | 競馬
○アネモネS 中山芝1600
・ソーマジック(1着)
前がべらぼーに速かったわけではないが、掲示板は後ろから来た馬が占める結果。
そのなかで差して来たわけだから、見た目の印象ほど強いと考えるのは危険かも。
ただロベルト系という点は桜花賞(というか新設阪神芝1600)では買える材料だし
長くいい脚を使えるタイプと思われるのも良い。
鞍上のキャラ的にも人気したらいらないと思うが、人気にならんのなら紐で一考。

・シャランジュ(2着)
ものすごく印象は薄いがデイリー杯、阪神JFでもそれほど離されていない5着。
脚質的に追い込み一辺倒ではあるが、逆に流れや馬場が向けば
今回のように馬券の隅にちょろっと来ちゃう怖さはある。
まあ桜花賞の場合、他の有力馬も同じような脚質なので、流れが向いたところで
5着、というのが一番ありそうな筋だけど。

・ラルケット(8着)
これまで5戦で
右回り【0.0.0.2】 左回り【2.0.1.0】
とサウスポーの様相。
というわけでフローラSかスイートピーSか分からないが
とりあえず東京でのオークストライアルに出走してくるようなら◎予定。
それらのレースで相性の良い欧州寄りのノーザンダンサー系というのもあるし。
あまり関係ないが血統見ると母母母がシンボリルドルフの全姉。

・ブーケフレグランス(9着)
デビュー以来常に安定して馬券圏内だった馬が今回は掲示板すらはずす惨敗。
ただ2走前の500万で「これからクラシックに乗ってくるかもしれないと目される牡馬」
相手に2着にと健闘しており、今回は力負けというよりは精神的なものだったのだろう。
またダンス産駒の中山コースというのもマイナス要因として働いた感がある。
まだまだ兄や姉の領域には程遠いが秋華賞あたりでは有力馬の一角になっているかも。

・デヴェロッペ(10着)
今回は逃げない競馬で惨敗。菜の花賞は人気薄の逃げがはまってのだった模様。
今年の場合、桜花賞は後ろからいく有力馬が多く、
思い切った大逃げを打てば、可能性はなくもないが、そういうタイプでもなさそう。

・ハートオブクィーン(14着)
中央転厩後は2ケタ着順続きで良いところがない。
大幅な変わり身も見込めない。


○ファルコンS 中京芝1200
・ダノンゴーゴー(1着)
短い距離で溜めに溜めたら最後には爆発的な末脚を繰り出す。
これがマイルくらいに距離が延びてしまうと若干早めにガソリン切れとなってしまいそうで
秋のスプリンターズSまではG1で好勝負するチャンスはなさそう。
まあ森厩舎なら速攻で海外に行きそうなんだが(笑)。

・マルブツイースター(2着)
デイリー杯だけ2桁着順引いていることからもこちらも千四以下限定なんだろう。

・ルルパンブルー(3着)
掲示板を差し馬が独占する中、先行して3着に粘った競馬は立派。
母母母はニッポーテイオー、タレンティドガールの姉。
血統的にマイルくらいまでは余裕でこなしてもおかしくないとは思うんだが。

マヤノベンケイ(5着)
今回はこれまでと違い後方からの競馬。
左回りに変わったこの2戦が5着、5着ということで右回りの方がよいタイプなのかも。
まだ断定はできないが次走右回りなら見直しが必要(といってもマイル前後までの距離で)。

シルクビッグタイム(7着)
とりあえずダートでがんばりましょう。


○フィリーズレビュー 阪神芝1400
・マイネレーツェル(1着)
もともとフェアリーS3着の実績があるわけで、これくらい走っても不思議はなく
11番人気というのは人気がなさすぎた。
ただ再度本番でも同じ競馬を、と言っても難しいだろうし馬体も今回がギリギリ
だったようで、中間は馬体回復に重点を置くことになるだろうし、本番は苦しいと見る。

・ベストオブミー(2着)
今回芝で初めて好走。
ダートではかなりの力を持っていそうだから
ダート的なパワーが求められた今回は2着に来たが
もう少しスピードなりが求められる本番は苦しいと見るのが妥当。
旧コースの阪神マイルなら買ったとは思うけど。

・レジネッタ(3着)
フレンチデピュティ×サンデーサイレンスという血統構成から
G1ではあと一歩というか掲示板の下の方がいっぱいいっぱいというイメージ。
本番での強調材料はあまりない。

・ラベ(4着)
こちらも本番でさらにパフォーマンスを上げる印象はない。
そもそも賞金的に出走が微妙なんだが。
オークストライアルでも人気するなら「消しておいしい人気馬」な気がする。

・ビーチアイドル(5着)
先行して唯一掲示板に残った馬。
ただ母がかなりスプリント寄りの馬だったのでマイルは若干長いかも。
もし桜花賞に出てくるなら人気とのバランスをよく考えて。

・エイムアットビップ(10着)
ちょっと負けすぎの感あり。
直線に入ったあたりでは阪神JFと同じ感じになるのかと思ったがそこからが案外。
中間の熱発の影響があったのなら次走で再度見直しが必要。
といってもそれほど人気も下がらないだろうし、本番での扱いに困りそう。

・マイネブリッツ(11着)
賞金的に出走可能だが、たぶんいらない。

・ペプチドルビー(12着)
長期休み明けで大幅馬体増。
それでもそこそこのラップで逃げたようにスピード能力はありそう。
本番では鞍上が「阪神マイル重賞の大逃げ」を発動すればちょっと怖いかも。

・エーソングフォー(14着)
かなり不可解な大敗。これまでの競馬振りから負けるにしても
もうちょっと善戦するものだと思っていたが、差す競馬が全くできない馬なのか。
だとすれば本番で再度先行して穴、というのも考えられる。

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浦和桜花賞と注意報

2008年03月19日 | 競馬
・浦和桜花賞
7番人気だった◎ブルーザミントがいい感じで逃げ
4コーナーでは○インカローズが直後まで追い上げていたから
「もらった」
ってな感じだったんだが2番手から抜け出した戸崎騎乗のフィリアレギスに抜け出されて
無○◎×決着でひさーん&はさーんでむざーんな結果に。
戸崎さえいなければ44.8倍の馬連200と
94.3倍の3連複100があったのに…。
っていうか3連複で戸崎を拾っておけ、という話ですね、すみません。

戸崎と相性が悪いままだと今後の南関東では私の馬券は暗黒時代を迎えてしまいそうなので
なんとか関係を改善しないと(笑)。


・注意報

名馬電機社長さんが来週の高松宮記念で有望(と本人は思い込んでいる)な穴馬を
発見してしまい、ここから馬券を購入することを目論んでいますので
呪ウイルスへの感染回避を希望される方はお気を付けください。

名馬電機社長・高松宮記念の本命
キョウワロアリング

詳しい見解は恒例の「全頭チェック」にて。
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浦和桜花賞

2008年03月19日 | 地方競馬
20日が休みなおかげで、19日が激しく忙しくなることが確定。

「明日休みだ、休みだ、休みだ、休みだ、休みだ、休みだ…」

と念じたくらいでは、気持のフォローができないくらい忙しい。
というわけで、浦和桜花賞でも買ってみることにした
(「というわけで」の使い方がおかしいという指摘は受け付けない)。
新銀行東京が楽天競馬に切られたために、
新しく開かされた東京都民銀行楽天支店の口座にもちゃんと入金したし。

◎ブルーザミント
○インカローズ
▲マダムルコント
△ブライズメイト
注ハイブラウグレース
×ミスガイア、ハタノギャラン、トミノプラネット

過去5年間で3頭の連対馬を出している「父か母父アリダー系」に唯一あてはまる
ブルーザミントを本命に。
過去5年間の複勝圏内馬を見ると、15頭中6割にあたる9頭が1-4枠の内枠馬。
御神本騎乗時は【2.2.1.0】と好成績なイケメン好き(かどうかはわからないが)。

インカローズはこのレースと好相性な桃花賞、ユングフラウ賞と連勝中。
元道営所属馬という点も○。

マダムルコントも同じく元道営所属馬で昨年の2歳女王。
休み明けとなるローテーションは気になるが、東京2歳優駿牝馬では
インカローズを下しており、仕上がってさえいれば勝って不思議ではない。

馬券は
馬連 3.5.9BOX
3連複 3.5.9-3.5.9-1.3.5.6.7.8.9.10
3連単 3.5.9>3.5.9>3.5.6.7.8.9


それにしても木曜は交流重賞の名古屋大賞典があるし
日曜にはばんえい記念があるし、充実した1週間だなぁ。


写真は鶏肉となすとマイタケのオーブン焼き。
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名古屋大賞典2008

2008年03月17日 | 地方競馬
昨年は深く考えずに切ったアルドラゴンに勝たれてしまったこのレース。

基本的に中央馬が優勢なレースで、
前走地方で走って馬券圏内に来られなかった馬がここで馬券になることもほとんどなく
あまり荒れないというのがこのレースの基本線だと思うので
昨年は例外扱いにして、堅めな予想で。

今回の12頭の出走馬のうち、前走地方で走って4着以下だった馬を消すと残るのは
2,3,4,5,7,8,9,10の8頭。
昨年2着のムーンバレイとJRAのキクノアローはここで消えた。

また福山所属の4番ナムラベンケイもいきなりの交流重賞はつらいとみて消し。


◎メイショウトウコン
○サカラート
▲アルドラゴン
△キングスゾーン
注マヤノグレイシー
×レオカーディナル、クインオブクイン

メイショウトウコンは
左回りダ【1.0.0.3】 右回りダ【5.2.2.0】
と一目瞭然で右回りの方が良い馬。
後方からレースをするタイプだが、小回りコースをまくる競馬を得意としており
コースレイアウトとしては名古屋も問題にしないだろう。
心配な点があるとすれば馬場状態。
過去地方のレースでは昨年末の東京大賞典が唯一のキャリアだが
このときは不良馬場で脚抜きの良いダートだった。
もし今回、良馬場だと初めて経験する力のいる地方のダートということになる。
軽い馬場が得意なタイプのような気がするので、その点で取りこぼす可能性はある。

サカラートは長期休養明けの前走が3着。
メンバーはかなり楽になるし、前走同様得意の内枠を引いたのも○。
またこのレースは比較的ミスプロ系の活躍の目立つレースだが
今年の出走馬でミスプロ系はムーンバレイとこの馬の2頭だけ。
地方交流の経験値では◎より上だし、脚質的に前前で運べる利点もある。

アルドラゴンは昨年の覇者だが、今年は兵庫所属としての出走。
兵庫移籍後は2連勝中だし、今回は「ブライアンズタイムの叩き3走目」
にもあたるし、地方馬の中では最上位にとりたい。

キングスゾーンは他地区の交流重賞でもおなじみの存在。
マヤノグレイシーはマヤノトップガン×ジェイドロバリーだから
◎のメイショウトウコンと同じ配合。
レオカーディナルとクインオブクインはどちらかハナを切った方が
なんだかんだで3着くらいに残っちゃうケースを想定して。

馬券は
馬連 2-3
3連単2等軸マルチ 2,3>5,7,8,9,10
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名馬電機POG07-08(3/15.16)

2008年03月17日 | POG
3/15(土)
中山10R アネモネS ブーケフレグランス バース 9着 0P

3/16(日)
中京4R 未勝利 サバース firstroad 4着 75P

【追記】
サバースが11番人気の低評価ながら4着と好走でポイントゲット。
一方のブーケフレグランスは人気で惨敗。
トップ独走中のバースオーナーにとっては痛くも痒くもないんでしょうが(笑)。
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お知らせ

2008年03月14日 | 日常
身内の体調不良(のしわ寄せ)により、今週は予想を書いている時間がないため
予想の更新はございませんので、予めご了承ください。

予想書く時間はないけど、馬券は買っているので
呪ウイルスが発生している可能性はありますので重ねてご了承ください。
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名馬電機POG07-08(3/8.9)

2008年03月13日 | POG
3/8(土)
中山7R 500万 マイネアルデュール kc 2着 280P
中山9R 黄梅賞 サイレントフォース 有馬記念 13着 0P
中山10R はなのき賞 メスナー kc 16着 0P
阪神4R 未勝利 ゴッドエンブレム 事務 11着 0P
阪神11R チューリップ賞 オディール kynthia 3着 950P
阪神11R チューリップ賞 トールポピー バース 2着 1500P

3/9(日)
中山11R 弥生賞 キャプテントゥーレ T氏 4着 810P
中京1R 未勝利 フィーユ バース 1着 500P
中京11R 中京記念 ローゼンクロイツ 事務 7着 0P
阪神3R 未勝利 ダノンマスターズ アルバイト 6着 0P
阪神9R アルメリア賞 マイネルインゼル 事務 2着 400P

今週は3重賞に出走馬があり、ポイントの変動がありそうですね。

バースオーナーのアドマイヤキッスが予後不良となってしまいました。
ご冥福をお祈りいたします。

【追記】
結果を更新。
ポイントランキングは来週くらいには復旧させますので
今しばらくお待ちください。
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クラシック展望 その1

2008年03月12日 | 競馬
今年は必要以上に混戦ムードが漂う3歳クラシック戦線。
その分、推理する楽しみも増え、競馬ファンごとに独自の見解が持て
かつそのどれもが「ありえないことは無い」という誠に競馬ファン冥利に尽きる春である
(「わけわかんねー」「当たる気がしねー」という苦しみもあるが)。

というわけで、シリーズでクラシックのプレップレースを毎週振り返りつつ
クラシックの展望記事らしきものを書いてみたいと思う。ま、飽きなければだが。

○アーリントンC 阪神芝1600
・ダンツキッスイ(1着)
2ハロン目から残り1ハロンまでずっと11秒台を刻むハイラップで大逃げ。
最後はさすがに13秒2と失速したが貯金を活かしての逃げ切り。
ダンツ・藤田・アーリントンC勝ち・ロベルト系といえば
皐月賞でアグネスタキオンの2着になったダンツフレームと被るプロフィールでもあり
前へ行ける脚質、シンボリクリスエスの上昇度を考え合わせると
皐月賞で面白い存在なんじゃないかと思っていたがNZT→マイルCとマイル路線を歩むとのこと。
母父タイキシャトルだが近親にダービー3着のアタラクシアがおり、2000は守備範囲と考えられる。

・ポルトフィーノ(8着)
逃げない競馬をしたらあっさり惨敗。
父クロフネで追って味のあるタイプではないということだろう。
楽に先手を取れると言う事も含めて、もう少し長めの距離を
のびのびと走る競馬があっているのかもしれない。
また(母系の)血統的にも本格化は秋以降のような気がする。


○すみれS 阪神芝2200
・キングスエンブレム(1着)
これで【2.1.2.0】と堅実な成績。
これまで対戦してきた相手と比べると楽だった今回のメンバーでは順当勝ちか。
ただ2000で勝ちきれず、2200で勝ちあがりという事で、非根幹距離馬な疑惑も。
前につけられる脚質もあり安定感はあるが、大成するならやはり血統的にもダート路線と思う。


○チューリップ賞 阪神芝1600
・エアパスカル(1着)
前走惨敗はダート替わりが原因の模様。
今回は展開と前残り傾向の馬場、使ってきた強みがあったのも確か。
一応本番でも注意は必要(「外回りの藤岡兄」も考慮して)だが本命打てるほどの感じではない。

・トールポピー(2着)
休み明けのここもキッチリと2着に入り、さすが2歳女王と言った感じ。
内枠からのスタートで、阪神JFより前目での競馬をしての2着。
休み明けだった事を考慮すれば十分の内容だろう。
「なんだかんだで牝馬路線は2歳の時の序列が変わりにくい」
という過去の傾向からも桜花賞までなら信頼しても良いのではなかろうか。

・オディール(3着)
道中はかなり後ろからの競馬。それでメンバー最速の上がり3ハロン33秒5の末脚で3着。
ただ新装の阪神マイルでデピュティミニスター系は不振で本番で着順を上げるかは疑問。
以前のように先行しても、今回のように追い込んでも、結局ゴール時点では
今回同様、前に何頭か馬がいるような状態になっている気がする。


○弥生賞 中山芝2000
・マイネルチャールズ(1着)
昨年末の段階から「皐月賞はこの馬」と言ってきた身としては
今回勝ってしまって、皐月賞で馬券的妙味が無くなってしまったのは誤算。
ただ逆にこの馬の中山2000への適性の高さを証明したこととなり
本番での(私の中での)信頼度は増したといってよい。
また鞍上松岡が「本番では前で競馬するつもりなのでその予行演習をした」
と語っていたことも、皐月賞のレースの性質をよく理解していることの裏付けと取れた。
一方で松岡がそういう正しい認識を持っていることがわかったのは良いが
「そういうことは黙っていた方が良いんじゃないの」という気も。
わざわざ手の内を相手陣営に明かす必要はなく、むしろ本番で不利な状況に追い込まれる危険性を高めるだけである。
特に勝ち馬候補と目される馬の場合、他の騎手(特にうまい騎手)は
「相手に100%の力を出させないことで自分の勝つ確率を高める。」
というようなある意味「イヤラシイ」乗り方をするものである。
例えばアンカツとか武豊とか武豊とか武豊とか。
それでも脚質に自在性はあるし、混戦で見せる類稀なる勝負根性も持っている。
ブライアンズタイム産駒の皐月賞での好成績ぶりは予想でも書いた通りであり、
皐月賞の連軸候補という意味では最適だろう。

・ブラックシェル(2着)
やはりこの馬の場合、早い脚を使える時間が短く、長い直線で長くいい脚を要求されるコースよりは
短い直線で一瞬の切れ味を活かせるコースの方が向くのだろう。
ただ同じコースでもスローになりやすい(そして今年もスローだった)弥生賞と異なり
本番の皐月賞ではペースが速くなり、ある程度長くいい脚を使うことを要求される。
馬券になるとしたら2年前のドリームパスポートのように内で溜めて
最後の直線だけにかけるような乗り方をしたときか(外外を回して勝つのは
長くいい脚を使える馬でも皐月賞ではつらい)。
母父トニービンの馬が2年連続で連対中という面からも、
母父父にトニービンを持つ同馬には若干留意する必要はある。

・タケミカヅチ(3着)
未だにゴールドアリュール産駒についてはつかみ切れていないので
この馬の3着についても
「これがいっぱいいっぱいだよね。」という3着なのか、
「これだけ走れれは次走もチャンスだね」という3着なのかがわからない。
ただ前目で競馬した今回、前にいたマイネルを交わせず、
後ろから来たブラックシェルに差されており、今回と同じ競馬で勝つところまで行くのは厳しいし
かといってこれまでのような直線一気の競馬は皐月賞では「やってはいけない戦法」
ということを考え合わせると、皐月賞では来ても3着くらいか。
ただ皐月で後方から競馬をしてそこそこまで差して来た場合、
ダービーでは着順を上げてきそうなので、皐月のレース内容は注視する必要がある。

・キャプテントゥーレ(4着)
3,4コーナーの中間でポジションを上げていって最後は4着。
2000は守備範囲内だろうがやはりベストではない印象。
母父トニービンという血統面からの後押しはあるが、それでも3着候補か。

・スズジュピター(6着)
タニノギムレット産駒苦手の中山で、休み明けということを考えればこの着順は順当。
祖母ビーバップが千四~マイルが守備範囲の馬だったこと、
デビューから新潟千四で2連勝していることからも、皐月、ダービーよりは
断然マイルカップに適性があるように思われる。
程よく人気を落としてもらうため&ロベルト得意の叩き3走目がマイルカップになるため
この後はNZTか皐月賞を挟んでマイルカップへ向かっていただきたい。
上記ローテでマイルカップに出てくれば◎候補一番手。

・アインラクス(7着)
イマイチこの馬の強さ、すごさが分かっていないのだが、
同じくダンス×ミスプロ系のザッツザプレンティと
同じようなイメージの馬と現状ではとらえている。
なので皐月よりもダービー、ダービーよりも菊花賞と考えており
春のクラシックではがんばってダービー3着?

・ベンチャーナイン(9着)
本番で人気ガタ落ちなら、
「中山芝2000重賞で連対実績がある」
という一点だけの理由でヒモにおさえるかもしれないが、
脚質的には皐月賞で狙える脚質ではないし、実力にも疑問符。

・ホッカイカンティ(10着)
今回ははやめにマイネルチャールズに来られたことで失速したが
次走さらに人気が落ちて、全くのノーマークの逃げが打てるなら
パラダイスクリーク産駒は中山芝2000と好相性なので多少のチャンスはあるかもしれない。

・オリエンタルロック(11着)
休み明けとはいえ負けすぎ。脚質的にも狙いは立てづらい。

・フサイチアソート(12着)
「皐月賞よりも軽い性質が求められる弥生賞で勝ってもらって、本番で人気背負って飛んでもらう。」
という予定だったので、ここでの結果に関わらず皐月では買わない予定だったし
いくら休み明けだったり、不利があったりでも負けすぎ。



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春の仁川でばんえい競馬

2008年03月10日 | 競馬
事務、アルバイト両氏と仁川。
そんなに早い時間帯でもないのに、着いたら
「まだまだお席ございます」
とJRA職員が呼び込みするくらい、指定席が余っていたので奮発して2000円のB指定席へ。

指定席エリアは無線LANが使用できるので
早速ネットに接続してオッズパークへ。
ばんえい競馬の馬券を仕込みつつ、阪神の馬券検討&観戦。
本当は阪神の馬券も中山、中京と同じく朝一一括投票して
ほとんど手ぶらのkynthia式で行こうと思っていたんだが
土曜日の競馬がボロボロで
「3場分の馬券買えるほどPATに残金がない状態」
になってしまっていたため、阪神だけは現金購入。

ところがこの「JRA見ながらばんえい投票中」に悲劇が。
レースを見ながら投票した帯広9Rが、実は帯広2Rで無駄に1レース買っちゃうという
よくあるような買い間違い。しかもまぐれ当たりもせず。

馬券成績の方はアルバイト氏が万馬券2本を含む快勝で、後の二人(含む私)が惨敗。

そんな中で私のハイライトは中山9R。
「当日阪神競馬場で購入した3連単の的中馬券を持ってきた先着30名に名馬ポスタープレゼント」
というキャンペーンの「メイショウサムソン@石橋さん」のポスター狙いで
現金購入していた3連単が的中。
喜んで引き換え場所の総合インフォメーションに行くと長机の上に10種類の名馬ポスター。
その前に10名ほどの中山9R3連単的中者の列(中京9Rは700万馬券だったからたぶんいないはず)。
「まあ、どうせみんなディープインパクトとかウオッカを選ぶんだろう。」
と思っていると、ほどなくして確定。
ひとりひとり、列の先頭からJRA職員に馬券を提示してポスターを指名してゆく。
「ウオッカで。」「ディープください。」
など予想通りの展開。しかし
「シーザリオを。」
(むむっ、なかなか通だな。さては海外競馬好きか?ちなみに私は07年英国クラシックアンティポストの大優勝者だぞ。)
「タップダンスシチーで」
(なぜ、このラインナップでタップダンスシチーを選ぶんだ。さてはシチーの会員か佐藤哲三の親戚だな。)
と、意外にディープ、ウオッカに人気が集中しない。
「ひょっとしたらメイショウサムソン@石橋さんも取られるかも…」
と不安になったとき、おじさんが無言のままメイショウサムソンのポスターに手をかけるではないか。
なんとあと5人ほど残った状態でメイショウサムソンポスターが持っていかれてしまった。
しかもよく見ると各ポスターには枚数にばらつきがあり
メイショウサムソンのポスターはあと1枚しかない。

「万が一誰かがメイショウサムソンのポスターを持って行ってしまったら
私は特に愛着もない馬たちの中から1枚を選ばなくてはならなくなる。
そうなったらわざわざ3連単を買った意味など無くなるではないか。
だれかが取ったらいっそのこと引き止めて懇願してみるか?」
などと考えつつ、私の前に並んでいる人たちに
「メイショウサムソンのポスターをとるな~」
と念を送る。
その念が通じたのかはわからないが、誰もメイショウサムソンを取らないまま私の番になった。
的中馬券をJRA職員に提示し「メイショウサムソンのポスターをください。」
と明確に伝える私。よっぽど
「なんとか豊とかいう人が乗っているメイショウサムソンではなく
デビュー前から調教もつけ、瀬戸口厩舎と一緒になって育て上げた石橋守騎手が乗って
日本ダービーを制した時の写真が使われたメイショウサムソンのポスターをください。」
と伝えてやろうかと思ったが、目の前にいるのはJRA職員であり
松なんとかオーナーや高なんとか調教師ではないのでそこまで厭味たっぷりに言うことは自粛した。

ここでメイショウサムソンのポスターはなくなってしまった。
後ろの方々には申し訳ないが、石橋さんに強い思い入れを持つ者として
このポスターだけはぜったに譲れないのだ。
それにポスターが残り1枚になった後、どれだけ私がドキドキしたか。
正確にはわからないが、たぶん寿命が3年8カ月5日13時間9分51秒は縮まったはずだ。

だが私が部屋を出ようとすると、JRA職員の一人が言った。


「メイショウサムソンのポスター持ってきますね。」




「はぁぁぁ?」



なんと机の上に用意されていたポスターが全てではなく、
バックヤードに予備のポスターが置いてあったのだ。
だったら私のドキドキはどうなるんだ。
縮まった3年8カ月5日13時間9分51秒(推定)の寿命と私の無駄なドキドキを返してもらいたい。
しかも部屋を出て配当を確認したら3180円で420円ガミっていたじゃないか。

ま、ポスターをゲットできた満足度を換算すれば大プラスだけど。


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