東京大賞典 2010

いきなり印から。

◎シルクメビウス
○ワンダーアキュート
▲フリオーソ
△スマートファルコン
注アドマイヤスバル
☆スーパーパワー
×ボンネビルレコード、ゴルトブリッツ


シルクメビウスはここ2戦勝ち切れていないがJBCクラシックは極度の前残り馬場、前走JCDは前が残る流れで大外を回さざるを得なかったロスが敗因。今回は大井を知り尽くしたウッチーに鞍上が交代し、変わり身を期待できる。また展開的にも今度はフリオーソもスマートファルコンを楽に行かせることは無いだろうし、前に行きたい口が揃っている点が味方しそう。

ワンダーアキュートは配当的には美味しい存在だが、勝ってきた相手を見るとOPからG3レベルの馬がほとんどで強い相手になると勝ち切れていないという実績面が気になるため2番手。

フリオーソは前走スマートファルコンにちぎられたとはいえ、安定感は抜群。逆転まで。

スマートファルコンに関して2000以上になると信頼度が薄れると思っているので、JBCクラシックから200の延長で浦和記念でも危ないと思ったが力が違い過ぎた。ただ今回はJBCクラシック並みのメンツになって、前へ行きそうな馬も多く、人気面からもそう簡単に活かせてもらえるとは思えず4番手評価。

兵庫ゴールドトロフィー 2010

基本的に中央馬が強くて馬券的に高配当は期待できないレース。

◎トーセンブライト
○アルドラゴン
▲スーニ
△ファイングレイン
注ポートジェネラル
☆イイデケンシン
×ラブミーチャン


休み明けから3走目でダート1400とほぼベストに近い条件で出走できるトーセンブライトを本命に。
対抗アルドラゴンは2年前に56キロ背負って2着になったレースで今回は54キロで出走できる。ズブさが出てきているのがどうかだがその分軽量になっており相殺できないものか。
スーニはトップハンデの59キロだが、勝つ時は斤量関係なく来る馬なので。

面白味のない予想で申し訳ない。

有馬記念 2010

◆過去10年の傾向
・外国人騎手【4-1-1-13】21.1% 26.3% 31.6% 133-81
・４歳【7-1-1-18】25.9% 29.6% 33.3% 294-93
・内枠有利
　馬番1-6【5-5-8-42】8.3% 16.7% 30.0% 110-139
　馬番2桁【3-2-2-48】5.5% 9.1% 12.7% 40-73
・ダンスインザダーク産駒【0- 0- 0-12】
・ロベルト系の馬は過去7勝しているがそのうち5勝はその時点でG1勝ちのある3歳馬で、残る2勝は3歳時に有馬記念を勝った馬が4歳で連覇したもの。
・中山の非根幹距離（1800、2200、2500）重賞連対実績がある馬に注意
・前走G1以外に出走していた馬は【0-1-1-38】0.0% 2.5% 5.0% 0-43。馬券になったのはいずれも02年の馬で、ともに「G1初挑戦」「中山芝2500の重賞で連対経験あり」という共通点が
・3歳馬で馬券になるのはG1連対実績馬のみ。
・菊花賞→ジャパンカップと使ってきた3歳馬は【0-0-0-10】
・前走菊花賞で馬券になったのは菊花賞で差す競馬をして上がり2位以内だった馬。
・前走JCで上がり3位以内【5-2-0-12】26.3% 36.8% 36.8% 129-166

ご存じのとおりローズキングダムが回避したわけだが、もし出走していたら「菊→JC」の傾向から消す予定だっただけに馬券作戦への影響はけっこう大きかった。JRAの興行的な側面からもダメージは大きいだろうな、と想像。
まぁこのローテの傾向は来年以降も使えるだろうからしっかり覚えておきたい。

てなわけで15頭の全頭チェック。


ヴィクトワールピサ
前走は先行して3着。JC組だが菊経由のローテではない3歳馬。外国人騎手騎乗で枠も良いのだが気になる点は距離。この枠なら埒沿い通って距離をごまかしごまかし乗ることもできるだろうが、それでも勝ち切るかどうかの所ではあまり強く推せない。使える脚が短く、直線が短くなるのはプラスだし上位には推すんだが。

ネヴァブション
おそらく今回のメンバーでトップクラスの「中山非根幹距離適性」の持ち主であろう。G1初挑戦ではないが中山芝2500重賞で連対があるので、前走非G1の傾向もギリギリクリアと言って良い。昨年は外枠を引いていい所が無かったが、今年は見事に内枠を引き当てており埒沿いするする通って大波乱を演出していただきたい。

フォゲッタブル
ダンスインザダーク産駒という点、前走非G1という点から消したいのだが、鞍上岩田で内枠というのが非常に気になる。まあ岩田が内枠で突っ込んでくるのは一瞬の加速力、ギアが瞬間的にトップに入る馬の場合が多いからこの馬はそういう競馬はできないと思うので中心視はしないが、人気もだいぶ落ちており3連系のヒモ程度にはフォロー。

トーセンジョーダン
前走非G1だが、これがG1初挑戦という点、中山芝2500重賞は連対していないが東京芝2500重賞は連対している、というあたりで一応セーフかなと（過去傾向的には）。内枠引いたことだし小ずるく立ち回れば馬券圏内の可能性も十分。

ルーラーシップ
前走非G1でかつG1出走歴があり、中山芝2500重賞連対歴が無いので過去傾向的にアウト。この馬の適性自体から2500という距離も若干長い気がする。

ブエナビスタ
過去の傾向からマイナスとなる面も見出せないし、これまでの成績からも非の打ちどころはない（少なくとも馬券になるかならないかの部分では）。もちろん紛れのあるコースだし、近2走のように後ろから行く競馬だと差し損ねの可能性は大いにあるが、古馬になってからはコース形態に合わせて自在に競馬のスタイルを変えることができているし大きく崩れることはないだろう。ただし、溜めなかった場合勝ち切れていないという事実も存在しているわけで、頭で来るかどうかの点に関しては喧嘩を売る余地は大いにあると思う。

メイショウベルーガ
京都の下り坂を利用して加速してからの追い込みが武器なので小回りかつ下り加速できないこのコースは向かない。

ダノンシャンティ
基本能力の高さは認めるものの、さすがにこのローテーションはきついだろう。この馬には近年にない「強いマイルの専門職」になってほしいのでここは負けて来年マイル路線の看板となっていただきたい。

エイシンフラッシュ
前走JCは菊花賞をアクシデントで回避した影響が少なからずあっただろう。ダービーを勝っているものの血統やそれまでの走りからは溜めての瞬発力勝負よりも持続的な脚を使うような流れの方が向くタイプだと思うのでこのコースは合うはず。ローテーション的にも秋2走（G1は1走）と有力馬の中では余裕のあるローテーションで、余力もあるだろう。前に行くなら展開利も見込めそうで、中心視したい一頭。

トゥザグローリー
前走非G1でかつG1出走歴があり、中山芝2500重賞連対歴が無いので過去傾向的にアウト。この馬の適性自体から2500という距離も若干長い気がする。以上、ルーラーシップの所を完コピしました。

ドリームジャーニー
昨年の勝ち馬で中山非根幹距離を得意とする1頭。前走は非G1だが前年の勝ち馬＝中山芝2500重賞での連対経験あり、ということなので買える。臨戦過程から昨年以上とは言えないだけに、もうちょっと人気を落としてくれた方が馬券的には買いやすいがかと言って消す材料もなくそれなりの評価をすることは必要。

オウケンブルースリ
脚質的にしんどいとは思うが過去傾向からはマイナス材料はなく、この秋もアクシデントで天秋スキップしたことでローテーションには余裕がある。京都か東京がベストだと思うので、中山はどうかだが、確固たる逃げ馬不在のメンバー構成で鞍上がテン乗りでノリ様というのは「まさかの突如逃げ」という線も捨てきれず、新味をみせる可能性もある。

ペルーサ
「今度はちゃんと出る」と言われ続けているような気がするのは私だけではないはず。外枠は元々不利であり、この枠で出遅れたらその時点で終了なんだから中心視はしづらい。ヒモまで。

レッドディザイア
遠征がえりで、かつ鼻出血の前歴がある。外枠引いたのも不利なんだが今回は久々に鞍上が四位に戻り、人気も相当落ちているからヒモに入れておけばそれなりに楽しめるんではなかろうか。

ジャミール
前走非G1でG1出走歴がある。微妙なのが中山芝2500の重賞連対はないが条件戦勝ちはあるという所。長い直線よりはコーナーコーナーで上がっていく競馬をするのが向くタイプっぽいのでコース適性はありそうだが、いかんせん枠が残念な感じ。ヒモまで。


◎エイシンフラッシュ
○ブエナビスタ
▲ネヴァブション
△ドリームジャーニー
注ヴィクトワールピサ
☆オウケンブルースリ


強いと言われる3歳世代のダービー馬を本命。前走はアクシデント明けの一戦だったことを考えれば叩いて変わって来れるだろう。
ブエナビスタは大きく崩れないだろうが2着づけ、3着づけで狙った方が吉、と思う。
ネヴァブションはミエミエすぎる穴馬だが、これだけ人気していないなら素直にミエミエに乗っかってもよかろう。

MPOG10-11 12/25.26

先週の結果

12月18日(土)
中6 新馬 ダ1800 ロッサーノ 牡2 松岡 社長　11着　0p
阪9 猪名川特1000 芝2000 シャガール 牡3 横山典 ビッグイヤー　1着　1480p
阪11 阪神カッG2 芝1400 ゴールスキー 牡3 福永 事務　5着　700p

12月19日(日)
中6 新馬 芝1600 サトノデートナ 牡2 内田 kynthia　2着　280p
中7 500万下 ダ1800 ギンザアキレス 牡2 柴田善 社長　14着　0p
中11 フューチG1 芝1600 リフトザウイングス 牡2 ルメール firstroad　5着　700p
中11 フューチG1 芝1600 リベルタス 牡2 福永 事務　3着　1800p
阪1 未勝利 ダ1800 エルヴィスバローズ 牡2 岩田 事務　3着　130p
阪3 未勝利 芝2000 カーマイン 牡2 川田 kynthia　1着　500p
小3 未勝利 芝1800 マイネマグノリア 牝2 黛 社長　11着　0p


今週の予定

12月25日(土)
中6 500万下 ダ1200 ギンザアキレス 牡2 田中勝 社長
阪3 未勝利 芝1600 ザルグーン 牡2 スミヨン T氏
阪5 未勝利 芝1800 アドマイヤカーリン 牡2 安藤勝 バース
阪5 未勝利 芝1800 ソルデマーヨ 牡2 ルメール バース
阪5 未勝利 芝1800 ウインルキア 牝2 四位 経理
阪7 新馬 芝1600 グルヴェイグ 牝2 ルメール ビッグイヤー
阪11 ラジオNIG3 芝2000 レッドセインツ 牡2 四位 事務

12月26日(日)
中2 未勝利 ダ1800 サトノオーランド 牡2 後藤 kynthia
中10 有馬記念G1 芝2500 ヴィクトワールピサ 牡3 デムーロ ビッグイヤー
中10 有馬記念G1 芝2500 フォゲッタブル 牡4 岩田 ビッグイヤー
中10 有馬記念G1 芝2500 ブエナビスタ 牝4 スミヨン バース
中10 有馬記念G1 芝2500 トゥザグローリー 牡3 ウィリア kynthia
中10 有馬記念G1 芝2500 ペルーサ 牡3 安藤勝 バース
阪6 新馬 芝2000 エゾフジ 牡2 安部 社長
阪7 500万下 芝1600 サトノオー 牡2 川田 T氏
阪7 500万下 芝1600 ヴィジャイ 牡2 吉田稔 ビッグイヤー


最終週出走し過ぎ(笑)。
しかも有馬記念5頭出しとか。

ランキングはこちら

名古屋グランプリ 2010

◆過去8回の傾向
・マニアック血統注意(特に母父)
・地元馬は前走が「JRA」「交流重賞」のいずれかか「東海菊花賞」で連対していた馬
・前走着外からの連対はJCD。例外は東海菊花賞連対のブラウンシャトレーと前走芝のボランタス

これに加えて、前走JCD組が有力という事も言え、特に阪神開催となった近2年の頭レース連対馬は全て前走JCDとなっている。
じゃあ今年の場合は誰なんだ、とメンバーをみてみるとマカニビスティー1頭しかいない。複数頭数いない時点で数的に不利な上、今年の3歳ダート路線はあまりレベルが高くない、という立場に立っているのであまりプッシュはできない。


◎シビルウォー
○マイネルアワグラス
▲マルカハンニバル
△マカニビスティー
注ワンダースピード
☆クラキンコ


本命のシビルウォーは追込み脚質ではあるが、このメンバーでこの距離であれば、中団につけるか、早めにまくるかの競馬ができそう。毎回上りはメンバー中上位のものを使っているだけに相手弱化で浮上可能。

マイネルアワグラスは昨年のこのレース3着馬。ツメ甘だが堅実で59キロだった前走の内容をみるとここなら十分やれる。

中央勢が物足りないメンバーだけに地方勢からもピックアップ。筆頭は前走で東海菊花賞2着のマルカハンニバル。JRA時代は芝の長めの所を先行する競馬をしていた馬で、愛知に移籍後はダート使われて【3-3-0-0】。メンバー的に楽に先行できそうだし、一発の可能性は秘めている。

クラキンコは「軽量活かして頑張ってくれたらいいね」というのが正直な所。

朝日杯フューチュリティS 2010

過去10年の結果
・馬番2桁【1-4-3-59】1.5% 7.5% 11.9% 4-26。馬券になっているのは重賞連対経験馬のみ。
・前走3着以下【3-1-1-42】6.4% 8.5% 10.6% 38-42。馬券になった5頭は全て前走重賞。ちなみに掲示板外から巻き返したのはスターエルドラードの3着のみ。
・前走4番人気以下【0-2-1-54】0.0% 3.5% 5.3% 0-25。馬券になった3頭は前走重賞で逃げor先行して馬券になっていた馬。
・前走重賞1番人気【6-2-3-9】30.0% 40.0% 55.0% 168-96
・前走500万下出走馬【0-1-1-38】0.0% 2.5% 5.0% 0-15。馬券になった2頭は2走前に重賞使って掲示板。
・前走OP特別【2-0-2-25】6.9% 6.9% 13.8% 80-35。馬券になったのはマイル以上のレースで1着だった馬のみ。
・前走1200【0.0.0.19】
・前走差し追い込み馬【3-5-7-64】3.8% 10.1% 19.0% 22-40。このうち馬券になった15頭はOP特別1着か重賞で3着以内の実績あり。


結構消えてくれる馬が多くて、厳密に適用したら残るのはブラウンワイルド、リアルインパクト、リフトザウイングス、サダムパテックの4頭。あとは「前走4番人気組」の中から重賞で「逃げor先行」「馬券になっていた」のどっちかをクリアしている馬をおまけで拾ってオースミイージー、マイネルラクリマ、グランプリボス、アドマイヤサガスの4頭を追加して以下のような印。

◎サダムパテック
○ブラウンワイルド
▲マイネルラクリマ
△リアルインパクト
注リフトザウイングス
☆グランプリボス
×オースミイージー、アドマイヤサガス

前走重賞1番人気馬はサダムパテックしかいないので素直にここから。ただ絶対に1着で来るかと言われたらそこまでの自信は無い。前走みたいな競馬されたら2，3着に刺し損ねるシーンは十分考えられる。

対抗は穴っぽいブラウンワイルド。前走は良い所無しだったが、差して瞬発力勝負というタイプではないし、休み明けでプラス体重でもあった。

単穴はマイネルラクリマ。同じくマイネルで同じ父のマイネルレコルトが勝っているレースだし、人気無いし内枠引いたのは○。


オマケ：愛知杯
◎ムードインディゴ

年1回馬券になる馬で、内枠得意。

MPOG10-11 12/18.19

・先週の予定

12月11日(土)
阪1 未勝利 ダ1800 グランス 牝2 安藤勝 経理　1着　500p
阪4 未勝利 芝1800 ウインルキア 牝2 後藤 経理　5着　50p
小11 中日新聞ＨG3 芝2000 トゥザグローリー 牡3 デムーロ kynthia　1着　4100p

12月12日(日)
中3 未勝利 芝1600 エアジョイント 牡2 吉田稔 T氏　5着　50p
阪9 エリカ賞500 芝2000 アドマイヤセプター 牝2 後藤 firstroad　7着　0p
阪9 エリカ賞500 芝2000 ヴィクトリースター 牡2 松岡 ビッグイヤー　5着　100p
阪11 阪神ジュG1 芝1600 アヴェンチュラ 牝2 和田 バース　4着　980p
阪11 阪神ジュG1 芝1600 レーヴディソール 牝2 福永 事務　1着　6500p
小3 未勝利 芝2000 ザルグーン 牡2 中舘 T氏　3着　130p


・今週の予定

12月18日(土)
中6 新馬 ダ1800 ロッサーノ 牡2 松岡 社長
阪9 猪名川特1000 芝2000 シャガール 牡3 横山典 ビッグイヤー
阪11 阪神カッG2 芝1400 ゴールスキー 牡3 福永 事務

12月19日(日)
中6 新馬 芝1600 サトノデートナ 牡2 内田 kynthia
中7 500万下 ダ1800 ギンザアキレス 牡2 柴田善 社長
中11 フューチG1 芝1600 リフトザウイングス 牡2 ルメール firstroad
中11 フューチG1 芝1600 リベルタス 牡2 福永 事務
阪1 未勝利 ダ1800 エルヴィスバローズ 牡2 岩田 事務
阪3 未勝利 芝2000 カーマイン 牡2 川田 kynthia
小3 未勝利 芝1800 マイネマグノリア 牝2 黛 社長


先週はレーヴディソールが阪神JF勝ち。
オーナーランキング争いの火はまだ消えないか。


ランキングはこちら

全日本2歳優駿 2010

2歳のレースという事で地方勢の食いこみが十分ありえるレース。
過去傾向から
前走3着以下から巻き返したのは前走芝か、交流重賞連対実績があった馬。
ということでこの条件でふるいにかけて残った馬全部に印を打った。

◎リアライズノユメ
○カネマサコンコルド
▲キスミープリンス
△ビッグロマンス
注ガムラン
☆ドラゴンウィスカー
×リョウウン、オヤシオ、トウショウクラウン

一応過去好相性の兵庫ジュニアグランプリ勝ち馬のリアライズノユメを。
相手は交流重賞連対馬、南関重賞勝ち馬を上位に。

馬券は
馬単 3<>4.5.9.11.13
3連複 3-4.5.13-2.4.5.8.9.10.11.13

阪神ジュベナイルフィリーズ 2010

2歳G1は例年同様、全頭チェックは無し。

で、過去傾向から導き出される「来ない馬」データを持ち出して、今年の出走馬をふるいにかけてみる。

・過去5年の結果から阪神JFで馬券にならない馬。
1.4着以下の経験があった馬
2.「1600以上の勝ち鞍」「ファンタジーS連対」のいずれも満たさない馬
※ただし重賞連対経験馬は例外となる場合がある。（過去5年ではアニメイトバイオが例外に）

今年の出走馬を当てはめると消える馬は
1.オースミマイカ、クリアンサス、タガノラヴキセキ、ツルマルワンピース、トツゼンノハピネス、ハピシン、ピュアオパール、マイネイサベル、マリアビスティー、ライステラス
※マイネイサベルは重賞連対経験ありなので例外対象

2.オースミマイカ、クリアンサス、タガノラヴキセキ、ツルマルワンピース、トツゼンノハピネス、ハピシン、ピュアオパール、フォーエバーマーク、ライステラス


で残ったのは
アヴェンチュラ
グルーヴィクイーン
ダンスファンタジア
ホエールキャプチャ
マイネイサベル
マルモセーラ
リトルダーリン
レーヴディソール
の8頭。このうち「例外」として繰り上がってきたマイネイザベルはヒモまでとして、ここからどうしぼるか。

面白いデータとしては過去5年、1戦1勝馬は
【0-2-2-4】0.0% 25.0% 50.0% 0-216
と勝ちこそないものの複穴を提供する存在となっている。
これが過去10年だと
【0-3-2-11】0.0% 18.8% 31.3% 0-177
だから1戦1勝馬が活躍するのは特に最近の傾向だと言える。
実際過去5年では2頭1戦1勝馬が出走してきた年は必ず片方は馬券に絡んでいる。
もうひとつ、馬場改修後の阪神JFの勝ち馬は全て1800のレースを使った経験があった、という共通点がある。確かにこの4年の勝ち馬は全て翌年東京2400のG1を勝っているわけで、そこから逆に考えると「距離延びても良さそうと考えられそうな馬」をここで勝ち馬に選ぶのは正しいような気がする。

これらを勘案して印をつけると
◎アヴェンチュラ
○グルーヴィクイーン
▲リトルダーリン
△レーヴディソール
注ダンスファンタジア
☆ホエールキャプチャ
×マイネイサベル、マルモセーラ

アヴェンチュラに関しては、どうも状態が良くなさそう、という情報もある（キャロ公式を見てもカイ喰いが悪いとあったり、調教が軽めだったり）が、私はそういった状態面を予想にほとんど組み込まない（その手の事を見極める力が無いと自覚しているので）人であるのであえて無視して本命に。むしろその手の情報を予想に入れる人が買わない分オイシイということになる。
配当面の伸びを期待して1戦1勝馬を2，3番手に。

MPOG10-11 12/11.12

・先週の予定

12月4日（土）
中11 ステイヤG2 芝3600 フォゲッタブル 牡4 デムーロ ビッグイヤー　5着　640P
阪3 未勝利 芝1800 マイネマグノリア 牝2 吉田稔 社長　7着　0P

12月5日（日）
阪4 未勝利 芝2000 ソルデマーヨ 牡2 ルメール バース　2着　200P
阪5 新馬 ダ1800 エルヴィスバローズ 牡2 デムーロ 事務　5着　70P
阪9 千両賞500 芝1600 リベルタス 牡2 ルメール 事務　1着　1000P


・今週の予定
12月11日(土)
阪1 未勝利 ダ1800 グランス 牝2 安藤勝 経理
阪4 未勝利 芝1800 ウインルキア 牝2 後藤 経理
小11 中日新聞ＨG3 芝2000 トゥザグローリー 牡3 デムーロ kynthia

12月12日(日)
中3 未勝利 芝1600 エアジョイント 牡2 吉田稔 T氏
阪9 エリカ賞500 芝2000 アドマイヤセプター 牝2 後藤 firstroad
阪9 エリカ賞500 芝2000 ヴィクトリースター 牡2 松岡 ビッグイヤー
阪11 阪神ジュG1 芝1600 アヴェンチュラ 牝2 和田 バース
阪11 阪神ジュG1 芝1600 レーヴディソール 牝2 福永 事務
小3 未勝利 芝2000 ザルグーン 牡2 中舘 T氏


ランキングはこちら